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loveYou're Beautiful❦Story it was based Korean drama "You're Beautiful" secondary creation.❧ Hope to see someday"You're Beautiful" of After that. Aliasすずらん──長い長い「物語」を続けております。貴方の癒しになれる一作品でもある事を願って。イジられキャラテギョンssi多(笑) 交差点second掲載中❦フォローしてね(^▽^) コメディ・ほのぼの路線を突っ走っています(*^▽^*)あまりシリアスは無いので、そちらがお好きな方は、『悪女』シリーズ等を気に入って頂けると嬉し。 『テギョンとミニョの子供・・・』という処からお話を始めオリキャラ満載でお届けしておりましたが、登場人物も交差し始め統一中。 長らくお付き合いいただいている方も初めましてな方もお好きな記事・作品等教えて頂けると嬉し(^v^) ご意見ご要望はこちら★すずらん★メッセージを送ってください。BM仕様限定のごくごく一部解除しました。 尚、当ブログ内の著作権は、管理者に帰属するものであり、転載・転用は固くお断り申しあげます。また画像等の著作権・肖像権は、発行元に帰属するものでありこちらも転載・転用は、ご遠慮願います。
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promenade~Rinn’sHappyday-15-

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横から覗き込むミニョの額を指で弾いたテギョンは、読み終えた一枚目をシヌに渡した。
「む、オッパ何で私に見せてくれないのですかぁ」
「・・・お前に見せたらややこしくするからに決まってるだろ」
「難しくするのオッパじゃないですかぁ」
額を抑えてヒールを脱いだミニョが、ソファに正座している。
「俺の方が冷静だって言ってるんだ」
二枚目もシヌに渡し、三枚目を読み始めたテギョンは、ミニョを見た。
「お前リンに気付いたのいつだっけ!?」
「はぇ!?」
脈絡の掴めない質問にリンを見たミニョが一緒に首を傾げている。
「いつぐらいに気付くものなんだ!?」
「アレが無くなったらすぐでしょ!?」
「体調不良とか定期健診で病院に行ったってのもありだけどな」
「個人差もあるぞ・・・一緒に行ったら違っててな・・・」
一枚目を手にして溜息交じりに呟いたアン社長へ俯いていたシヌ、ジェルミ、テギョンの視線が一斉に集まった。
「何なんですかぁ!?」
膝立ちのミニョがテギョンの肩を揺すっている。
「ま、さか、今の、じゃないよな」
「え、年上じゃなかったっけ!?」
「それは、一昨年別れた」
シヌから渡される二枚目を受け取りながらアン社長が顔をあげた。
「何だ!?」
肩を竦ませ身震いしたテギョンは、ミニョに三枚目を渡している。
「シヌ、ヒジュンは、他に何か言ってたのか!?」
「ああ、ユンギには、まだ内緒だって」
「ヒョンもミニョに内緒にされてたの!?」
「されてた・・・確か一か月・・・」
「何を―!?」
手の空いたテギョンの膝に黙ってきょろきょろしていたリンが乗った。
「お前のこと」
「何でー!?」
「それはオンマに聞いてみろ・・・無益を考える頭は天下一品だからな」
「あっれはオッパとミナムオッパが結婚が先だって話をしてるのを聞っ・・・」
一枚ものを読み込む目をテギョンへちらと向けたミニョは、ぎょっとした顔を隠そうとした腕を掴まれている。
「会社もファンも公認で付き合って婚約もしてたんだぞ!そんなの関係ない!」
睨みつけるテギョンと乾き笑いのミニョをシヌが鼻先で笑った。
「確信犯だったんだろテギョン」
「そうだっ!!??いやっ、そっ・・・」
すかさず返事をしたテギョンが、見つめ合ったミニョの大きくなる目を逸らし舌打ちをして声を抑えている。
「ぁあ・・・そうだった・・・かもな・・・」
「あの時そいつは数十パターンものスケジュール持って来てなぁ見るのも嫌になった」
二枚目をデスクに置いたアン社長は、三枚目を催促し、ミニョを見て膝を降りたリンが一枚ものを持って駆け出した。
「俺のことはどうでも良いっ!それより、その筋だとA.N.entertainmentが出産までユジンのスケジュールを引き受けるって事なんだな」
「これ見る限りそういうことだよねー」
デスクに手をついたジェルミが社長の前から再三再四覗き込み、シヌは、テギョンの向かいに腰を落ち着けている。
「Fグループとも話済だろ・・・ユンギがまだ知らないのは、結婚も妊娠もまだもう暫く公表するつもりは無いから・・・ったく、あいつなら自分のレーベル持ってるんだからそっちで録音も監修もしてもらえば良いだろうに・・・」
「プライベートレーベルで仕事されちゃぁウチ(A.N.entertainment)に何の得も無いだろ」
にやりと笑ったアン社長にテギョンも即座に笑い返した。
「だが、俺は、リンの貸し出しなぞ承知していないぞ・・・」
「あ!?」
三枚目を嬉しそうに読み終えたアン社長がぎょっとしてテギョンを見つめ、ジェルミが一枚目の紙をひっくり返した。
「そういえば、ここのピアノ伴奏者ってとこ空欄になってるね!A.N.entertainmentの仕事ならヒョンが演奏者じゃないの!?」
「今日ユジンの奴がリンを連れてホテルへ来いと言うから断って来たんだ」
「テッ、なっおっまた勝手っ」
「子供バンド企画の時に言っただろ・・・ガキに本人の意思があっても親には親の責任がある!そいつは結局演りたいって言うだろうが、相手はプロなんだ!用意してあるなら出してくれ」
テギョンの声音に渋い顔をしながら呆れ気味に微笑み、引き出しから出した革張りの冊子をリンに渡したアン社長は、どこかへ電話を掛け話し始めたのだった。






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