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loveYou're Beautiful❦Story it was based Korean drama "You're Beautiful" secondary creation.❧ Hope to see someday"You're Beautiful" of After that. Aliasすずらん──長い長い「物語」を続けております。貴方の癒しになれる一作品でもある事を願って。イジられキャラテギョンssi多(笑) 交差点second掲載中❦フォローしてね(^▽^) コメディ・ほのぼの路線を突っ走っています(*^▽^*)あまりシリアスは無いので、そちらがお好きな方は、『悪女』シリーズ等を気に入って頂けると嬉し。 『テギョンとミニョの子供・・・』という処からお話を始めオリキャラ満載でお届けしておりましたが、登場人物も交差し始め統一中。 長らくお付き合いいただいている方も初めましてな方もお好きな記事・作品等教えて頂けると嬉し(^v^) ご意見ご要望はこちら★すずらん★メッセージを送ってください。BM仕様限定のごくごく一部解除しました。 尚、当ブログ内の著作権は、管理者に帰属するものであり、転載・転用は固くお断り申しあげます。また画像等の著作権・肖像権は、発行元に帰属するものでありこちらも転載・転用は、ご遠慮願います。
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promenade~Rinn’sHappyday-10-

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「っとに・・・いつ来てもこのビルって、迷路みたいで解っりづらいんだよなー」
エレベーター前の案内板を眺めていたミナムは、行き先を確認してヘイを促していた。
「ほら、行くぞ」
差し出された手を握ったヘイは、ミナムに怪訝な顔をされている。
「何だよ・・・何緊張してんの!?」
キョロキョロ辺りを見回すヘイの顔と手を見たミナムが、クスリと笑った。
「・・・何・・・なのよ・・・こ・・・こ」
誰もいないガラス張りの廊下を歩き、遥か眼下を見下ろすヘイは、異界とも見える車道を指差している。
「たっ、たかがランチ食べるだけで何でこんなとこ連れて来るのよー」
「たかがランチだけど、俺が奢る訳じゃねーもん」
「なっ、あんたっ奢るって言ったじゃない」
「珍しい物食いたくないかって聞いただけだろ」
「私の気分転換にって言ったわよ」
次第に強気を取り戻すヘイは、ミナムを睨みつけた。
「美味いもん食えば気分も治るって言ったのヘイだろ」
「言ったけどミナムが、誘ったんでしょう」
「誘ったけど奢るとは言ってねーだろ」
「誘ったんだから奢りなさいよ」
「そんな事言ったら俺より年上なんだからお前が奢るのが筋じゃん」
「夫婦なんだからそんな常識通用しないわ」
「元から払う気も無い癖に良く言う」
廊下の先で壁に寄りかかっていたジュノがゆったり身を起こし、侃々諤々に水を差されたミナムが舌打ちで睨み付けヘイは喜々としている。
「そうよ!そう思うでしょ!ほんとミナムってば、能弁すぎて嫌になる」
「あんたも然して変わらないみたいだけどな」
「なっ、どういう意味よ」
ヘイもジュノを睨みつけた。
「気が強い奥さんだな」
「イメージと違うだろ!詐欺だよな」
「ちょっとコ・ミナムっ!」
ミナムがヘイに睨みつけられ、肩を竦める間にジュノが扉を開けている。
「お前の昔の女もそんな感じだったな」
「ちっ、おいっジュノ!何余計な事言ってんだよっ」
「コ・ミナム・・・今何か聞き捨てならない事言われたけど」
「俺が知ってる限り・・・」
「・・・・・・・・・あんた私が初恋って言わなかった!?」
「ヘイが初恋に決まってんだろ!俺は!お前に会う為に生まれたんだ」
膝を付いて両手を広げたミナムをヘイが呆れ顔で見つめ踵を返した。
「すれ違う女皆にそんな事言ってたよな」
大きな厨房だけが目立つ位置に置かれた部屋に足を踏み入れたヘイは、駆け寄ってきたミナムに腕を掴まれ椅子に座らされている。
「ったく、ジュノお前、俺の家庭崩壊させたいのかよ」
「そんなつもり無いけど、崩壊してるから俺の処に入り浸ってるのかとは、思ってた」
「そんな訳ねーだろっ!お前んとこにいた理由はお前が一番知ってんじゃん!」
厨房下から皿を取り出したジュノは、ヘイとミナムの前に並べ出した。
「あんたまさかあっち」
ヘイが頬に逆手を当てると同時にジュノとミナムが首と手を振っている。
「無い無い」
「ミナム相手じゃどっちが上かで揉める」
ぎょっとしたミナムが立ち上がった。
「って、肯定してんじゃねーよ!誤解されるだろ!」
「顔だけは可愛いからねー」
舌打ちをしたミナムが、頭を掻きながら座り直し、真顔でジュノに向き合っている。
「ったく、冗談も程々にしろよな・・・折角の祝い飯が不味くなる」
「そうだね、ま、解決おめでとう」
小瓶を3本取り出したジュノは、蓋を開け、受け取ったヘイがミナムを見た。
「あー、えっとな、ジュノが色々調べてくれたんだよ」
「正確には、小耳に挟んだんだけどね」
ウィンクするジュノにきょとんとするヘイ、ミナムは、ニヤリと笑っている。
「ま、そういうことほれ、チャン(=コンベ=乾杯(チャンは、グラスを合わせる音をいう俗語なので親しい間柄で使))」
乾杯の合図に小瓶を飲み干していた三人だった。







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あんにょんo(^▽^)o
判る人には解るだろうジュノと場所の関係(笑)
もう少し、三人の会話にお付き合いください(笑)


さて、御覧頂いている皆様いつもありがとうございます(-^□^-)
anotherのドッペル君と一部甘い話、悪女のパス解除をしました。
現在進行形と齟齬もあったのでちょっと焦ったりしてるけど、
それは、それって事で長いお付き合い感謝しております
またねー*****≫))))(/_。)/.



最後まで読んで頂いてありがとうございました(^-^)





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