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loveYou're Beautiful❦Story it was based Korean drama "You're Beautiful" secondary creation.❧ Hope to see someday"You're Beautiful" of After that. Aliasすずらん──長い長い「物語」を続けております。貴方の癒しになれる一作品でもある事を願って。イジられキャラテギョンssi多(笑) 交差点second掲載中❦フォローしてね(^▽^) コメディ・ほのぼの路線を突っ走っています(*^▽^*)あまりシリアスは無いので、そちらがお好きな方は、『悪女』シリーズ等を気に入って頂けると嬉し。 『テギョンとミニョの子供・・・』という処からお話を始めオリキャラ満載でお届けしておりましたが、登場人物も交差し始め統一中。 長らくお付き合いいただいている方も初めましてな方もお好きな記事・作品等教えて頂けると嬉し(^v^) ご意見ご要望はこちら★すずらん★メッセージを送ってください。BM仕様限定のごくごく一部解除しました。 尚、当ブログ内の著作権は、管理者に帰属するものであり、転載・転用は固くお断り申しあげます。また画像等の著作権・肖像権は、発行元に帰属するものでありこちらも転載・転用は、ご遠慮願います。
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月と星の交差点─thirdstage─dance with waltz─(24)


★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★


激しく上下する肩で吐き出すのみの呼吸を口を結んで腹まで引き込んだミナムは、頭に乗せられた水滴たっぷりのボトルを開けていた。
「流石に疲れたな」
同じように息を整えてはいてもミナムよりは格段に涼しい顔をしたジュノが隣で腰を下ろしている。
「っざけんな、った、本気でやりやがっ俺っは、久しぶりだって言ってんのに聴きもしねーと、アクマだろっ!!」
「あー、んーなのミナムに言われたくねーわ、天使の顔みせて悪行してんじゃん」
「俺っがっいっつ」
「奸譎そうな年上誑かしてんじゃん」
汗を拭ったタオルを引っ被ったミナムも腰を下ろし隙間から覗いた。
「ヘイの事言ってんのか!?」
「あれ化け猫だろ!?お前爪立てられると容赦なく折りたいもんなぁ」
「お前に言われたくねーっての!」
「オンナの好みは変わらねーのな」
「たまたまだよ!キレイナオネーサンならお前だって大っ好きだろっ!」
「あー・・・・・・キレイナオネーサン・・・」
泥ついた言葉と遠くを見る視線がミナムの興味を掻き立てる。
「誰想像してんだよ・・・」
「・・・超スーパーモデル並みの女」
「そこはスーパーモデルじゃねーのかよっ」
「いっやー生活全てが壮絶過ぎて形容し難い女なんだよなぁ」
どこかで聞いたかもと考え込んだミナムもざらつく言葉を発した。
「あー・・・・・・俺っもひとり知ってる・・・わ」
ソヨンの背景を思い浮かべジュノの横顔の渋さを見たミナムは、頭を振っている。
「っじゃなそろそろカードの意味話せ!ミニョの写真なんて使ってくれちゃって・・・」
「あ!?あーあれ・・・なカン・シヌってお前んとこのセカンドメンバーいるだろ!?」
ペットボトルの水と一緒に呑み込んだ感情を切り替えたジュノは淡々と口にした。
「化粧品のCM誘われてるの知ってるか!?」
ミナムの顔を見つめ横に振られた首に頷いたジュノが続けている。
「そこが今ちょっと内輪で揉めそうでさぁ」
「俺達関係ねーんじゃ」
「まぁ、聞けよ・・・で、ミニョちゃんなんだけどぉ」
ボトルの口を差し向けられたミナムが押黙った。
「ファン・テギョンのバックにFグループ付いてんだろ!?ファングループの力でミニョちゃんのデビュー決まってるよな!?」
「・・・・・・そっれ確認かよ!?核心ついてくんじゃねーよ!」
「あらミナムちゃんお口軽いのね・・・っていうかお前ファンの爺様どう思う!?」
「お前も知り合いだろ!?」
「まー、俺は、家の事情ってやつで何度か・・・怖っぇー爺様なんだよな」
「ビジネスライクってやつだろ・・・俺達じゃ知りようもねぇ死線潜ってる世代だからあれくらいで当然なんじゃねーの!?」
「おっ、前軽いねー考え」
ジュノの渋面をミナムがむっつり見返した。
「あの爺さんの影響力ってもんを軽く考えすぎだっつってんだよ」
「俺、カンケーねーもん」
「ミナムちゃーん・・・ファン・テギョンとミニョちゃんが仮に一緒になったとしたらお前端っこでも縁戚になるんじゃねーのー!?」
「んっな未来わっかんねーだろっ今別れてるかもしれねーし」
「ミニョちゃんの一直線気質誰より知っててなに言ってんの!ついでに言っとくけど爺様そこまで考えてるぞ」
