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loveYou're Beautiful❦Story it was based Korean drama "You're Beautiful" secondary creation.❧ Hope to see someday"You're Beautiful" of After that. Aliasすずらん──長い長い「物語」を続けております。貴方の癒しになれる一作品でもある事を願って。イジられキャラテギョンssi多(笑) 交差点second掲載中❦フォローしてね(^▽^) コメディ・ほのぼの路線を突っ走っています(*^▽^*)あまりシリアスは無いので、そちらがお好きな方は、『悪女』シリーズ等を気に入って頂けると嬉し。 『テギョンとミニョの子供・・・』という処からお話を始めオリキャラ満載でお届けしておりましたが、登場人物も交差し始め統一中。 長らくお付き合いいただいている方も初めましてな方もお好きな記事・作品等教えて頂けると嬉し(^v^) ご意見ご要望はこちら★すずらん★メッセージを送ってください。BM仕様限定のごくごく一部解除しました。 尚、当ブログ内の著作権は、管理者に帰属するものであり、転載・転用は固くお断り申しあげます。また画像等の著作権・肖像権は、発行元に帰属するものでありこちらも転載・転用は、ご遠慮願います。
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名残の夏に削り氷を!?おまけ!?

「っだ、オッパ・・・も・・・」
離してくださいという前に唇は、冷たい氷をぶつけられ、そのまま塞がれた。
シャツを掴んだ指先が、皺を深くして襟を引っ張られたテギョンは、それをそっと握りこんでいる。
「っ、ぅん・・・」
「全部飲めよ」
顎を伝う液体を離した唇で吸い取りながら、顎をあげるミニョの溜飲している喉に強く吸い付いたテギョンは、背中に回していた手を抜き、左の胸を覆い隠している。
「や・・・」
柔らかく動かされる刺激に翻筋斗(もんどり)を打つミニョは、翻した腕で、テギョンの腕を脇に挟み、それ以上動かない様に押さえつけている。
「チッ、離せよ」
「嫌(や)ですっ!」
「あ!?何か言ったか!?」
「嫌だと言ったのです」
「俺の聞き間違いだろう」
動かそうとする掌を増々強く締め付けるミニョは、ほんのり桜色した頬でテギョンを睨んでいる。
「お酒を飲ませるなんて反則です」
「お前が間違えたんだろう、昨日リンが食ったのと同じ物を食わせたじゃないか」
「!リンにも口移しをしたのですか」
「そんな事をする訳がないだろう」
「・・・そう・・・ですよね・・・」
呆れた物言いのテギョンにペコンと頭を下げたミニョは、その隙に腕を解かれ、下半身をソファに縫い止められた。
「えっ!?あ、オッパ!」
動かない下半身に慌てたミニョは、テギョンを捉えようとしたが、一瞬早くテギョンの腕がミニョの身体を回り込み、背中に触れた手は、シャツを引っ張った。
ソファで重なるふたりは、見つめ合い、無言の数秒が流れた。
「ぁ・・・」
「悪かった」
「ん・・・もう、良いです・・・氷、美味しっ・・・ぁ」
口付けを受け入れるミニョの腕は、テギョンの背中を彷徨って、閉じた瞼が、離れた唇にもう一度触れようと睫毛を揺らした。
けれど、一向に降りて来ないテギョンにそっと目を開けたミニョは、テギョンの溜息に横を向いている。
「僕も食べて良い!?」
訊ねながらも手が先に氷を口に運び、裸のリンは、タオルを引きずって氷を食べた。
「は!?」
「な!?」
「美味しいっ!」
「ばっ、おま、それっ!」
「お酒入ってるー」
くるりと振り返ったリンは、頬を両手で包み、うーんと一つ唸ると寝るねーとタオルを引きずってリビングから出て往き、腕を伸ばしたままのテギョンは、シャツの襟を引っ張って固まっているミニョを見下ろした。
「あー、昨夜よりもよく眠れるんじゃないか・・・」
「お風呂、あがったのですね・・・」
間抜けな会話を交わすふたりは、顔を見合わせ、それぞれ目を閉じて数秒、ニヤリと笑ったテギョンとハッとした表情のミニョがいるのだった。
「やっ、オッパ、だから、ダメっ!ですっ!」
「リンも寝たんだから俺達の時間で良いだろう!」
またまた翻筋斗り打ったミニョをお皿の氷が全部溶け終えるまで、溶かし続けたテギョンの夜であった。