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loveYou're Beautiful❦Story it was based Korean drama "You're Beautiful" secondary creation.❧ Hope to see someday"You're Beautiful" of After that. Aliasすずらん──長い長い「物語」を続けております。貴方の癒しになれる一作品でもある事を願って。イジられキャラテギョンssi多(笑) 交差点second掲載中❦フォローしてね(^▽^) コメディ・ほのぼの路線を突っ走っています(*^▽^*)あまりシリアスは無いので、そちらがお好きな方は、『悪女』シリーズ等を気に入って頂けると嬉し。 『テギョンとミニョの子供・・・』という処からお話を始めオリキャラ満載でお届けしておりましたが、登場人物も交差し始め統一中。 長らくお付き合いいただいている方も初めましてな方もお好きな記事・作品等教えて頂けると嬉し(^v^) ご意見ご要望はこちら★すずらん★メッセージを送ってください。BM仕様限定のごくごく一部解除しました。 尚、当ブログ内の著作権は、管理者に帰属するものであり、転載・転用は固くお断り申しあげます。また画像等の著作権・肖像権は、発行元に帰属するものでありこちらも転載・転用は、ご遠慮願います。
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スケタのどっち!?・・・・・・雨Vr.

★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★


「あぁぁー、もう!」
急ぎ足で駆け込んだ玄関で、上着を脱いで服を叩くミニョの前、きょとーんとしているリンは、顔にタオルを当て、もう一つを持って立ち尽くしているテギョンの顔に大きく大きく首を傾げ、ズズっとその足下に這いつくばって潜り込むとアッパと声を掛けていた。
「あ・・・ぅ」
タオルを持ったまま微動だにせず、固唾を呑んで、瞳だけ上下に動かしリンを見たテギョンは、ミニョのありがとうございますの言葉にも全く反応を見せず、タオルの無くなった手のひらが上向いたままで固まっている。
「オンマーお帰り~!」
「ただいまっ!すっごぉおーい雨でしたよっ!お家にいて正解!」
「ふふ、オンマのお荷物増えちゃうもんねー」
「そうですね!」
ふたりで、雨の中を出掛けていたら、きっとこんな風に急いで帰って来れなかったとリンと話したミニョは、その小さな手を取って、タオルを頭から被ったまま、反対の手にはスーパーの袋を持ってリビングへ向かい、ミニョと手を繋いだリンは、手の隙間から後ろを振り返って、まだそこに同じポーズのまま立っているテギョンを大きく大きく首を傾げて見た。
「うーぅ、ちょっと寒いですね!」
きょろっと周りを見回して、リンの手を離したミニョは、そのままダイニングに向かい、ソファに乗って背凭れに手を乗せ顎を乗せミニョを見ているリンは、エアコンを振り返ってから、点けるかと聞いている。
「うぅ、そうですね!少し点けてください!」
タオルを肩に掛け直し包まる様に頷いたミニョが、リンにお願いしますと言いながら買ってきた物を冷蔵庫に入れ始め、エアコンのスイッチを押したリンは、トコトコダイニングにやってきて、ミニョの後ろから声を掛けた。
「お風呂も入る~」
大きく首を傾げ、にっこり笑うリンは、ミニョの後ろをちょこちょこついて歩いて、右に行ったり左に行ったりミニョの背中に隠れる事を楽しんでいる。
「うーん・・・そうですね!大分、濡れましたし寒いですからね!入りましょうか!」
ミニョもそれを承知で後ろを振り返ってみるが、リンと顔を合わせられずクスクス笑いながら向きを変えた。
「うん!!オンマが風邪ひいたら嫌だもん!!」
「ふふ、そうですね!」
正面で向き合い膝を折ったミニョに腕を伸ばすリンだが、まだ濡れている事を気にしたミニョが、待ってねと言うと頷いたリンは、解ったと後ろに手を回している。
「じゃぁ、僕、お風呂の準備してくるー!」
「ありがとうございます」
リビングを通り抜けて廊下に出るリンは、お風呂に向かって走ったが、玄関にまだ立ち尽くしているテギョンを見ると立ち止まって、またまた首を傾げた。
「ねー、アッパー、なーにーしてるの~!?」
バスルームへ続く扉を開けながら大きな声を出したリンに漸く振り返ったテギョンは、何をしてるんだと聞き返している。
「僕が、聞いてるんだもーん」
「あっ、ああ、いや・・・」
リンに向かって歩いてきたテギョンは、ノブを回しているリンの上から扉を押しやりバスルームの戸を開けると洗面台に向かって行き、無言で蛇口を捻った。
「くっそっ」
一言呟いて、勢い良く出ている水を手で掬うと顔を洗い始め、そんなテギョンの様子を見ているリンは、変なの~と呟きながらお風呂の扉を開け、バスタブの蛇口を捻り、洗面台で顔をあげたテギョンは、鏡に映る自身を見つめて片目を閉じ、まるで気合を入れる様に頬を叩いて頷き、タオルで顔を拭って大きく息を吐き出し、戻って来たリンに下から見上げられて、何なのとまた聞かれた。
「ミニョは!?」
リンの話を聞いていたのかいないのか、聞き返すテギョンは、風呂に入るのかと聞いて、リンが不機嫌になっている。
「アッパ!僕の話!!聞いてるのっ!?」
「聞いてる!ミニョは!?風呂に入るのか!?」
「そうだよー!寒いんだって!」
「寒い!?????」
リンを見て驚いた表情を浮かべたテギョンは、タオルは、しっかり掴んでいたものの頭から落ちてる水滴をものともせずに駆け出し、物凄い勢いでリンの前から消えて行った。
「変なアッパ!?」
肩につくほど首を傾げたリンは、廊下に出てから首を元に戻すと僕も一緒に入ろーと言ってクローゼットに走って行き、テギョン等そっちのけで鼻歌を歌い、オンマと一緒~と楽しそうに笑っている。


