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loveYou're Beautiful❦Story it was based Korean drama "You're Beautiful" secondary creation.❧ Hope to see someday"You're Beautiful" of After that. Aliasすずらん──長い長い「物語」を続けております。貴方の癒しになれる一作品でもある事を願って。イジられキャラテギョンssi多(笑) 交差点second掲載中❦フォローしてね(^▽^) コメディ・ほのぼの路線を突っ走っています(*^▽^*)あまりシリアスは無いので、そちらがお好きな方は、『悪女』シリーズ等を気に入って頂けると嬉し。 『テギョンとミニョの子供・・・』という処からお話を始めオリキャラ満載でお届けしておりましたが、登場人物も交差し始め統一中。 長らくお付き合いいただいている方も初めましてな方もお好きな記事・作品等教えて頂けると嬉し(^v^) ご意見ご要望はこちら★すずらん★メッセージを送ってください。BM仕様限定のごくごく一部解除しました。 尚、当ブログ内の著作権は、管理者に帰属するものであり、転載・転用は固くお断り申しあげます。また画像等の著作権・肖像権は、発行元に帰属するものでありこちらも転載・転用は、ご遠慮願います。
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カラー・オブ・フェアウェル (46)


「では、お気をつけて」
車両を降りたユソンとジュンシン、ユンギの三人を見送るヒジュンは、腰を折って、運転席に戻ろうとした。
「何に気を付ければ良い!?」
慇懃無礼だと言いたそうに振り返ったユンギは、足を止めたふたりに手を振って先を行かせ、ドアを開けようとしたヒジュンは、首を傾げている。
「何って、何ですか!?」
「俺が!聞いてるの」
「ヒョンは、ヒョンで、良いんじゃないですか!?ファン・テギョンssiにお任せです」
「嫌味の通じない奴だな!」
「ヒョンの嫌味なんて慣れてますよ!俺の言葉を皮肉にとったのでしたらそれも間違っていないです」
ユンギの言葉を肯定したヒジュンは、首を傾げるユンギを笑った。
「気を付けて頂きたいのは、マスコミです・・・今日インタビューの打ち合わせがある筈ですから」
「お前って、本当に何でも良く知っているんだな」
「それが、仕事ですからね!でも、インタビュアーは、ユ・ヘイssiなので大丈夫ですよ」
「ユ・ヘイって!?コ・ミナムの奥さんの!?」
「ええ、テギョンssiに近しい方で融通の利く方を紹介して欲しいと伝えました」
「それって、今後の仕事の為か!?」
「ええ、イ・ユンギに興味を持っていただくのは構わないんですけど、あまり煩くされるとSPglobeが困りますので」
「チッ!結局仕事かよ」
「奥様にも頼まれてますからね・・・ああ、それとこれを差し上げます」
胸ポケットに手を入れたヒジュンは、封筒を取り出し、中から数枚の紙を出した。
「なんだよ、それ!?チケット!?」
「ええ、最終日のチケットです」
リボンスプレッドよろしく広げるヒジュンは、最後の一枚を抜き出している。
「招待者のリストです!目を通しておいた方が宜しいと思います」
差し出される紙を受け取りに車に近づいたユンギは、屋根越しに受け取った。
「・・・見合いした相手ばかりじゃないか!?」
「ええ、奥様が、折角なので、皆さんにと」
「チッ!お前って、オモニの秘書なんだな」
「SPの社員です!では、わたしは、これで」
車に乗り込むヒジュンからリストに視線を戻したユンギは、歩き出そうとして、目を瞠って振り返った。
「おいっ!これ!!!」
虚しい声は、車のエンジン音にかき消されている。
「あっ、チッ、ヒジュンのやつー!!何でこの名前が書かれているんだよっ!あー、もう、電話、携帯っ!」
ポケットを探るユンギは、携帯を取り出し、電話を掛けようとして持っていた腕を引っ張られた。
「あ!?」
「おいっ!ユンギ!早く来いよっ!」
「何だよジュノ・・・先に行ったんじゃないのか!?」
「行ったけど、戻ってきた!あのな、俺達着替えるんだって!」
「あ!?俺達!?って誰が!?」
「俺とリンとユソン」
ジュンシンに腕を引かれながら歩き始めたユンギは、携帯を仕舞った。
「着替えならひとりでも出来るだろう」
「それは、問題じゃないぞ!リンの格好が問題なんだ!」
「あ!?どういうことだよ」
「良いから早く来いってば!」
腕を引かれながら、どこかうきうきしているジュンシンに首を傾げたユンギであった。








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