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loveYou're Beautiful❦Story it was based Korean drama "You're Beautiful" secondary creation.❧ Hope to see someday"You're Beautiful" of After that. Aliasすずらん──長い長い「物語」を続けております。貴方の癒しになれる一作品でもある事を願って。イジられキャラテギョンssi多(笑) 交差点second掲載中❦フォローしてね(^▽^) コメディ・ほのぼの路線を突っ走っています(*^▽^*)あまりシリアスは無いので、そちらがお好きな方は、『悪女』シリーズ等を気に入って頂けると嬉し。 『テギョンとミニョの子供・・・』という処からお話を始めオリキャラ満載でお届けしておりましたが、登場人物も交差し始め統一中。 長らくお付き合いいただいている方も初めましてな方もお好きな記事・作品等教えて頂けると嬉し(^v^) ご意見ご要望はこちら★すずらん★メッセージを送ってください。BM仕様限定のごくごく一部解除しました。 尚、当ブログ内の著作権は、管理者に帰属するものであり、転載・転用は固くお断り申しあげます。また画像等の著作権・肖像権は、発行元に帰属するものでありこちらも転載・転用は、ご遠慮願います。
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promenade~Rinn’sHappyday-4-

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「ハルモニ・・・今日迎えに来てくれた人・・・なんですけど・・・」
キッチンからお皿を運ぶ手伝いをしながらユソンが、言い難そうに口を開いた。
「ん!?ああ、ジュノssiね、ハルモニの料理教室のソンセンニムよ」
バサリと音を立てて譜面をテーブルに置いたヒジュンが、ユソンの頭を撫で床に腰を下ろしている。
「なんだ!?気になる奴だったのか!?」
「気、になるというか・・・変わった人・・・ですよ・・・ね」
キッチンに戻り、ハルモニからお盆を受け取ったユソンは、ヒジュンの隣に座った。
「どこが!?」
「何が!?」
ひとりで蜂蜜湯を飲み干し、食事を始めている。
「上手く言えないですけど・・・僕の事・・・良く知ってるというか・・・」
「ハルモニが面白おかしく話しているからだろ」
ヒジュンの一言に妻の眉間が寄り、お皿がひとつ遠ざけられた。
「リン君の事も良く知ってるでしょ・・・ミナム君と学生時代からのお友達だって聞いてるわよ」
前に置かれた皿をユソンが苦笑しながらヒジュンの前に戻している。
「うーん・・・だから・・・その何というか・・・変わっているんです!」
上手く言葉に出来ないユソンのもやもやした食卓にヒジュンもハルモニも首を傾げていた。





★★★★★☆☆☆★★★★★




「だーかーらーオッパは今どこにいるのですかー!?」
(・・・・・・って、言ってんらー)
車の助手席で明かりのついていない宿舎を見上げたミニョは、膨れっ面でドアを閉めた。
「ったく、コ・ミナムの奴何処にいるんだ!誘拐されたのか!?」
「オッパ何て事を言うのですかっ!オッパがリンを誘拐しても身代金とか払えません」
ハンドル越しに宿舎を見上げるテギョンを睨んだミニョが携帯を切り替えている。
「・・・・・・お前の考え方・・・ぶっとんでるぞ・・・」
「とーにーかーくーオッパ!リンを出してくださーい!近くに居るんでしょ!」
テレビ電話に切り替えたミニョが、大声をあげた。
(オンマー!?)
「リーン!どこに居るのですかー!?」
画面の中から手を振るリンに安堵の笑顔を向けたミニョは、テギョンに見せている。
(ジュノヒョンのお家ー!オンマはどこにいるのー!?)
「ったく、ジュノを出せ!誘拐罪で通報してやる!」
ヘッドレストに腕を回したテギョンがミニョに身を寄せた。
(ジュノヒョンが送ってくれるってー、そこで待っててねー)
にっこり笑って手を振ったリンが画面から消え、真っ暗な携帯を見つめたミニョは、首を傾げてテギョンを見ている。
「待って・・・てって・・・」
暗がりを見ていたテギョンが溜息を吐いた。
「鍵ならあるぞ」
エンジンを切ったテギョンが、グローブボックスに手を入れている。
「え、オッパ、何で持っているのですかぁ」
鍵を持ったテギョンは、さっさと車を降り、ミニョも慌ててドアを開けた。
「置きっ放しの荷物もあるし・・・いざという時の為だ」
「い、ざという時って・・・」
階段でミニョを振り返ったテギョンは、肩を抱いている。
「お前が、家出した時の為」
「家出なんてしませんよー」
「前科がある」
「ありませんよー!大体家出するならオッパの処に」
「お前の性格であの家に行けるわけないだろ」
膨れっ面のミニョの唇にキスを落して笑いながら鍵を開けていたテギョンだった。







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