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loveYou're Beautiful❦Story it was based Korean drama "You're Beautiful" secondary creation.❧ Hope to see someday"You're Beautiful" of After that. