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loveYou're Beautiful❦Story it was based Korean drama "You're Beautiful" secondary creation.❧ Hope to see someday"You're Beautiful" of After that. Aliasすずらん──長い長い「物語」を続けております。貴方の癒しになれる一作品でもある事を願って。イジられキャラテギョンssi多(笑) 交差点second掲載中❦フォローしてね(^▽^) コメディ・ほのぼの路線を突っ走っています(*^▽^*)あまりシリアスは無いので、そちらがお好きな方は、『悪女』シリーズ等を気に入って頂けると嬉し。 『テギョンとミニョの子供・・・』という処からお話を始めオリキャラ満載でお届けしておりましたが、登場人物も交差し始め統一中。 長らくお付き合いいただいている方も初めましてな方もお好きな記事・作品等教えて頂けると嬉し(^v^) ご意見ご要望はこちら★すずらん★メッセージを送ってください。BM仕様限定のごくごく一部解除しました。 尚、当ブログ内の著作権は、管理者に帰属するものであり、転載・転用は固くお断り申しあげます。また画像等の著作権・肖像権は、発行元に帰属するものでありこちらも転載・転用は、ご遠慮願います。
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promenade~Rinn’sHappyday-23-

★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★

何度目かの溜息を吐いたテギョンの袖が引かれた。
「ったく・・・標的は、ユンギで間違いないか・・・」
ミニョの肩を引き寄せ話続けている。
(それしか考えられないって・・・前々からおかしいと思ってたんだ・・・こっちの仕事セーブしてレストラン拡げたり主婦向けとかって料理教室始めて・・・Fグループに興味なんてこれっぽっちもなかった筈なのにいつの間にか専属になって・・・る!?)
「お前が招待されたってキッチンか・・・」
(スペースも規模もそれなりだから会議用って言われればそうか・・・な、と納得した)
「・・・爺の退陣が近い・・・か」
(それしか考えられないだろっ!ジュノは、俺の保有率も知ってんだぜ!ユンギssiが何か仕掛けられてるから俺達に近づくなっていう警告としか思えないんだよっ!)
「・・・ユジンも妊娠したから・・・ね」
(後継者が発表されるってことだろ!)
「グループ内の力関係が左右されてるっ・・・か・・・」
ミナムとほぼ同時に吐いた溜息に舌打ちをしたテギョンは、尖らせた唇をミニョに摘まれた。
(多分・・・っジュノは姉貴の為に動いてる・・・ぜ・・・あいつを一番可愛がってんだけど新興のユンギssi相手なら何か仕掛けてるかもしれないよなぁ・・・候補だし・・・)
ミニョを睨み肩を引き寄せようとしたテギョンは、目を見開いている。
「っ!!!?イ・ユンギが新興ぉ!?」
(・・・っっばソ家から比べたら過分にそうなんだよっ!天地程違うあいつの家は歴史ってものの重みでアッパー(上流)なんだぞっっ)
「お、前・・・そんな奴と良く友達になれたな・・・」
(そっりゃ俺の魅力半端ねーしっ)
「パボ相手だと面白いってアレだな!?」
鼻で笑ったテギョンは、きっちりミニョを引き寄せた。
(!ヒョンに言われたくないぞっ)
「俺を馬鹿だと思ってるお前も同類だ」
(褒めていただいて光栄っ!)
耳から携帯を離したテギョンは、暫く凝視しミニョと目を合わせている。
「オッパ!?リンになにか・・・」
「いっや何も・・・あったらミナムを公開釜茹でにしてやるだけだ」
カツンと靴音を響かせたテギョンに倣って歩き始めたミニョが拳を口に当てた。
「えぇぅーんっと・・・私がします!」
目の前に見せつけられた拳に笑っていたテギョンだった。




★★★★★☆☆☆★★★★★






「ねーねーヒョン!最近いつもハルモニがお迎えに来るよねー!?」
「ぁうん・・・カルチャーセンターに行くついでって感じだね!そういえばユンギssiの教室に連れて行ってくれたのもハルモニだったなぁ」
「ほへ!?ヒジュハラボジじゃないの!?」
ごそごそ鞄を漁っていたリンが顔をあげた。
「上まで連れてってくれたのはハラボジだったよ・・・今ツアー中でね・・・僕が引き籠ってた頃から比べれば全然忙しいみたいだし・・・やっぱりテギョンssiが」
「駄目っ!アッパの事は内緒なのっ!」
包みを開けた飴玉をユソンの口に放り込んでいる。
「ぇぁそっ、なの!?でも入学式来てたよね!?」
コックンと喉を鳴らしたユソンは、片頬を膨らませた。
「うんとでもアッパはシヌヒョンなんだもんっ!」
ユソンの口にふたつめを放り込もうとしたリンは、やんわり拒まれ唇を突き出している。
「・・・こっこなら・・・関係ない・・・と思う・・・け・・・ど」
「オンマは言っても良いよって言ったけど、ミナムもシヌヒョンもジェルミもっ!みーんなして自分から言うのはやめとけって言ったから、言わない事にしたっ」
ユソンの苦笑いにふたつの飴を口に放り込んだリンが、にんまりした。
「ぇぁぅんー、あーまぁ、それが良いのかも・・・僕もハラボジを知ってる大人がいると五月蠅くて困るもんなぁぁ・・・」
「お互い苦労してるんだね」
バックミラー越しにジュノが後部シートのふたりを笑った。
「そーなのー!?」
「大人と子供の事情は違って色々・・・ま、色々あるからね」
「前と違う車だもんねっ」
座席を叩くリンは、ユソンの手を取って外を眺めている。
「もうひとり拾わなくちゃならないからもう少し付き合ってもらうよ」
ハンドルを大きく切ったジュノは、大通りから狭い路地へ車を走らせていたのだった。




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