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loveYou're Beautiful❦Story it was based Korean drama "You're Beautiful" secondary creation.❧ Hope to see someday"You're Beautiful" of After that. Aliasすずらん──長い長い「物語」を続けております。貴方の癒しになれる一作品でもある事を願って。イジられキャラテギョンssi多(笑) 交差点second掲載中❦フォローしてね(^▽^) コメディ・ほのぼの路線を突っ走っています(*^▽^*)あまりシリアスは無いので、そちらがお好きな方は、『悪女』シリーズ等を気に入って頂けると嬉し。 『テギョンとミニョの子供・・・』という処からお話を始めオリキャラ満載でお届けしておりましたが、登場人物も交差し始め統一中。 長らくお付き合いいただいている方も初めましてな方もお好きな記事・作品等教えて頂けると嬉し(^v^) ご意見ご要望はこちら★すずらん★メッセージを送ってください。BM仕様限定のごくごく一部解除しました。 尚、当ブログ内の著作権は、管理者に帰属するものであり、転載・転用は固くお断り申しあげます。また画像等の著作権・肖像権は、発行元に帰属するものでありこちらも転載・転用は、ご遠慮願います。
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カラー・オブ・フェアウェル (7)

ギョンセからの航空便・・・どう絡む?
 ★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★

PCの前で、椅子を横に向けて座っているヒジュンは、グラスの中に差し込まれたスティックでオレンジを潰し、持ち上げたグラスににやりと笑っていた。
「いや、あの顔は、お前にも見せたかったぞ」
(ふ、そんなに驚いたのか)
「ああ、まさか、お前が関わってるなんて、爪の先程も思っちゃいなかったんだろうな」
四角い画面に映し出されるギョンセは、書斎を歩き回っていて、顔が見えるのは、稀で、横目でそれを確認しているヒジュンは、雑誌を手に取っている。
(あいつは、一人で大きくなった様なモノだからな)
「ふん、どいつもこいつもそんな顔ばかりしているな」
(はは、お前の処もそうだったか)
「ふん、ユンギの奴もな!大した珠だ」
表紙に写る美丈夫の額を指で弾いたヒジュンは、豪快に笑った。
(ああ、やはり、血は争えない・・・か)
「お、何だ、お前の血筋自慢か」
(お前だって、俺の事を言えないだろう)
PCに映し出されたギョンセに軽く手を上げたヒジュンは、眼鏡を外して目尻を擦ったギョンセに別な雑誌を見せている。
「はははは、良い孫を持てて・・・幸せだな」
(そうだな)
「ところで、仕事の片は付いたのか!?」
頷いたギョンセと視線を併せ、笑顔を浮かべたヒジュンにギョンセも苦笑いを浮かべ、コーヒーカップを手にした。
(付けなきゃお前の依頼を受けられないだろう)
「いや、まさか、お前がこの話に乗るとは思ってなかったんだよなぁ」
(招待をしておいて呑気だな)
「巻き込まれたとは思わないんだな」
(ふ、何年の付き合いだと思ってる!お前は学生の頃から何も変わらない)
「ははは、そういうお前もな!良い時代だった、三人で良く演奏旅行に出かけたな」
(そうだったな、路上で弾き語るお前を放り出した事もあった)
「ああ、あの晩は、良い出会いがあったな、朝、発つのに苦労したが・・・」
(全く、毎度、毎度、お前を連れて帰るのが大変だった)
「そう言うな!飯を奢ってやっただろう」
(ははは、安い飯だったな」

