『天使の恋文』からこの『Farewell』作中で再イメージした詩で曲を作ってみた(^^)/
★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★
という訳で、久しぶりな前置き(笑)
短いので良ければ聞いてやってくださいましm(__)mご感想もあれば...(^^;待ってまーす(笑)
三作同時進行中の為、『御伽噺』等は、前作・前々作読んでない方々には「なんのこっちゃ?」な意味不かと思っとりますが(笑)
沢山の方々に読んで頂いてる様で大変嬉しく思っております。気まぐれにこんなのも作ってます(^^)宜しくね(^^)/
9月に入りましたが、引き続きご避難をされてる方々にお見舞い申し上げます。
自然災害Newsも多くあった8月末からすっかり秋めいて涼しくもなって参りましたので、どなたさまもお体ご自愛くださいませ。オンマの皆様は、多少解放されたり、とはいえ、秋の行事も増えたりとお忙しい方もおありでしょうが、そろそろ『color』も終焉に向かいます。最後までいま少しお付き合いいただけると幸いです。
満月が、9月28日。十五夜が9月27日。グンの誕生日が9月26日。と月末三連荘楽しみな9月の幕開けでございます。(byBlueMooN)
★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★
ステージに出たミニョは、ジェルミにエスコートされ、ミナムの横に立って手を振っていた。
「よろぶーん!久しぶりのツーショットだぞー!よく見ておけよー!」
ミニョの肩を抱くミナムに歓声が響き渡る。
「コ・ミニョ!久しぶりのステージだ!どうだ!?緊張してる!?」
「それは、もう!皆に会えて嬉しいですよー!」
ミナムとの軽快なトークを興奮気味に交わしているミニョは、前後左右に動き回りながら手を振り、ステージ袖に立つテギョンを見つけて小さく手を振った。
「で・・・ジェルミとのデュエットだろう!っていうか、ジェルミ歌えたんだぁって、思ったやつー!」
観客に向かってジェルミを紹介しているミナムは、ギターを抱えたジェルミに僅かにぎょっとしている。
「え・・・お前、弾くの!?」
耳元でジェルミに訊ねたミナムは、ニヤリと笑い返されてマイクを奪われた。
「俺の歌聞きたい人ー!」
ジェルミのマイクパフォーマンスを他所にミニョと並んで手を振り始めたミナムは、テギョンの横に立つヒジュンを見た。
「なぁ、ソンベが伴奏じゃぁねぇの!?」
「そうですけど、ジェルミも練習してました」
「ふーん、全然知らなかった・・・」
「オッパ!相変わらず頭の中空っぽなのですかぁ・・・」
「失礼だなお前っ!俺のパフォーマンスは完璧だっ!」
「でも・・・オッパが睨んでますけど・・・」
ミナムをじーっと見つめるテギョンが、腕を回している。
「ふ、早くしろってさ!リンの時は、平然としてたのにやっぱりお前の方が心配されてるんだな」
「そっそんなこと・・・」
「あるぜ!ヒョンの胃痛の原因お前が八割」
表情を崩しかけたミニョが慌てて笑顔を取り繕うとミナムがジェルミに駆け寄ってマイクを奪った。
「じゃぁ、待ちきれない皆さんの為に!準備も出来た様なのでこの人を呼ばせて貰いますっ!」
ステージ袖を大きく振り返ったミナムは、ゆったり歩いてくるヒジュンの名を呼び、ステージ中央へ歩いて行くジェルミとミニョは、お互いを見つめ合い、ストロークを始めたヒジュンに会場の一角から一際大きな歓声が立ち昇っている。
「キム・ヒジュンソンベ!」
一際大きくなったヒジュンの演奏に歓声も大きくなった。
「頑張れよっ」
ジェルミの歌い出しにミニョの背中を軽く叩いたミナムは、舞台袖に向かっている。
「ハーぁ・・・・・・俺が緊張するってーのっ・・・」
膝に手を付いてがっくり項垂れたミナムは、腕組みして見ているテギョンを見上げた。
「チッ!結構、涼しい顔してんじゃん」
「はは、もう心臓が一度口から飛び出たそうだ」
「ふーん・・・ドッキドキで壊れて呑み込んだんだ」
ペットボトルを差し出したシヌにミナムも腕を伸ばしている。
