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loveYou're Beautiful❦Story it was based Korean drama "You're Beautiful" secondary creation.❧ Hope to see someday"You're Beautiful" of After that. Aliasすずらん──長い長い「物語」を続けております。貴方の癒しになれる一作品でもある事を願って。イジられキャラテギョンssi多(笑) 交差点second掲載中❦フォローしてね(^▽^) コメディ・ほのぼの路線を突っ走っています(*^▽^*)あまりシリアスは無いので、そちらがお好きな方は、『悪女』シリーズ等を気に入って頂けると嬉し。 『テギョンとミニョの子供・・・』という処からお話を始めオリキャラ満載でお届けしておりましたが、登場人物も交差し始め統一中。 長らくお付き合いいただいている方も初めましてな方もお好きな記事・作品等教えて頂けると嬉し(^v^) ご意見ご要望はこちら★すずらん★メッセージを送ってください。BM仕様限定のごくごく一部解除しました。 尚、当ブログ内の著作権は、管理者に帰属するものであり、転載・転用は固くお断り申しあげます。また画像等の著作権・肖像権は、発行元に帰属するものでありこちらも転載・転用は、ご遠慮願います。
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カラー・オブ・フェアウェル (74)

★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★

「もうすぐ・・・終わり、です・・・」
「ああ、いつでもこの時間は、良いもので、悪いものでもあるな」
「清々しいでしょう!?」
「終わってしまえばな・・・やはり一瞬の夢で次に向けて頑張ろうとも燃え尽きたとも思うものだ」
「うーん・・・オッパは難しすぎます」
「あ!?お前が単純すぎるんだ!」
スローダンス終盤、半回転させられたミニョの腕を強く引いたテギョンの前にリンが駆け込んでいた。
「アッパ」
ふたりの前に立ったリンは、ステップを踏み始め、一際大きな歓声が手を振ったユンギの登場を後押ししている。
「ったく、あいつ、自分のステージと勘違いしてるよな」
「も、う一人・・・勘違いしているみたい・・・です」
背けた顔を戻しながら横目のミニョは、ホールドしているテギョンに小さく苦笑いした。
「!!!」
バッと後ろを向いて両手を広げたリンがテギョンを遠く見上げている。
「何っあそこにいるんだっ」
「私達で何とかしないとダメみたいです・・・」
ユンギの横でエアでギターを真似たリンが、客前最前で歓声を浴びた。
「わーい、気持ち良ー」
「シヌ聞いてるかっ!あれをなんとかするからユンギに間奏伸ばせと伝えろっ!」
「え、オッパインカムマイクなんていつ付けたのですか!?」
「あいつが何するか予測できないからだっ!お前と一緒だ!」
「あ、酷・・・」
「煩いっ同じステップ繰り返せっ!あいつを引き戻すっ!」
引き攣った笑顔のテギョンは、ミニョをリードしてステージ最前に向かっている。




★★★★★☆☆☆★★★★★




「と、テギョンから指令が来たけど、お前に任せるわ」
伝えることは以上だとマイクを外したシヌは、床を見下ろした。
「なんだ!?」
「いっやー・・・シヌヒョンって、やっぱ敵にしたくねぇなーって思った・・・だけ」
「あれハプニングなの!?それとも打ち合わせ済!?」
シヌを見上げたミナムとジェルミは、怯えた顔で肩を震わせている。
「打ち合わせ済に決まってるだろ!ユンギが引けばリンも下がる!ま、後は、テギョンとミニョのダンス時間が長くなるだけ・・・かな」
「あそこって、三人で踊る予定じゃなかった!?」
「ああ、けど、リンが・・・」
嬉しそうな顔で口を閉ざしたシヌにそれ以上何も聞けず顔を見合わせたミナムとジェルミだった。



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