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loveYou're Beautiful❦Story it was based Korean drama "You're Beautiful" secondary creation.❧ Hope to see someday"You're Beautiful" of After that. Aliasすずらん──長い長い「物語」を続けております。貴方の癒しになれる一作品でもある事を願って。イジられキャラテギョンssi多(笑) 交差点second掲載中❦フォローしてね(^▽^) コメディ・ほのぼの路線を突っ走っています(*^▽^*)あまりシリアスは無いので、そちらがお好きな方は、『悪女』シリーズ等を気に入って頂けると嬉し。 『テギョンとミニョの子供・・・』という処からお話を始めオリキャラ満載でお届けしておりましたが、登場人物も交差し始め統一中。 長らくお付き合いいただいている方も初めましてな方もお好きな記事・作品等教えて頂けると嬉し(^v^) ご意見ご要望はこちら★すずらん★メッセージを送ってください。BM仕様限定のごくごく一部解除しました。 尚、当ブログ内の著作権は、管理者に帰属するものであり、転載・転用は固くお断り申しあげます。また画像等の著作権・肖像権は、発行元に帰属するものでありこちらも転載・転用は、ご遠慮願います。
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砂漠の導火線13~キスへの道程~


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「切欠はねあるパーティだと思う」
思う────と称されたのは、ソルジュンがその場にはいなかったからだ。
それらはかき集められた情報の一端に過ぎず詳細は今もって判らない。
ただ一つ、二人が君の両親であることだけは間違えようのない事実だと言える。
そう聞かされた一年前。
布に包まれた黒い塊を大事そうに抱えソヨンの前に置いた。
そしてもう一つ。
中央に大きなユリの花が描かれたペンダント。
それらに見覚えのないソヨンは、当然首を傾げたが、一つは、両親の死を、もう一つは、ソヨンの出生を知らせるものだった。
「どうして!?」
当然疑問が口を突く。
「ペンダントは、シスター達が保管されていた!いずれ君が施設を出る時に渡す予定だったそうだ・・・黒い方は・・・カメラだから・・・」
薄汚れ傷だらけで拉げたレンズのカメラの中にソヨンの出生が残って残されていた。
フィルムでもデータでも写真等でもなく名前、置いてきた場所、そして迎えに行くという言葉。
それらは、紙のメモではなくカメラに直接正真正銘刻み込まれていたのだ。
「拾ったのは偶然だそうだ・・・ただ拾った人は歴史というか遺構を調べていてね」
調べれば調べるほど一族の末端に辿り着いた。
その不正に。
カメラをに辛うじて残っていたデータを現像し、そこに映っていた人物を事柄を調べあげ。
ソヨンの母はその内の一人だったと知ったという。
「不正に関わっていた訳じゃなくてね・・・むしろ止めようとして・・・ただ女性だった」から・・・」
女性とは女とは不遇の生き物である。
才能も知恵もあっても守られるものという理の中でチャンスをものにできない生き物。
恋をしてもそれが叶うとも叶わないとも他人に左右されまして一族にあっては、自由などというものとは縁遠く親に言われたままを生きて。
そう話してくれたのはもう一人。
ソルジュンと共に現れたもう一人の人物だった。
その人の素性はソルジュンが必要最低限の事だけをソヨンに教えていた。
異国の遠い異国の王子様。
そう言えるのはその人の周りに尋常でない人々が傅いていたからでもありその人々の誰からも遠慮がちに扱われるその人は、命令をすることを厭いもせず当たり前と振舞っていたから。
それがそうでないことを知ったのは、ソヨンの通訳の合間に答えたたった一言。
異国の言葉ではないこの国のここの言葉で答えたその一言が、その人の抱えているものを教えてくれていた。
「君の父親は、プロジェクトに同行していたカメラマンだったんだよ・・・この国とあの国を繋ぐために用意された記録係とでもいうべきかな・・・多分現地で彼女と恋に落ちて君を授かったんだろうけど・・・」
ソヨンがこの国で育った理由。
この国に捨てられた理由。
それらは、全て一族の末端による陰謀が絡んでいたと。
「当時治水工事という公共事業に他国を巻き込んで始めたのは彼女の祖父でね・・・利権が絡んでいたからそれに託けて力を付けた人々もいた」
政は綺麗ごとでは収まらない。
収まらないがその綺麗ごとを理想とするのが政だ。
「ここからも推測でしかないけど君の出生記録は、この国で受理されている・・・ということは生まれたのはこの国ということになってる・・・から・・・彼の渡航記録を見る限り君の記録は無いんだつまり・・・」
つまりソヨンは、逃がされたということなのだろう。
陰謀というものの詳細は明かせないとソルジュンは、苦い顔をしてただそれを調べている最たる人物、ソヨンが紹介された相手は生まれた頃の話にも関わらずそれらを全て知っていて閉鎖的な空間に理想を改革を起こそうとしているのだと教えてくれたのだった。







メッセ・DMくれた皆様順次お返事しております。遅くなってしまった方にはミアネ(+_+)
リンへのリクもありがとう(^^♪掘り起こしだけど近いうちに一本UPする予定です。
また楽しんで頂けますよう頑張ります。
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