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loveYou're Beautiful❦Story it was based Korean drama "You're Beautiful" secondary creation.❧ Hope to see someday"You're Beautiful" of After that. Aliasすずらん──長い長い「物語」を続けております。貴方の癒しになれる一作品でもある事を願って。イジられキャラテギョンssi多(笑) 交差点second掲載中❦フォローしてね(^▽^) コメディ・ほのぼの路線を突っ走っています(*^▽^*)あまりシリアスは無いので、そちらがお好きな方は、『悪女』シリーズ等を気に入って頂けると嬉し。 『テギョンとミニョの子供・・・』という処からお話を始めオリキャラ満載でお届けしておりましたが、登場人物も交差し始め統一中。 長らくお付き合いいただいている方も初めましてな方もお好きな記事・作品等教えて頂けると嬉し(^v^) ご意見ご要望はこちら★すずらん★メッセージを送ってください。BM仕様限定のごくごく一部解除しました。 尚、当ブログ内の著作権は、管理者に帰属するものであり、転載・転用は固くお断り申しあげます。また画像等の著作権・肖像権は、発行元に帰属するものでありこちらも転載・転用は、ご遠慮願います。
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カラー・オブ・フェアウェル (31)


「いらっしゃい」
「こんにちは、アボニム!」
「どうぞ」
開かれたドアと促された手に軽い会釈を返したミニョは、微笑むギョンセの横を通り、後ろを歩くユンギは、振り返ってギョンセが扉を閉めるのを待っていた。
「どうかしたかい!?」
「あ、い・・・え・・・えっと、その・・・」
「どうした!?珍しいなお前が口籠るなんて」
揶揄かう調子のヒジュンが、ミニョと握手をした手をユンギにも差し出している。
「お、俺を何だと思っているんです!緊張位っしますよ」
「緊張ね・・・まぁ、お前がやることなんてたかが知れてるけど・・・」
「はは、困らせるなよヒジュン・・・ユンギ君も固くならないで」
ポンと肩に置かれたギョンセの手に苦笑いを浮かべたユンギは、深呼吸をしてミニョが座ったソファの向こうに腰を下ろした。
「というか、俺、何をさせられるんですか!」
ソファに囲まれたテーブルの上には、譜面やら、ステージの図面やらが無造作に置かれ、一番上のスケジュール表を手にしたユンギが訊ねている。
「バックコーラス!?」
「演奏だろ」
「トリオだろ!?」
一声に顔をあげたミニョが、ユンギと目を合わせた。
「え、わ、たし!?で、すか!?」
指を自分に向けたミニョは、きょとんとしてギョンセを振り返っている。
「テギョンからは、何も聞かされていないだろう」
キャビネット上のウォターサーバーから水を汲んだギョンセは、グラスを飲み干し、水を入れ直したグラスを持って頷いているミニョの横に座った。
「こちらで、打ち合わせをしてくるように・・・と・・・だ、け・・・です」
「ふ、そうか・・・じゃぁこっちにお任せって事だな」
「解釈はこちらに都合良く!だ」
向かいに腰を下ろしたヒジュンと顔を見合わせたギョンセは、ニヤリと笑っている。
「後でむくれそうだがな」
「ファン・テギョンを動かせただけでも俺達の勝利だ!」
「動かしたのはリンでしょう」
親指を立てて見せるヒジュンにユンギが不満そうに横槍を入れた。
「おやおや、今度は、拗ねるのかい」
「拗ねてませんっ」
「まぁ、テギョンは、いつものコンサートのつもりでいると言っていたからな」
「いつものコンサートスケジュールにしては、時間が長いじゃないか!?」
タイムテーブルの書かれた紙を指で押さえたヒジュンは、大きな空白を指差して弾いた。
「私たちが何かをしてくると計算しているんだよ・・・まぁ、アンには、大筋の話をしたから・・・スタッフとも打ち合わせをした結果がこれだろう」
「他にも何かするつもりですか!?」
「お前も共犯だ」
「ミニョもだよ・・・テギョンには、なるべく悟られない様にね」
テーブルを覗き込んだミニョとユンギに一枚ずつ同じ紙を渡したギョンセは、片目を閉じている。
「え・・・あ、はい」
「自信がないかい!?」
「い、いえ、オッパに気づかれない様に頑張りますっ」
「鈍いから大丈夫だろう」
「そうですよ、ミニョssiの事になるとそりゃぁ、素早いですけど」
ミニョの指の動きにクスリと笑ったヒジュンとユンギが、声を出して笑い始め、ミニョは、赤くなって俯き、ギョンセがミニョの肩に腕を回した。
「リンもいるんだけどね」
「あ、ああ・・・そっち・・・ミニョssi頑張ってください」
「ええー、リンも騙すのですかぁ」
「騙す訳じゃないよ、黙っていれば良いんだ!当日までね」
真面目な顔でミニョを励ましたユンギに大きく目を見開いたミニョは、ギョンセを見ている。
「親子共演をさせてもらいたいだけだからな」
「正確には、三世代・・・な訳ですね・・・」
「うっ・・・頑張りっます・・・」
ヒジュンの言葉に微笑んだギョンセを見上げて困った顔をしているミニョだった。

