Translate

Favorite music excerpt 再生リストからchoiceコントロールから音量変更可 不可はページ再読込❦一部字幕ON&設定で日本語約可

loveYou're Beautiful❦Story it was based Korean drama "You're Beautiful" secondary creation.❧ Hope to see someday"You're Beautiful" of After that. Aliasすずらん──長い長い「物語」を続けております。貴方の癒しになれる一作品でもある事を願って。イジられキャラテギョンssi多(笑) 交差点second掲載中❦フォローしてね(^▽^) コメディ・ほのぼの路線を突っ走っています(*^▽^*)あまりシリアスは無いので、そちらがお好きな方は、『悪女』シリーズ等を気に入って頂けると嬉し。 『テギョンとミニョの子供・・・』という処からお話を始めオリキャラ満載でお届けしておりましたが、登場人物も交差し始め統一中。 長らくお付き合いいただいている方も初めましてな方もお好きな記事・作品等教えて頂けると嬉し(^v^) ご意見ご要望はこちら★すずらん★メッセージを送ってください。BM仕様限定のごくごく一部解除しました。 尚、当ブログ内の著作権は、管理者に帰属するものであり、転載・転用は固くお断り申しあげます。また画像等の著作権・肖像権は、発行元に帰属するものでありこちらも転載・転用は、ご遠慮願います。
 にほんブログ村 小説ブログへ
にほんブログ村

promenade~Rinn’sHappyday-41-

★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★


ステージ脇から裏へ、キャンピングカーの前で立ち止まったテギョンの腕の中でにらめっこ状態のリンは、口を塞ぐ手に必死の抵抗をしていた。
「アッパの意地悪っ」
「黙ってろ!今は、駄目だと言ってるだけだ」
「僕もあがりたーい」
「アレが終われば上げてやる」
「ユンギヒョンじゃなくてジュノヒョンと演りたーい」
車中から手を振っていたユンギがステップに顔を出している。
「アレ相手じゃコードが読めても無理・・・だよね、ヴォイシングが違いすぎる」
「ヴォ!?ボ!?なーにー!?」
首を傾げたリンが難しい顔をするユンギとテギョンを見比べた。
「足したり引いたり出来なけりゃ譜面が読めても無理だって事だ」
「足し算も引き算も出来るもん」
「ドミソをソドミと置いて瞬時に転回!出来るか!?」
きょとんとスしたリンは、首から倒れている。
「お前に理論説いても無駄だ・・・弾きこなしてる数が足りなすぎるんだよ」
体制を崩されたテギョンは、笑って起き上るリンのフードを引っ張った。
「アレだけになるには相当数のジャムセッションしてると思うけど、ご満悦!?」
「予想以上だろ・・・ユジンが秘匿してた理由・・・解るだろ!?」
ユンギのニンマリ顔をさらりと躱したテギョンは、片頬を釣り上げている。
「で、テギョンは、アレとセッションでもするの!?」
「俺じゃなくてそいつがお前の女とな」
下ろされたリンは、狭いステップに座るユンギの脇をむりくり通り抜けた。
「ユジンはお前のレーベルに入る気ないんだろ!俺(A.N.entertainment)に仕事の依頼してきたくらいだし、こっちで進めるぞ」
「はいはい・・・お兄様の言う事には従いますよ!俺、そっちに頭使えないから」
気怠そうにあげた手で膝を叩いたユンギは、ステージのミナの声に耳を傾けて立ち上がっている。
「納品は年内にしてよね」
「注文つけるな」
「でもやるよね!?」
「ああ、就任前には片付けてやる」
トンとふくらはぎに押し付けられたギターを手にしたユンギは、振り返ってリンにストラップを被せた。
「遅かりし結婚祝いってね」
「お前への祝いはコンサートで十分したぞ」
シヌを呼びギターを要求するユンギを見ていたテギョンも車中を覗いている。
「で、お前、まだ演る気か!?」
呆けた顔のユンギが、テギョンに首を傾げた。
「コンサート並みにスペード引っ張っといて、まだやるのか・・・」
「ばらけて出るって言っただろっ!お遊びなんだから大目に見ろよっ」
「本域の演奏しといて何を今更・・・」
「悪かったね!客も喜んでるし良いのっ」
カタとステップを降りて来たリンが、ギターを背負い譜面をテギョンに差し出している。
「アッパも一緒に出るの!」
「あ!?」
我関せず顔でシヌが差し出したギターも受け取ったテギョンは、油断を攫われにっこり笑うリンに背中を押されてステージへの階段を昇っていたのだった。





にほんブログ村 小説ブログ 韓ドラ二次小説へ
にほんブログ村←ポチッとね❧(^▽^)o