「なんだかんだヒョンが一番壊れてたもんな」
「出だしでしくじったからな」
「俺達に何も言えないね」
曲は、中盤に差し掛かり、黙って聞いていたテギョンが、ゆっくり振り返った。
「・・・次のステージ・・・お前んとこの双子をあげてやるぞ」
「いっ!?」
「ああ、それ良いな!ヘイがオーディションを受けさせたんだろう!?」
「へっ!?」
「子供服のモデルだって!?自慢してたぞ」
「なっ・・・あっいつー勝手な事をー」
「目下それで喧嘩中だって言ってたけどな」
「チェッ!昨夜聞かされたんだよっ!それもっ!俺のコンサート前の大事な集中時間にだよっ!歌詞全部吹っ飛んで声も出なかったんだっ!」
軽く体を動かしているミナムは、シヌを促して背中を合わせている。
「ふっ、その割にしっかり歌えてたな」
「ふぁったり前だろーこれでも俺、プロだからねっ!何年ヒョンに鍛えられてると思ってんのさっ」
トンとシヌの背中から降りたミナムは、スタッフにスタイルチェックされ、鏡を見つめながら髪を直した。
「このままソンベのソロだろう!?何曲!?」
「2曲の予定だ・・・」
「すっげーなー、他人のコンサートで2曲って何者!?」
歌詞カードを手にぶつぶつ言い始めたミナムは、ステージを見つめるテギョンを上目で見つめ、シヌに頭を抑えられた。
「お前が言うなっ!ラジオでカヴァーしまくったんだろうがっ」
「うぇへへっ、ずーっと前にさ、ジェルミとソンベが来てくんないかなぁって話をしてたんだよねっ!まさか、生歌聞けると思ってなかったんだけどぉ」
ステージでは、曲が終わりを迎え、ミニョとジェルミが、向き合って笑顔を交わしている。
「終わるぞっ」
ふたりが観客に手を振り、頭を下げる中、会場は一気に暗転し、振り返ったミニョは、テギョンに向かって微笑むとジェルミと手を繋いだまま一歩、二歩と後退り、駆け出した。
「おー、おー、嬉しそうな顔して・・・」
「ひとまず成功だな」
ミナムとシヌが会話を交わす中、駈け込んで来たジェルミと手を離した瞬間、両手を広げたテギョンに向かって飛び込んでいたミニョだった。
という訳で、久しぶりな前置き(笑)
短いので良ければ聞いてやってくださいましm(__)mご感想もあれば...(^^;待ってまーす(笑)
三作同時進行中の為、『御伽噺』等は、前作・前々作読んでない方々には「なんのこっちゃ?」な意味不かと思っとりますが(笑)
沢山の方々に読んで頂いてる様で大変嬉しく思っております。気まぐれにこんなのも作ってます(^^)宜しくね(^^)/
9月に入りましたが、引き続きご避難をされてる方々にお見舞い申し上げます。
自然災害Newsも多くあった8月末からすっかり秋めいて涼しくもなって参りましたので、どなたさまもお体ご自愛くださいませ。オンマの皆様は、多少解放されたり、とはいえ、秋の行事も増えたりとお忙しい方もおありでしょうが、そろそろ『color』も終焉に向かいます。最後までいま少しお付き合いいただけると幸いです。
満月が、9月28日。十五夜が9月27日。グンの誕生日が9月26日。と月末三連荘楽しみな9月の幕開けでございます。(byBlueMooN)
★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★
ステージに出たミニョは、ジェルミにエスコートされ、ミナムの横に立って手を振っていた。
「よろぶーん!久しぶりのツーショットだぞー!よく見ておけよー!」
ミニョの肩を抱くミナムに歓声が響き渡る。
「コ・ミニョ!久しぶりのステージだ!どうだ!?緊張してる!?」
「それは、もう!皆に会えて嬉しいですよー!」
ミナムとの軽快なトークを興奮気味に交わしているミニョは、前後左右に動き回りながら手を振り、ステージ袖に立つテギョンを見つけて小さく手を振った。
「で・・・ジェルミとのデュエットだろう!っていうか、ジェルミ歌えたんだぁって、思ったやつー!」
観客に向かってジェルミを紹介しているミナムは、ギターを抱えたジェルミに僅かにぎょっとしている。
「え・・・お前、弾くの!?」