★★★★★☆☆☆★★★★★


「おい!ミニョ!」
リビングに走って来たテギョンは、ソファを見てからダイニングに目を向け、そこにミニョがいない事に首を傾げたが、カウンター越しにキッチンを覗き込み下に蹲っているミニョを見つけると寒いのかっと慌てている。
「ええ、雨に当たって少し寒くなりました、の、で・・・」
蹲ったままシンクの下から何かを捜していたミニョは、そのままの格好でテギョンに答え、あったという答えと共に立ち上がると、手に鍋を持って驚いている。
「どうかしましたか!?」
まるで、雨に当たったかの様に頭から水滴を零しているテギョンに慌てたニョは、カウンターを急ぎ回ってくると肩に掛けていたタオルでテギョンの髪に触れ、外に出たのですかと聞いた。
「いや、外には・・・」
そう言いながら、ミニョの額に手を当て、俯いたテギョンは、玄関でそうしていた様にまた固まってしまい、きょとんとしたミニョが、テギョンの手を取って、どうかしたのかと訊ねている。
「い・・・や・・・何でも・・・ない」
「何でもないって・・・何でもない顔して・・・ないですよね」
「いや、大丈夫だ・・・な、何でも、な、無いから・・・」
否定を続けて、テギョンの前に回り込もうとするミニョから逃げる様に体の向きをどんどん変えてくるくる回っているテギョンは、天井を見上げて深呼吸をしたが、ファン・テギョンssi~というミニョの大きな声に肩を震わせた。
「なっ、何だよ・・・大きな声・・・」
「何でもないって・・・なんで・・・なんで、逃げるのですかぁ・・・」
「わっ、おま、泣くな!!ちっ、違うから・・・」
顔を覆って下を向いたミニョに慌てるテギョンは、ミニョの肩を掴んで揺すったが、ヒックとしゃっくりが聞こえて、あと目を細めている。
「おっまえーー!!!泣いてないだろ!!」
「アッハー・・・ばれちゃいましたぁ・・・」
顔を覆っていた手を開いて指の隙間からテギョンを見たミニョは、ふふっと笑うとアッパが意地悪するからですと膨れて見せた。
「リンみたいな事をするな!!!」
「僕が、オンマの真似してるだけだもん!!」
テギョンの後ろから話に加わったリンは、にっこり笑うとトタトタっとミニョの前に歩み、大きなタオルを差し出している。
「あら、リン!用意してくれたの!?」
「うん!僕もオンマとお風呂入るー!!」
「そう!じゃぁ、お夕飯の準備は後にしましょ!」
リンの高さに屈み込んだミニョが、そのまま膝をつくと丁度リンからミニョを見下ろす格好になり、ミニョの頭を見ながら、あれと首を傾げたリンは、テギョンを振り返って、あーーと大きな声を出した。
「なーんだ!そういうことかー」
テギョンを見上げて、ニィイと笑ったリンに視線を逸らすテギョンは、コホンと小さく咳払いをして、大きな声にきょとんとしたミニョは、リンからバスタオルを受け取りながら何と聞いた。