「んなの他人がとやかく言ったってダメになる時だっもっ」
ペットボトルを最後の一滴まで喉に落とし込んだジュノは、脇にあったペットボトルを開栓し、空きボトルをミナムに投げた。
「ねーよっ!爺様がファン親子に注いでる情ってやつ舐めんなよっ」
「預っ言者かよ・・・何でそんなに熱い訳!?」
「あー、そうだった・・・こっから本題ね」
「なげーよ」
「あーなんだっけ・・・そうそう、だからカン・シヌな!そいつにCMの話があって相手役に押されてるっていうかスポンサーの娘だけど売れないモデルで問題ありまくり」
「ヒョン使って売れようとしてるとか!?」
床に置こうとしたペットボトルを持ち替えたミナムは、ポンポン腿を叩き始め楽しそうに続けている。
「インテリジェンテ(賢い、知的)!!だから好きよ」
「んなこといっても実力のねー金光りでどうにかなっちゃう世の中じゃん」
「夢ないねーミナム、お前実力で伸し上ってんじゃん」
「お前が推薦してくれたアルバイトのお陰な」
「あの店なくなちまったんだよな・・・オルシン良い人だったなぁ」
「だー話逸れてんじゃねーよ」
組んだ両手で祈るジュノの頭に空ペットをヒットさせたミナムがクスクス笑っている。
「あーだから俺が仕事断ったらカン・シヌに白羽の矢が立てられちゃったみたいでちょっと責任感じてさぁ・・・火のないとこに煙作んのお得意だからお前にも教えとかねぇと巻き込み事故しそうなんだよな」
「意っ味わかんねーんだけど!?」
「ミニョちゃんのデビューをどういう形でどこでするかってお前も知ってんだろ!?」
「・・・お前こそ・・・そっれミニョとFグループの契約内容知ってるって事だよな・・・Fグループの人間でも限られた奴しか知らねぇ話・・・だぞおっ前・・・まさか」
ジュノの眉間にミナムの人差し指が向いた。
「「スパイ」」じゃねーし!」
寄り目でガンフィンガーを見ていたジュノがミナムの指を掴みふたり同時に声を発した。
「じゃぁ、どっかのキレイナオネーサン誑かしたんだ!あっ!あれだ企画室トップの上品なオネーサマ!?すっげぇ良い女だったぞ!年上過ぎてねーなと思ったけど!」
「あっりゃファン・ギョンセssiの奥さんだっ!オモニと年変わんねーだろっ!」
「えっまっ・・・じっていうかあの人爺ちゃんの娘!?ってユジンssiのオンマー!?」
「俺にも色々あんだ・・・聞くなよ・・・家のコト関わりたくねーけどとことん利用してやってんだからっ」
「おー頼もしくなった」
散々に驚いてスパッと切り替えたミナムを胡坐に肘を置き頬杖のジュノがジットリ眺め長い溜息を吐いておもむろに立ち上がった。
「だー、良いか!お前が話の腰折ってんだぞ!俺はさっさと話してお前にどうにかさせようと思ってんのに!イチイチつっかかってんじゃねーよ!」
「それって結局俺にイイコト話してお前はお外で高みの見物しようって腹じゃねーか!昔も今もイイトコ取りで計算ばっかしてんじゃねーよ!俺の喧嘩の7割は、お前が言いてえことだけ言って逃げたのが原因だぞ!言動軟派過ぎるから女にも勘違いされんだよっ」
上から浴びせられる拳と横から出た脚を瞬時にブロックしたミナムが、ジュノの胸倉を掴んで顔を見合わせた。
「それとこれと今カンケーねーだろっ!A.N.Jell不仲説なんてまた書かれたら俺もミニョちゃんも仕事出来なくなるんだよっ!身内にも脅されてんだから仕方ねえわっ!」
縺れて転がりながら会話を続けるふたりは、楽しそうに拳を突き出しあっている。
「な・・・んだよそれミニョ・・・の仕事!?デビューもしてねーのに!?」
「お前ミニョちゃんのデビューについての書類にサインしたんだろ!その先の事は、都度ファン・テギョンが精査するんだってな・・・でグループ内じゃあれこれ仕事のオファー作ってんぞ・・・二三年は、休み取れねえんじゃねーかってくらいスケジュール真っ黒に出来そうな期待感あるらしくて、俺は、ブランドのタイアップで契約するけど、まぁこれは半年以上先だからな」
転がりマウントを取られたミナムは、腕を固定され足を出したが届かず舌打ちをした。
「もっ、無理!マジ降参する」
ミナムの宣言で軽い運動と称された第一ラウンドが終わっていたのだった。




お久しぶりm(__)m
とはいえ先ごろ更新ペースからしたらそうでもない?(;^ω^)?
遊びに来てくれてありがとうございます(-^□^-)
コメントも読ませて頂いてます!ありがとう!
ある種の形容詞を冠される皆様からのものなので
いつも通りこの場で御礼申し上げます(≧▽≦)
嬉しいお言葉沢山こちらこそ感謝!
感謝しかないですのん
引き続きお付き合いいただけるよう
テギョミニョスキー続けるよん
スペシャルに今のA.N.Jell見たいわん(-^□^-)
またね(^_-)-☆







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