Translate

Favorite music excerpt 再生リストからchoiceコントロールから音量変更可 不可はページ再読込❦一部字幕ON&設定で日本語約可

loveYou're Beautiful❦Story it was based Korean drama "You're Beautiful" secondary creation.❧ Hope to see someday"You're Beautiful" of After that. Aliasすずらん──長い長い「物語」を続けております。貴方の癒しになれる一作品でもある事を願って。イジられキャラテギョンssi多(笑) 交差点second掲載中❦フォローしてね(^▽^) コメディ・ほのぼの路線を突っ走っています(*^▽^*)あまりシリアスは無いので、そちらがお好きな方は、『悪女』シリーズ等を気に入って頂けると嬉し。 『テギョンとミニョの子供・・・』という処からお話を始めオリキャラ満載でお届けしておりましたが、登場人物も交差し始め統一中。 長らくお付き合いいただいている方も初めましてな方もお好きな記事・作品等教えて頂けると嬉し(^v^) ご意見ご要望はこちら★すずらん★メッセージを送ってください。BM仕様限定のごくごく一部解除しました。 尚、当ブログ内の著作権は、管理者に帰属するものであり、転載・転用は固くお断り申しあげます。また画像等の著作権・肖像権は、発行元に帰属するものでありこちらも転載・転用は、ご遠慮願います。
 にほんブログ村 小説ブログへ
にほんブログ村

星降る夜の作り方!?

聞き間違い(^^)

 ★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★

それは、冬の声が聞こえ始めたそんな夜の話。


『あっ、あの・・・え・・・っ!?』
『・・・・・・・・・』
『や・・・だから・・・えっと・・・その・・・な・・・』
『だめだ』


耳を噛みながら囁く声は、低く、鼓膜から入り込んで思考を奪い、全身の力をも奪い、ベッドヘッドに追い詰められて数分、ピクリと震えた身体は、お腹を跨ぐ脚の下で仰向けに滑っている。


『ぁ・・・』


ズルズル抜けていく腰をテギョンに支えられ、ベッドに折り重なり、組み敷かれたミニョは、見下ろす視線から逃れる様に顎を引き、瞼をギュッと閉じて胸の前で震える両手を重ねた。


『抱きたいって言ってるだろう』
『・・・・・・・・・』


ミニョの上に覆い被さり、優しい素振りで髪にそっと口づけたテギョンは、表情だけで笑ってその唇をミニョのこめかみへ滑らせている。


『抱かれたいって言ったよな』


大きな目を開き、口も開いて、言っていないというミニョの抗議は、テギョンの口づけに吸い込まれ、振ろうとした首筋に回された手のひらが、頭を抑え、長い脚が立てようとした膝を絡めて動きを封じた。


『言った・・・だろう・・・』


竦んだ肩に零れた髪を白いシーツの上に落とし、ぎゅっと閉じられた瞼の上に唇を這わせたテギョンは、目元から耳へ、内耳へと溜息交じりの囁きを繰り返している。


『・・・応えないなら、もっと酷い事をするぞ』


優しく響かせる低音は、ミニョの閉じた瞼を開き、ふるふると振られた頭の脇で両肘をついてミニョを囲んでいるテギョンは、背中を逸らして、触れ合っている半身をグッと近づけ、揺らした。


