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loveYou're Beautiful❦Story it was based Korean drama "You're Beautiful" secondary creation.❧ Hope to see someday"You're Beautiful" of After that. Aliasすずらん──長い長い「物語」を続けております。貴方の癒しになれる一作品でもある事を願って。イジられキャラテギョンssi多(笑) 交差点second掲載中❦フォローしてね(^▽^) コメディ・ほのぼの路線を突っ走っています(*^▽^*)あまりシリアスは無いので、そちらがお好きな方は、『悪女』シリーズ等を気に入って頂けると嬉し。 『テギョンとミニョの子供・・・』という処からお話を始めオリキャラ満載でお届けしておりましたが、登場人物も交差し始め統一中。 長らくお付き合いいただいている方も初めましてな方もお好きな記事・作品等教えて頂けると嬉し(^v^) ご意見ご要望はこちら★すずらん★メッセージを送ってください。BM仕様限定のごくごく一部解除しました。 尚、当ブログ内の著作権は、管理者に帰属するものであり、転載・転用は固くお断り申しあげます。また画像等の著作権・肖像権は、発行元に帰属するものでありこちらも転載・転用は、ご遠慮願います。
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promenade~Rinn’sHappyday-27-

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帰って行くユンギに玄関で手を振り、ミニョと目を合わせた途端、脱兎の如く駆け出したリンは、リビングのソファで寛ぐテギョンの向こう側で軽い息を吐き出していた。
「だーかーらー!!!」
「勝手について行ってないもん!ジュノヒョンに聞いたもん!ミナムが来ないっていわれたもーん」
「つまりコ・ミナムが悪い・・・って事だろ」
新聞を捲るテギョンは、傍らのPCにも目を向けている。
「オッパのせいじゃありませんよー」
ソファをグルリと周ったミニョは、しゃがんでピアノ下に腕を伸ばした。
「何か問題を起こすのはあいつの専売特許だろ」
「それとリンを叱るのとは話が別っですっ!リンの性格にも問題がありますっ!」
ピアノの脚を支えに腕を伸ばすミニョは、座ったまま横に逃げるリンに膨れている。
「お前と一緒だ金魚の糞よろしくくっついて行くの好きだからな」
「アッパ!!!」
「オッ!!!ったー」
ゴツンと派手な音とともに頭を抑えたミニョは、抜け出して覗き込むリンにくの字に曲がった腕を引かれた。
「警戒心が無い訳ないだろ!慎重なとこは俺に似てるんだし」
「・・・慎重・・・ですかぁ・・・」
テギョンの冷笑に剥れリンに頭を撫でられるミニョは、片目を閉じて手を重ねている。
「知らない人にはついていかないもん」
「・・・知らない人に声をかけるのは好き!?ですよねぇ・・・飛び込み・・・とか」
ハッと顔色を変えたリンにミニョがニヤリと笑った。
「あれは、ユジンのせいだろ」
「オッパは何の味方なのですかー!」
リンを膝に抱き込んだミニョは、ガッチリ抑え込み頬を引っ張り潰している。
「相手がソ・ジュノだからそれなりの安心もあった・・・ユソンも一緒だったし・・・」
きゃっきゃと笑って足をバタつかせるリンにテギョンが眉間を寄せた。
「おっ前なオンマに心配かけたんだって事をもっと反省しろ!」
「アッパはもっと心配されてたのですよー」
すっかり仰向けたリンは、ミニョに見下ろされグッと黙り込みモソモソ起き上っている。
「アッパー、オンマー、ミアネヨー」
「ったく・・・叱るのも疲れるんだ・・・暫くはミニョが迎えに行けるから!間・違・え・て・も・他の奴にくっついて行くなよっ!!!」
腰を90度に折り曲げたリンは、テギョンの上目にジリっと後退りミニョに駆け寄った。
「本当!?オンマ本当!?」
「もれなくアッパも行きますけど」
首に腕を回し抱きつくリンを受け止めきれないミニョが、倒れ込んでいる。
「運転手でしょ」
「ま、そうです」
「暫くは休みだからな・・・練習も付き合ってやる」
キーボードを叩き始めたテギョンは、床を横目に舌打ちをした。
「え、じゃぁじゃぁね!ヒジュハラボジの処も!?」
「あぁあ!?」
テーブル前に駆け戻ったリンは、喜々としてテギョンを見つめている。
「ユンギヒョンがイベントやるのーそれでヒジュハラボジがスタジオ貸してくれるの!」
「ぁああ!?」
「ぇえーっと・・・ユソンヒョンと練習・・・したい・・・」
テギョンの低音に肩を竦めるリンは、上目を泳がせた。
「ソンベのスタジオで・・・すか!?」
「うん!あそこってねアッパも持ってない楽器が一杯あるから楽しいのー」
埃を払う仕種で起き上ったミニョは、テギョンの横に座っている。
「・・・い、つ行ったんだ!?」
「さぁあ!?」
頭を撫でているミニョは、テギョンに腕を掴まれ引き倒された。
「ソンベってそんなに多芸だったか!?」
「ご趣味で集めてるとかじゃないのですかぁ!?」
テギョンの膝枕で頭を撫でられるミニョは、頬を緩め、テーブル向こうでムッとしているリンに苦笑いを向けていたのだった。







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