耳元でジェルミに訊ねたミナムは、ニヤリと笑い返されてマイクを奪われた。
「俺の歌聞きたい人ー!」
ジェルミのマイクパフォーマンスを他所にミニョと並んで手を振り始めたミナムは、テギョンの横に立つヒジュンを見た。
「なぁ、ソンベが伴奏じゃぁねぇの!?」
「そうですけど、ジェルミも練習してました」
「ふーん、全然知らなかった・・・」
「オッパ!相変わらず頭の中空っぽなのですかぁ・・・」
「失礼だなお前っ!俺のパフォーマンスは完璧だっ!」
「でも・・・オッパが睨んでますけど・・・」
ミナムをじーっと見つめるテギョンが、腕を回している。
「ふ、早くしろってさ!リンの時は、平然としてたのにやっぱりお前の方が心配されてるんだな」
「そっそんなこと・・・」
「あるぜ!ヒョンの胃痛の原因お前が八割」
表情を崩しかけたミニョが慌てて笑顔を取り繕うとミナムがジェルミに駆け寄ってマイクを奪った。
「じゃぁ、待ちきれない皆さんの為に!準備も出来た様なのでこの人を呼ばせて貰いますっ!」
ステージ袖を大きく振り返ったミナムは、ゆったり歩いてくるヒジュンの名を呼び、ステージ中央へ歩いて行くジェルミとミニョは、お互いを見つめ合い、ストロークを始めたヒジュンに会場の一角から一際大きな歓声が立ち昇っている。
「キム・ヒジュンソンベ!」
一際大きくなったヒジュンの演奏に歓声も大きくなった。
「頑張れよっ」
ジェルミの歌い出しにミニョの背中を軽く叩いたミナムは、舞台袖に向かっている。
「ハーぁ・・・・・・俺が緊張するってーのっ・・・」
膝に手を付いてがっくり項垂れたミナムは、腕組みして見ているテギョンを見上げた。
「チッ!結構、涼しい顔してんじゃん」
「はは、もう心臓が一度口から飛び出たそうだ」
「ふーん・・・ドッキドキで壊れて呑み込んだんだ」
ペットボトルを差し出したシヌにミナムも腕を伸ばしている。
「なんだかんだヒョンが一番壊れてたもんな」
「出だしでしくじったからな」
「俺達に何も言えないね」
曲は、中盤に差し掛かり、黙って聞いていたテギョンが、ゆっくり振り返った。
「・・・次のステージ・・・お前んとこの双子をあげてやるぞ」
「いっ!?」
「ああ、それ良いな!ヘイがオーディションを受けさせたんだろう!?」
「へっ!?」
「子供服のモデルだって!?自慢してたぞ」
「なっ・・・あっいつー勝手な事をー」
「目下それで喧嘩中だって言ってたけどな」
「チェッ!昨夜聞かされたんだよっ!それもっ!俺のコンサート前の大事な集中時間にだよっ!歌詞全部吹っ飛んで声も出なかったんだっ!」
軽く体を動かしているミナムは、シヌを促して背中を合わせている。
「ふっ、その割にしっかり歌えてたな」
「ふぁったり前だろーこれでも俺、プロだからねっ!何年ヒョンに鍛えられてると思ってんのさっ」
トンとシヌの背中から降りたミナムは、スタッフにスタイルチェックされ、鏡を見つめながら髪を直した。
「このままソンベのソロだろう!?何曲!?」
「2曲の予定だ・・・」
「すっげーなー、他人のコンサートで2曲って何者!?」
歌詞カードを手にぶつぶつ言い始めたミナムは、ステージを見つめるテギョンを上目で見つめ、シヌに頭を抑えられた。
「お前が言うなっ!ラジオでカヴァーしまくったんだろうがっ」
「うぇへへっ、ずーっと前にさ、ジェルミとソンベが来てくんないかなぁって話をしてたんだよねっ!まさか、生歌聞けると思ってなかったんだけどぉ」
ステージでは、曲が終わりを迎え、ミニョとジェルミが、向き合って笑顔を交わしている。
「終わるぞっ」
ふたりが観客に手を振り、頭を下げる中、会場は一気に暗転し、振り返ったミニョは、テギョンに向かって微笑むとジェルミと手を繋いだまま一歩、二歩と後退り、駆け出した。
「おー、おー、嬉しそうな顔して・・・」
「ひとまず成功だな」
ミナムとシヌが会話を交わす中、駈け込んで来たジェルミと手を離した瞬間、両手を広げたテギョンに向かって飛び込んでいたミニョだった。
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