『!!!!』


真っ赤になったミニョの隠そうとした腕を宙で掴み、シーツに貼り付けて笑っている。


『言っただろう!コ・ミニョssi!』


ゆっくりテギョンを見上げた瞳が揺れて、小さく傾げられた首に鼻で笑ったテギョンは、増々半身を揺らしミニョの背中に腕を入れた。


『言った!!だろう』


首を傾げるミニョに背中を落とすテギョンは、縫い止めた手を離し、ミニョの肩を覆っているストールを剥いでいる。


『言っ・・・た・・・ので・・・すか』


半信半疑に聞き返す言葉も揺れて、テギョンを見つめる瞳は、肩を映した。


『言わなかったか!?』
『や、あ・・・あの・・・そ・・・っん』


肩を滑る唇とふくらみを押し上げる手のひらと押し潰すテギョン自身に翻弄されるミニョは、身体を固くしている。


『俺は・・・・・・聞いたぞ』


半分肌蹴たシャツを腰から引き抜きながら残ったボタンを外し、上半身を露にしたテギョンは、ミニョの腕から肩紐を抜き取った。


『言ってないと・・・言えないんだろう!?』


曲げられた指が、諦めと戸惑いの浮かぶ顔にそっと伸ばされている。


『抱いてと言えよ・・・もう一度・・・・・・俺は、お前に逆らえない・・・』
『・・・オッ・・・パ』


組み敷いた身体を入れ替えて、ミニョの腰を抱いて仰向けになったテギョンは、スカートをたくし上げた。


『お前に言われたら俺は、逆らえない』
『オ・・・ぁ・・・』
『お前に求められたら俺は、逆らいたくない』
『・・・ん・・・っふぁ』
『お前が望むなら俺は、それを叶えてやろう』


望みはと尋ねる唇は、ミニョの首筋を一舐めして離れている。


『の・・・ぞみ・・・』


テギョンを見つめるミニョは、微笑む顔に釘付けで、厚い胸板の上の手のひらで、ゆっくり頬を包み込んだ。


『望みは、もう、叶ってます』


テギョンに覆いかぶさっていくミニョに瞼が閉じられ、掠めたキスに唇が尖り、ミニョの背中を撫でまわしていた手のひらが、頭を掴んでいる。


『ぁ・・・っ』
『・・・』


重なった唇に零れる唾液さえも愛おしそうに吸い上げるテギョンにミニョの肌が色を変え、肩から零れた布は腕から抜かれ、たくし上げられた布は、器用な指先が外したベルトと共に足元に追いやられた。


『ぅっ・・・ぁふ』
『そうか・・・じゃぁ、俺の願いを叶えて』


白い背中を滑る指先に隙間無く密着した肌が離れ、ミニョと重ねた身体の下に潜り込むテギョンの唇に赤い実が吸い込まれる。


『果実は、甘いだろう・・・』
『ぁん・・・』
『果実は固く、噛むともっと甘くなる』
『ひ・・・やぁ・・・ん』


朱く色づく実を口に含み、吸い上げていくテギョンにミニョの背中が震えた。


『一つだけでは、もの足りない・・・』
『ぁや・・・ッパ・・・喋ら・・・っな・・・いぁぁん』


二つ目を含む唇に一つ目の実が色を変え形を変え、手のひらに弄(ろう)されている。


『もう一度聞かせて・・・ミニョ・・・俺のサラン(愛)』


先を尖らせたものを唇の中央で見せつけて、目だけをあげるテギョンは、固くした身体で肩を掴み、見下ろしているミニョの目を覗いた。


『黙っていたら解らない・・・ほら・・・』
『あ、ん、だぁ・・・』
『早く・・・言って・・・・・・っ』
『・・・・・・・・・』


固くした身体を脱力させたミニョは、溜息を吐いてテギョンの頭を抱え込んでいる。


『言ったのかどうかは解らないですが・・・オッパにされて嫌な事は無いので・・・』
『ふ、言い訳か!?』
『ちっ、違いますっ!オッパもしたいのでしょう・・・』
『・・・・・・っお前・・・俺をけだものみたいに言うなっ・・・』


テギョンの頭を抱えているミニョの唇から紅い舌が、突き出した。


『けだものでもオッパが好きです』


テギョンの内耳に触れる舌と唇に片目を閉じて上がった頬が、ヒクリと動いている。


『オッパも好きでしょう』
『・・・・・・お前・・・その自信どこから来るんだ!?』
『・・・っ』


両脇を拡げてテギョンの頭を包むミニョに添えられていた手が、ずるずると身体を引き下げ、顔を近づけたテギョンは、同じ高さで瞳を覗き込んだ。


『っ、ん・・・自信は、オッパに貰いました』
『・・・俺!?』
『はい!オッパが自信をくれました』


微笑んだ顔に吸い込まれていくどちらともなく近寄る唇が、重なっている。


『わたしの事が好きでしょう!?』
『生意気なコ・ミニョがか!?』
『・・・一生懸命頑張りました・・・オッパは、一生懸命守ってくれたじゃないですか』
『酷い事も沢山言ったし、したけどな・・・』
『っぁ、オッパの迷惑になりたくなかったけど、一緒に輝けば良いって言ってくれましっ』