 ★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★

「ここに並べ!」
指を曲げて動かし床を指したテギョンを見上げた子供達三人組は、互いの顔を見合わせて、そろそろと前に歩き出していた。
「さっさとしろ」
背中を反らしながら歩く三人は、ギロリと向けられた目に背筋を伸ばしている。
「何するのー!?」
窮屈そうにピッタリ寄り添って見上げた六つの目を見下ろしたテギョンは、にっこり笑う真ん中のリンを見て大きく息を吐き出した。
「練習だ・・・といっても、これが最後の練習だと思え・・・どうやら、お前達のハラボジは、まーだ、何かを企んでいるみたいだからな」
徐々に突き出た唇で天井を見上げたテギョンにリンが首を傾げている。
「企むってなーにー!?」
左右を見回したリンにテギョンが腕を伸ばして引き寄せ、リンを抱え上げた。
「お前はちょっと黙ってろ・・・ジュノにユソン・・・お前達・・・家で『約束』以外に何か練習をさせられていないか!?」
リンを重そうに抱えたテギョンは、ユソンとジュンシンをじっと見ている。
「何かって・・・なんだ!?」
「練習、ですか・・・ハラボジの曲なら・・・してま、すけど・・・」
ユソンの顔を見たジュンシンに一瞬俯いたユソンは、首を傾げてテギョンを見上げた。
「どんなやつだ!?」
「叩くのか!?」
ユソンの後方の床に座っていたジェルミが、スティックを前に出している。
「いえ、ギターです・・・」
テギョンを見上げるユソンは首を振り、テギョンは、振り返って顎をあげた。
「ちょっと弾いてみろ」
「え、ああ、はい」
リンのギターを手にしたユソンは、メロディーを奏で始め、首を傾げたリンは、テギョンの顔を見つめている。
「知ってるー!」
「ああ、それなら、俺も知ってる」
ニヤリと片頬を上げたテギョンは、ジュンシンを振り返った。
「これを既に暗譜してるだろう」
「簡単に弾けるぜ」
親指を立てて見せるジュンシンにリンは、テギョンの首を絞めている。
「僕も弾けるよー、ハラボジがくれた楽譜に載ってたもん」
リンの腕を緩めながらシヌを見たテギョンは、ジェルミとミナムを振り返った。
「ユンギのパーティで、シヌを参加させて演った曲と対になる曲だ」
「対!?」
「ああ、俺も最近知ったんだが、ユンギの父親が作った曲らしい」
きょとんとしたミナムは、ジェルミと顔を見合わせている。
「ユンギssiの家って、実業家じゃぁなかったの!?」
「実業家さ、けど、アボジ達とソンベと大学の同期だそうだ」
誇った顔で辺りを見回す為にくるんと回ったテギョンにリンの顔が綻んだ。
「あれ、もしかしてさー!?」
「ユンギの父親の代わりにユンギが入る」
「アッパ!もっと!」
リンを下ろそうとしたテギョンは、首に回った腕に締め付けられている。
「ソンベとギョンセssiのコンビね・・・」
「ユソンとジュノ・・・とリンもだよね!?」
「ヒョンもいるから・・・」
指を指し向けるミナムに最後に指を向けられたジェルミがその指を掴み首を傾げた。
「三世代共演・・・なの!?」
眉間に皺を寄せながらくるりと一周回ったテギョンは、リンを床に下ろしている。
「今の曲を演るつもりだと思ってる」
「テギョンなら即興でも弾けるな・・・」
膝に抱えていたギターを下ろしたシヌが、テギョンの後ろからテーブルに向かった。
「問題は、どこにぶち込んでくるかなんだよな・・・」
テーブルに置かれた大きなタイムテーブルの書かれた紙を押さえつけて上から時間を辿っているテギョンなのであった。
 ★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★


あんにょん(^^)/生장근석見れるチャンスも崩れた(T_T)秋までお預けさぁ(^▽^;)
悔しいので、久々更新・・・テギョンを虐める事にした(^^♪
八つ当たり批判は受け付けないですっ| 壁 |д・)
いものことです(笑)皆の駆け引きタイムを暫く続けます(´艸`*)
誰が勝つのか、誰の意見が通るのか(笑)最強なのはリンだと思うけど^_^;




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