どこかのサッカーチームにそんな名前が付いてた気がするが(^▽^;)
「希望」という意味のイタリア語。
交差点からのイタリア繋がりとミナムのいつもの息抜き(?(笑))です(≧▽≦)
★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★
「けっ、っぶぁだものだー!?」
唖然とした顔で飲み掛けのコーヒーを詰まらせた挙句、結局吹き出したミナムが叫んでいた。
「むぅーん、けっものだってばー」
間一髪、椅子に立ち上がったリンは、ミナムを見下ろして手近にあったタオルを投げつけている。
「はっ!?悪っなっ、何だよそれっミニョがそう言ったのかぁ!?」
「言ったよー、アッパのパボっって言った後、お部屋出て行っちゃったんだもーん」
タオルで口を拭いながらリンの怒気に苦笑いをしたミナムが腕を振り下ろした。
「いっやっ・・・いつもの痴話喧嘩だろう・・・あいつら犬も食わないって言うか・・・犬も近寄らないぞ」
「犬ならこの前近づいて来たもんっ」
テーブルを指差したリンは、ミナムが拭き終るのを待って腰を下ろしている。
「ぁあああああああ、そういうことじゃねーんだよっ・・・お前には解らないからこれは置いといて・・・」
話と一緒にタオルを置いたミナムは、ハンカチで額を拭いたリンを笑っている。
「ミナムが判らないならシヌヒョンに聞きに行くっ」
むーっと口を尖らせながらテーブルの真ん中に置かれたケーキにスプーンを突き刺したリンは、大きな口を開けた。
「ばっ、それこそお前がパボだっ!シヌヒョンに聞いたら真面な答えしか返って来ないだろう!」
一口で入る筈も無いホールケーキにミナムも慌ててフォークを突き刺している。
「それで良いもん」
「ち、それじゃ俺が面白くねーんだよっ!折角お前に高級限定ケーキ食わせてやってる意味がねえだろうがっ!」
ずるずる皿を引き寄せたミナムは、ケーキを小分けにしてリンの前に置いた。
「お菓子でかいじゅうされないもんっ!」
「ああ、十分されてるから安心してろっっていうか懐柔なんて誰に言われた!?ヒョンか!?」
ニンマリケーキを見たリンが、にっこり笑って頷いている。
「ミナムとご飯に行くって言ったらアッパが言った!怪獣は懐柔するのを楽しんでるから食べ過ぎにも気を付けろよっ!って・・・」
残りの三分の一にフォークを突き刺したミナムは苦笑いを深くした。
「チッ・・・ヒョンめ、最近また俺への関心と警戒が強くなったな・・・ミニョを苛め過ぎたかな・・・」
「オンマ苛めたのー!?」
「ああ、苛めたっていうかちょっと揶揄っただけ・・・ミニョの奴、最近太ったの気にしてるからな」
「オンマのお腹パキパキだったよー!?」
忙しそうに手を動かしながら口も動かすリンは、きょろきょろしている。
「筋トレし過ぎたんだよ!俺のチング兼トレーナーを紹介したから毎日通ってただろう」
「ミナムのー!?って、ジュナヒョンだ!」
ジュースのグラスを持ち上げたミナムは、少し考え込んでからリンの前にコーヒーを置いた。
「なんでお前が知っているんだよ!?」
「この前お店に行ったもーん!オンマと写真撮ったんだよ」
上目でミナムを見たリンは、それでもコーヒーを口にしている。
「はふぁ!?また共演するってことか!?聞いてないぞー」
「パスタ作ってる人でしょう!オンマとご飯作るんだよ」
「ぁあん・・・ぁあ、そういえば、あいつってどこかの雑誌でそんなのやってたな・・・って、ミニョの飯ってことは、『ファン家の食卓』か!?」
「そうだよー、アッパも出るんだけど、それで喧嘩したみたい」
「ヒョンが決めた仕事だろう!?」
「アッパが食べたいものじゃなかったんだってー」
「ヒョンが食いたいものってなんだよ!?」
「知らなーい、オンマのお耳に何か言ってー、けもの―って言ったオンマが怒ったんだもん!枕投げたし・・・」