★★★★★☆☆☆★★★★★
★★★★★☆☆☆★★★★★


「それじゃぁ、改めて・・・ただいま・・・・・・」
「お帰りなさい、です・・・っ、何か・・・ありましたか!?」
ぐったり、どよんとしたテギョンの声に抱きついていたミニョは、首を傾げていた。
「いや、ああ、まさかと思うけど・・・アボジから、何か届いたか!?」
リビングのど真ん中で、ヘッドホンを着けてポータブルDVDを膝に座りこんだリンの後ろ姿に指を指し向けたテギョンは、ミニョの肩を抱いて、ダイニングに向かっている。
「!?ええ、リンにプレゼントって、DVDが送られてきましたけど」
「・・・・・・・・・ったく、ああ、もう!本当に!あの年寄りどもっ!何を考えてやがる!」
テギョンがダイニングの椅子に座るとミニョも隣に腰を降ろして、端に置かれているお盆に手を伸ばし、ティーバッグを取り出した。
「オッパ・・・何!?」
苛つくテギョンの隣で、きょとんとしたミニョは、そろりと横を見上げた。
「ああー、ったく、どいつもこいつも俺を振り回して!面白がっているとしか思えん!!」
テギョンの視線は、ミニョを素通りしてリンに向けられ、首を傾けていくミニョは、正面を向いて唇に指を当て、また横を向いている。
「あっ、のー」
「ぁ!?」
ギロリと細くなった瞳にミニョは、背筋を伸ばし、細かに首を振りながら訊ねた。
「わ、たしもですか!?」
「そうだ!お前もだ!そもそも、出会いからして振り回されてる!」
ジトッとミニョを見つめるテギョンは、眉根を寄せ、唇も動かしている。
「・・・あんまりですね・・・」
「お前はなぁ、何となく予想がつくから、まぁ、良い!碌な事を考えてなくても、俺の為を思っているんだからな!」
「そっ・・・そんな事っないです」
溜息を吐きながらリビングに身体を向けたテギョンは、自身の肩を掴んで首を回し、ダイニングテーブルに背中をつけた。
「まぁ、赤くなるのが良い証拠だな、コ・ミニョ!」
「ん、オッパ・・・意地悪です」
テーブルを見下ろしているミニョと天井を見上げているテギョンは、正面で顔を見合わせ、慌てたミニョが、向きを変えている。
「俺は愛してる!逃げるなよ」
向こうを向いてしまったミニョの肩に後ろから腕を回すテギョンは、股の間で椅子を引き、ミニョの顔を傾けた。
「ん・・・ふ」
不自然な体制で顔に落ちるキスに仰け反るミニョは、徐々に宙に浮いた足に触れた衝撃に大きな瞳を開き、脚をバタつかせている。
「アッパー!何してるのー!!!」
「チッ!気付かれたか」
ニヤリ笑うテギョンは、バタつくミニョの背中を支え、胸に乗せていた腕で思い切り良くミニョを起した。
「オンマー、僕もーギュッてしてー」
「ふ、あ、は、はは、いっ、良いですよー」
ドギマギしているミニョにぷっくり膨れたリンが両腕を伸ばし、深呼吸をしたミニョは、リンを膝に抱えている。
「アッパもしてー」
「ああ、DVDはもう良いのか!?」
ミニョに抱き締められにっこり笑ったリンは、テギョンに腕を伸ばした。
「うん!あっ、そうだ!あのね、あの中にハラボジからお手紙入ってたよ」
「手紙!?」
「うん!アッパから、楽譜貰えって!?なぁにー!?」
テギョンに抱き締められ、口角を上げるリンは、背中に回した腕を解いてテギョンを見上げ、首を傾げている。
「はー、これの事だな・・・・・・」
テーブルに置かれた封筒を振り返り、大きな舌打ちと溜息を吐いたテギョンであった。


 ★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★

あんにょん(^ε^)♪連日暑くてバテ気味ですわー(;´Д`)
熱中症にならないように水分とるのも億劫になってるし(・・;)皆様も気をつけてねヽ(゜▽、゜)ノ
本文中の
★★★★★☆☆☆★★★★★
★★★★★☆☆☆★★★★★
に入るお話!無くても良いエピだけど勿体ないので一本にした(笑) 

For example, that of this night(例えばこんな夜のこと)!?



たくさんごちそうさまでしたー♪ヽ(*´▽)ノ♪byアメーバピグ


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