Translate

Favorite music excerpt 再生リストからchoiceコントロールから音量変更可 不可はページ再読込❦一部字幕ON&設定で日本語約可

loveYou're Beautiful❦Story it was based Korean drama "You're Beautiful" secondary creation.❧ Hope to see someday"You're Beautiful" of After that. Aliasすずらん──長い長い「物語」を続けております。貴方の癒しになれる一作品でもある事を願って。イジられキャラテギョンssi多(笑) 交差点second掲載中❦フォローしてね(^▽^) コメディ・ほのぼの路線を突っ走っています(*^▽^*)あまりシリアスは無いので、そちらがお好きな方は、『悪女』シリーズ等を気に入って頂けると嬉し。 『テギョンとミニョの子供・・・』という処からお話を始めオリキャラ満載でお届けしておりましたが、登場人物も交差し始め統一中。 長らくお付き合いいただいている方も初めましてな方もお好きな記事・作品等教えて頂けると嬉し(^v^) ご意見ご要望はこちら★すずらん★メッセージを送ってください。BM仕様限定のごくごく一部解除しました。 尚、当ブログ内の著作権は、管理者に帰属するものであり、転載・転用は固くお断り申しあげます。また画像等の著作権・肖像権は、発行元に帰属するものでありこちらも転載・転用は、ご遠慮願います。
 にほんブログ村 小説ブログへ
にほんブログ村

ルッキング!? #5


やっぱり、シヌの思いに引きづられているけど・・・宜しくおねがいします続き(^^)/

 ★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★

何処に行くと夕日が傾きだしたばかりの街に繰り出した一行は、マ・室長は、と言ったリンの一言で、それほど遠くないホテルに向かう事にして、途中、ミナムが電話を掛けていた。
「マ・室長~!? 何してる~!?」
軽い言葉で、ミナムがマ・室長を呼んだ。
「・・・・・・はぁ!? 何でそんな良いもん食ってんだよ!!俺達のは!?」
ミナムが、電話を掛けながら、皆を急かすように手を振っている。
「俺達もすぐ行くから!!残しとけ~!!」
叫びながら電話を切っている。
「ちょっと、ミナム~何してるって!?」
「ホテルのレストランで、海鮮料理だって~」
「えっー何それ!!自分達ばっかりずるいよー」
早足になったジェルミとミナムが、スタスタと歩いて行くとシヌ、ミニョのふたりは、クスクス笑って、テギョンは、仏頂面をしていた。
「オッパ! 大丈夫でしょうか!?」
ミニョが、テギョンを心配して声を掛けた。
「何が!?」
「いえ、海鮮だって・・・」
ミニョがテギョンの曇った顔にアレルギーの事もあり、食べたくないのではと聞いている。
「ふん、甲殻類でなければ問題ない!」
テギョンは不機嫌ながらそう答えた。
「そうですか! リンが食べたがってましたので丁度良かったです」
ミニョは、嬉しそうに前を行くミナムの腕の中のリンを見た。
小走りのミナムにキャッキャッとはしゃいで笑っている。
「フッ、あいつは、いつでも飯のことばかりだな!」
誰かさんと一緒だとテギョンはミニョの頭に手を置いてその顔を覗き込んだ。
「わたしは、そんなに食べてません!!」
「そうか!? 最近この辺りが・・・」
テギョンが、ミニョの腹を触った。
「オッ、オッパ」
テギョンの顔が近づく。
「抱き心地がな」
ミニョにしか聞こえないように囁いている。
「もー!!何を言うのですか!!!」
ハハッと笑うテギョンとミニョは、じゃれあいながら歩き、シヌは、そんなふたりを横から見つめ黙って歩いていた。
「そういえば、明日のコンサート、ゲストがいるんだろ!?」
シヌが、思い出したとテギョンに聞くとミニョの肩を抱いたテギョンが、ああ、と返事をした。
「スタッフが、一ヶ月前から韓国に来て打ち合わせしてたな!この国でここまで大々的に遣るのは俺達が始めてだから失敗はしたくないらしい・・・国民的スターとか言うのが、来る事になっているらしいな」
推測でものを言うテギョンにシヌが目を細めた。
「お前も知らないのか!?」
「ああ、社長とマ・室長は、資料を見たらしいが、俺は見てない」
まるで、興味が無いとばかりにテギョンが言った。
「女なんだろ!?」
時折、すれ違う旅行客や地元の人々に笑顔を振りまき手を振って歩いているシヌは、通り過ぎた人々から賞賛を浴びていた。
『ちょっと、だれ、だれ、素敵~』
『背ー高ーい』
『同じグループかなぁ』
そんな声は、当然、テギョンにも届いていて、ジロッとシヌを見ている。
「お前、何しに来てるんだ!?」
ゲストのことを聞く事といい、シヌの行動にテギョンが不思議な顔をした。
「んっ!?」
シヌが、表情を崩さずにテギョンを見る。
「仕事だろ」
無表情でサラッと答えるシヌは、テギョンに十分な脱力感を与えたようだ。
「はぁー、お前って・・・そんなヤツだったか!?」
ミニョも不思議な顔でテギョンとシヌを交互に見ている。
「ふっ・・・そんなヤツになったんだよなぁ! 誰かさんのおかげでっ!」
ミニョにウインクしてみせる。
すると、ミニョが、シヌから目を逸らし俯いてしまい、ミニョの肩に廻されたテギョンの腕が、触れていた手が滑り落ちていく事に動揺を感じ取った様で、お前~と睨んでいる。
「やっ、そんな事を言ったってシヌオッパ素敵ですもの!!」
ミニョまで賞賛した事にテギョンの眉間に皺がよる。
「ははっ!ありがとうミニョ! でも、俺、まだテギョンに殴られたくは無いからね」
また、ウインクする。
「テギョンが一番だろっ!!」
シヌが、顔を覗き込むようにそう聞くと戸惑いながらも小さくハイと返事が返り、その返事に満足そうに頷くシヌは、テギョンに大丈夫と言って前のふたりを追いかけるように足早になっていった。
「お前達も早く来いよ!」
振り返って、のんびり歩いているテギョンとミニョに言葉を残して行った。
「ふん! そんなの判っている」
テギョンは、シヌの背中を見つめながら呟いた。
「あいつ、恋の一つや二つしてそうなのにな・・・」
テギョンは、珍しく軽い受け答えをするシヌに何かを感じている様で少し心配そうに呟いた。
「シヌオッパですか!?」
ミニョもテギョンの呟きにシヌの背中を見つめて首を傾げた。
「感傷に浸ってるのかもな」
ミニョの顔を見て、薄く笑ったテギョンは、頭を振ってダメだなと言った。
「お前をあいつに取られなくて良かったと思ってしまう俺も一緒か」
ミニョは、きょとんとしている。
「何です!?」
「ふっ、お前は判らなくて良いんだ」
そう言ったテギョンは、行くぞとやはり足早になりながらミニョを引きずる様に皆を追いかけていくのだった。





にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村