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loveYou're Beautiful❦Story it was based Korean drama "You're Beautiful" secondary creation.❧ Hope to see someday"You're Beautiful" of After that. Aliasすずらん──長い長い「物語」を続けております。貴方の癒しになれる一作品でもある事を願って。イジられキャラテギョンssi多(笑) 交差点second掲載中❦フォローしてね(^▽^) コメディ・ほのぼの路線を突っ走っています(*^▽^*)あまりシリアスは無いので、そちらがお好きな方は、『悪女』シリーズ等を気に入って頂けると嬉し。 『テギョンとミニョの子供・・・』という処からお話を始めオリキャラ満載でお届けしておりましたが、登場人物も交差し始め統一中。 長らくお付き合いいただいている方も初めましてな方もお好きな記事・作品等教えて頂けると嬉し(^v^) ご意見ご要望はこちら★すずらん★メッセージを送ってください。BM仕様限定のごくごく一部解除しました。 尚、当ブログ内の著作権は、管理者に帰属するものであり、転載・転用は固くお断り申しあげます。また画像等の著作権・肖像権は、発行元に帰属するものでありこちらも転載・転用は、ご遠慮願います。
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カラー・オブ・フェアウェル (61)


レッツ親子3人バスタイム(^^)/
★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★


「わーい、オンマー早く―」
パシャパシャ水を弾いてテギョンの膝で遊んでいるリンは、すっかり眠気も飛んでしまった顔で、きゃっきゃっとはしゃいでいた。
「ったく・・・なんでこんなに泡だらけなんだよっ」
掬った泡を手に乗せてテギョンを振り返ったリンは、口の周りに塗り込んでいる。
「きゃははは、アッパハラボジー」
「チッ・・・お前も同じにしてやろう」
リンの腕を取ったテギョンが顔に触れた。
「あ!?」
「あれー・・・まっくらー」
「なんだ!?停電か!?」
ふたり揃って脱衣所を見て首を傾げている。
「ああ、あいつの仕業か」
「オンマー、一緒に入るのー!?」
カララと扉を開けたミニョが、タオルを体に巻いて顔を覗かせた。
「えっ!?入らなくても良いのですかっ!?」
リンの疑問符にミニョも疑問を返している。
「あ、じゃぁ・・・後で・・・」
細めた目で見ているテギョンは、リンの体を湯船の外に出してお尻を叩いた。
「だめー、一緒に入るのー」
駆け寄ったリンに突進されタオルを引っ張られるミニョは、驚いて慌て、振り返っている。
「えっ、わっわ、リンっ、引っ張っちゃ・・・っ・・・」
踵を返そうとしたミニョをグイグイ引っ張るリンを薄ぼんやり見ているテギョンが笑った。
「クク、コ・ミニョ電気まで消したんだからさっさと入って来いっ!」
「えっ、あ、でも・・・」
かろうじて前を隠すタオルを引っ張り続けるリンは、首を傾げてミニョの後ろに回ったている。
「えっ、わっ、リンだめっ!」
ミニョをグイグイ押し込んでまたまた前に回りタオルと腕を引っ張った。
「僕と入る時は、何も無いもーん」
「そっ、それはー」
「アッパもいつも見てるから隠しても無駄だもーん」
「えっ!?わ、何!?何を・・・」
「今日もアッパ捲ってたもん」
「はっ!?」
くるくる回っていたリンを捕まえたミニョは、タオルも引き寄せてシャワーに近づいている。
「捲っていたってなんですかぁ!?」
リンの頭に水を被せ、泡を落とし始めたミニョは、ちらっとテギョンを見た。
「オンマが寝てる時にお腹見てるんだよーアッパ」
「はぃ!?」
「コンサート決まってから毎日見てたのー」
「お腹!?」
リンを膝に乗せ、頭を洗い始めたミニョは、脇腹を擦っている。
「腹筋の発達具合を見てただけだ」
「はっ!?」
「僕の腹筋一杯付いたのにオンマの腹筋は硬くならないなぁって触ってたー」
「はぁ!?」
「僕も一緒に触ったのーぽよんぽよんだったよー」
「はぁあ!?」
眉間を寄せるミニョにテギョンが笑った。
「起きないから触り放題だったな」
「そうなのー!オンマ起きないんだもん」
再び泡だらけのリンが、ミニョを振り返って擦られている腕を伸ばしている。
「でも、今日は合格って言ってた」
水を被せられ、大きな息を吐いたリンは、大きく口を開けた。
「合格したからアッパの衣装着れるよね」
「ああ・・・着せてやれるな」
体に巻き付けているタオルの端でリンの髪を拭いているミニョは首を傾げている。
「衣装って今日着たものじゃぁないんですか!?」
「ああ、あれとは違う」
「オンマ終わり!?」
ワシャワシャ触られた頭を振ってタオルから顔を出したリンがミニョを見上げた。
「えっああ、終わりです」
「わーい、じゃぁ、僕、リビングにいるねー」
リンがタオルの端を掴んだまま走り出し、乾いた音を立てて扉を開けている。
「アッパ!約束守ってねー!僕ちゃんとオンマを裸にしたからねー」
「ああ、解ってる!ちゃんと乾いたタオルで頭を拭けよ」
「はーい」
手を振ったリンは、扉を閉め、茫然と見送ったミニョは、慌てて両手で胸を隠した。
「あっ、ちょ・・・えっ!?」
パシャンと水音と共にバスタブの淵に腰を下ろしたテギョンの指が曲がっている。
「なっ・・・えっ!?約束っ!?えっ!?な・・・」
きょとんと入り口とテギョンを見るミニョは、ニヤリと笑った顔に頬を引き攣らせた。
「約束は最大限有効だって・・・言ったよなコ・ミニョ・・・」
濡れた手で髪を掻き揚げ、指を曲げ続けるテギョンに観念顔のミニョが湯船に足を下ろした深夜だった。




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