あんぐり口を開けたミナムが、リンを見つめた。
「・・・・・・・・・やっぱり、けだもので合ってるんじゃん・・・」
「けものだってばー!」
「獣って言ったんだよ・・・まぁ、ヒョンが何を言ったかは大体想像が付く・・・な・・・」
頷くミナムを見るリンの唇が尖っている。
「だーかーらー、それを教えてって言ってるのー」
「お子様は、知らなくて良い事だ」
「ミナムのパーボー!」
「おっのなー、あんまり俺の事パボパボ言うと超限定品食わせてやらねぇぞー」
への字の口で片目を閉じたミナムにリンが膨れたが、別な声が遮った。
「そんな事無いよ!既にこの前試食してもらったやつだし!超限定品お待ちどう!」
テーブルに置かれた皿を見つめたミナムが腕の先を振り仰いでいる。
「何でお前が居るんだよ」
「あれ、言ってなかったっけ!?ここ、俺の店だし」
「そんなの知ってる!けど、お前が作ってるなんて聞いてないぞ」
「店の名前で気づけよ!イタリアの思い出だ!俺が作ってるから超限定品なんだよっ」
「バーはどうしたんだよ!?」
「勿論営業してるに決まってる!あそこは俺の隠れ家だからな」
「チッ、それで、お前、副業も復帰したのかよ」
「ファン・テギョンssiのご指名だったからな!俺ならまぁ、良いか、らしいぜ」
「チッ、ミニョを抱いた事ヒョンに教えてやろうかな・・・」
「ちょっとだけだろう・・・それにミナムと間違えたって言ったら速攻殴られたんだぜ!昔の話だろっ」
やいのやいのと言い合いを始めたミナムとジュノを暫く眺めていたリンは携帯を取り出し、シヌに電話を掛けていたとある日の出来事だった。
★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★
意味は・・・・・・・・・・・まぁ、それなりに・・・・・・・どこかへ続いているから(笑)また探してね(≧▽≦)
最後まで読んで頂いてありがとう(^-^)
「希望」という意味のイタリア語。
交差点からのイタリア繋がりとミナムのいつもの息抜き(?(笑))です(≧▽≦)
★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★
「けっ、っぶぁだものだー!?」
唖然とした顔で飲み掛けのコーヒーを詰まらせた挙句、結局吹き出したミナムが叫んでいた。
「むぅーん、けっものだってばー」
間一髪、椅子に立ち上がったリンは、ミナムを見下ろして手近にあったタオルを投げつけている。
「はっ!?悪っなっ、何だよそれっミニョがそう言ったのかぁ!?」
「言ったよー、アッパのパボっって言った後、お部屋出て行っちゃったんだもーん」
タオルで口を拭いながらリンの怒気に苦笑いをしたミナムが腕を振り下ろした。
「いっやっ・・・いつもの痴話喧嘩だろう・・・あいつら犬も食わないって言うか・・・犬も近寄らないぞ」
「犬ならこの前近づいて来たもんっ」
テーブルを指差したリンは、ミナムが拭き終るのを待って腰を下ろしている。
「ぁあああああああ、そういうことじゃねーんだよっ・・・お前には解らないからこれは置いといて・・・」
話と一緒にタオルを置いたミナムは、ハンカチで額を拭いたリンを笑っている。
「ミナムが判らないならシヌヒョンに聞きに行くっ」
むーっと口を尖らせながらテーブルの真ん中に置かれたケーキにスプーンを突き刺したリンは、大きな口を開けた。
「ばっ、それこそお前がパボだっ!シヌヒョンに聞いたら真面な答えしか返って来ないだろう!」
一口で入る筈も無いホールケーキにミナムも慌ててフォークを突き刺している。
「それで良いもん」
「ち、それじゃ俺が面白くねーんだよっ!折角お前に高級限定ケーキ食わせてやってる意味がねえだろうがっ!」
ずるずる皿を引き寄せたミナムは、ケーキを小分けにしてリンの前に置いた。
「お菓子でかいじゅうされないもんっ!」