「あのねーーー」 
「リン!!黙ってろ!!」
「アッパが、変だもーん」
「ミニョが、おかしいんだ!」
「違うよ!アッパの方がおかしい!」
「何ですか!?」
「ね、オンマ!その服ってアッパのプレゼント!?」
「ええ、そうですよ」
「あのねー、それ、透けてるよー」
「えっ!?」
「あのね、ここんとこおへそが見えてるのー」
ミニョの胸の下に手を当てたリンは、ペットリお腹に張り付けたシャツを引っ張った。
「えっ!?えっ!?えーーー」
俯いたミニョは、シャツを捲りホルターネックの下を覗いてまたシャツを捲っている。
「ったく、黙ってろよ」
「だって、アッパが選んだんでしょう」
「夏服だからだ!それにこんな雨の日に着ると想定していないっ」
「ふーーーん」
「何だよっ」
「オンマの事、変な目で見たでしょう!?」
「なっ、そんな訳あるかっ!大体上着を着ているだろうっ」
ホルターネックは、水着と同じ素材なのでそこには全く影響しておらず、ミニョを見下ろすテギョンは、見上げて潤む瞳に怯んでいる。
「ファン・テギョンssi~!!!!」
「仕方ないだろ!ずぶぬれで帰ってきたお前に思わず見惚れただけだっ」
膨れるミニョに手を伸ばしたテギョンは、シャツのボタンを外し始め、首を傾げるミニョは、されるままで上着を脱がされた。
「俺も一緒に入るぞ」
「やったー!じゃぁ三人で、はいるー!」
「うっ、もー、良いですけど・・・変な事をしないでくださいね」
「変な事って・・・」
「リンの前で変な事をしないと約束してください!!」
「まぁ、俺も大人だしな・・・子供は先に追い出すに限るよな」
「そうじゃなくてですねっ!」
肩を抱くテギョンに抗議しながらバスルームに向かうミニョは、リンを振り返って手招きしている。
「大丈夫、リンは先に追い出してやるから」
「やだよー僕、オンマと一緒にでるもーん」
「ふん!お前に耐えられない様にしてやるっ」
「アッパが先だもん!」
服を脱ぐリンを手伝いながら、脇で服を脱ぐミニョを見あげて暫く眺め、ニヤリと笑っていたテギョンのとある雨の日の出来事だった。

★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★

あんにょーーんヽ(;´ω`)ノ
ふざけてるつもりは毛頭ないのであしからず~o(^Ⅲ^)o
いつ書いたって日付を観たらすずを始めるより前だった(笑)秋の長雨で書いたらしい(笑)
アップしなかった記事でして(^▽^;)かなーーーり前の文章なので内容も意味もないのん(^^ゞ
この頃からバスタイムは親子三人だったらしい(^^)最後まで読んで頂いてありがとうございます。
ただ、ただ、お間抜けファン一家を楽しんでもらえると嬉しゅうござりますぅ(^^)/