テギョンの脚がミニョの脚を絡めて開き、大きく開かれた両足の間に潜り込んだ手が、ミニョの背中を大きく反らせた。


『話を逸らしているな、コ・ミニョ・・・』
『えっ!?ぁ・・・ふ・・・ぃあ・・・』
『観念して、そろそろ言ったらどうだ!?』


ミニョの背中に回る手のひらは、張り出した肩甲骨の間を上下に辿り、腰の窪みで横に逸れている。


『ぁ・・・ふゃ・・・』
『こんな事を続けていると寒くなってくるだろう・・・』
『さっ、寒くな・・・あぁぁん』
『俺は、寒くてたまらない・・・』


ニンマリ笑うテギョンの身体にふくらみを押し付けて全身で縋り付くミニョは、荒い息を吐き出し、髪を乱し、涙目でテギョンを見下ろした。


『も、オッパのパボっ!!!』
『好きだろう!?』
『あ・・・やぁぁ・・・っふぇ・・・っぁ』
『好きな癖に・・・星を見せてやるからいい加減に素直になれ』


テギョンの手のひらは、S字のカーブに沿って密着した隙間から持ち上げた尖端を持ち上げている。


『ひっ、ゃあぁぁん』
『ふふ、星が見えるか』


ゆらゆら蠢く腰に瞳を閉じたミニョの額から汗が飛び散り、パサリと落ちた髪を掻き分けるテギョンの頬にポタリと落ちた。


『・・・あ・・・は・・・ぁみっ、見えませっ』
『強情だな・・・ったく・・・お前が星が見たいと言ったからここに決めたのに・・・』


横を向くテギョンにつられて顔を動かしたミニョは、ぽかんと口を開けている。


『あ・・・えっ・・・あ・・・だいてと言・・・いま・・・ぁああんっ』
『言ったんだよ・・・俺は聞いた・・・本当は別な意味だろうけど・・・』
『は・・・ぁ・・・あん・・・っぁ・・・ッパ・・・』
『本当に寒くなってきた・・・お前、強情にも程があるぞっ・・・』
『やぁ・・・だっ・・・は・・・ま・・・』


下から突き動かす律動に絶え絶えな息を零すミニョは、テギョンの胸を叩き、顔を歪めたテギョンは、ミニョの腰を掴んで体制を替えた。


『ぁ・・・』
『俺が限界だ・・・ミニョ・・・焦らされるのは性に合わない』
『あ・・・な・・・』
『抱かせろ・・・最後まで・・・』


声を呑み込まれたミニョは、抱きしめる二の腕を握りしめ、苦痛に歪んだ顔で、口元に笑みを浮かべたテギョンは、沈めた己でミニョを本格的に翻弄し始めた。


『っ・・・ッチ・・・愛してる・・・ミニョ・・・』
『・・・ぁ愛してます・・・ッパぁああああああ』


折り重なる身体に沈んだベッドの脇で星が流れ、クリスマス前のパーティ会場から抜け出した二人の夜が更けていったのだった。


゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆


ここからは、おまけ(-^Ⅲ^-)


゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆


『プモだ!』
『プモー!?』
苦笑いを浮かべたミニョの肩を引き寄せながら、大きな包みを両腕に抱くリンにニヤリと笑うテギョンは、ソファで優雅にお茶を飲んでいた。
『そうだ!父母からお前にクリスマスプレゼントだ!』
『ハラボジ(おじいちゃん)とハルモニ(おばあちゃん)!?』
右と左を交互に見比べ、包みから顔を出したぬいぐるみに笑顔を零すリンは、ミニョを見上げている。
『ええ、ギョンセssiとファランssiが、オッパに何が欲しいのかを聞いたのですって!そうしたら、お揃いで、同じものが送られてきたのですって』
『ふーん・・・どっちも貰って良いのー!?』
『良いですよ!どっちもリンのです!』
『やったー!ありがとう!オンマ!アッパ!』
タタタタと背中を向けてリビングを出て行ったリンを見送ったテギョンとミニョは、爽やかな笑顔とふくれっ面という対照的な顔をした。
『プモ(父母)を聞き間違えたのでしょう!』
『プモソ(抱いて)と言ったのはお前だ!』
ククククと笑ったテギョンの近づく顔を押しのけたミニョのクリスマス前の朝の出来事だった。