「ああ、十分されてるから安心してろっっていうか懐柔なんて誰に言われた!?ヒョンか!?」
ニンマリケーキを見たリンが、にっこり笑って頷いている。
「ミナムとご飯に行くって言ったらアッパが言った!怪獣は懐柔するのを楽しんでるから食べ過ぎにも気を付けろよっ!って・・・」
残りの三分の一にフォークを突き刺したミナムは苦笑いを深くした。
「チッ・・・ヒョンめ、最近また俺への関心と警戒が強くなったな・・・ミニョを苛め過ぎたかな・・・」
「オンマ苛めたのー!?」
「ああ、苛めたっていうかちょっと揶揄っただけ・・・ミニョの奴、最近太ったの気にしてるからな」
「オンマのお腹パキパキだったよー!?」
忙しそうに手を動かしながら口も動かすリンは、きょろきょろしている。
「筋トレし過ぎたんだよ!俺のチング兼トレーナーを紹介したから毎日通ってただろう」
「ミナムのー!?って、ジュナヒョンだ!」
ジュースのグラスを持ち上げたミナムは、少し考え込んでからリンの前にコーヒーを置いた。
「なんでお前が知っているんだよ!?」
「この前お店に行ったもーん!オンマと写真撮ったんだよ」
上目でミナムを見たリンは、それでもコーヒーを口にしている。
「はふぁ!?また共演するってことか!?聞いてないぞー」
「パスタ作ってる人でしょう!オンマとご飯作るんだよ」
「ぁあん・・・ぁあ、そういえば、あいつってどこかの雑誌でそんなのやってたな・・・って、ミニョの飯ってことは、『ファン家の食卓』か!?」
「そうだよー、アッパも出るんだけど、それで喧嘩したみたい」
「ヒョンが決めた仕事だろう!?」
「アッパが食べたいものじゃなかったんだってー」
「ヒョンが食いたいものってなんだよ!?」
「知らなーい、オンマのお耳に何か言ってー、けもの―って言ったオンマが怒ったんだもん!枕投げたし・・・」
あんぐり口を開けたミナムが、リンを見つめた。
「・・・・・・・・・やっぱり、けだもので合ってるんじゃん・・・」
「けものだってばー!」
「獣って言ったんだよ・・・まぁ、ヒョンが何を言ったかは大体想像が付く・・・な・・・」
頷くミナムを見るリンの唇が尖っている。
「だーかーらー、それを教えてって言ってるのー」
「お子様は、知らなくて良い事だ」
「ミナムのパーボー!」
「おっのなー、あんまり俺の事パボパボ言うと超限定品食わせてやらねぇぞー」
への字の口で片目を閉じたミナムにリンが膨れたが、別な声が遮った。
「そんな事無いよ!既にこの前試食してもらったやつだし!超限定品お待ちどう!」
テーブルに置かれた皿を見つめたミナムが腕の先を振り仰いでいる。
「何でお前が居るんだよ」
「あれ、言ってなかったっけ!?ここ、俺の店だし」
「そんなの知ってる!けど、お前が作ってるなんて聞いてないぞ」
「店の名前で気づけよ!イタリアの思い出だ!俺が作ってるから超限定品なんだよっ」
「バーはどうしたんだよ!?」
「勿論営業してるに決まってる!あそこは俺の隠れ家だからな」
「チッ、それで、お前、副業も復帰したのかよ」
「ファン・テギョンssiのご指名だったからな!俺ならまぁ、良いか、らしいぜ」
「チッ、ミニョを抱いた事ヒョンに教えてやろうかな・・・」
「ちょっとだけだろう・・・それにミナムと間違えたって言ったら速攻殴られたんだぜ!昔の話だろっ」
やいのやいのと言い合いを始めたミナムとジュノを暫く眺めていたリンは携帯を取り出し、シヌに電話を掛けていたとある日の出来事だった。
★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★
意味は・・・・・・・・・・・まぁ、それなりに・・・・・・・どこかへ続いているから(笑)また探してね(≧▽≦)
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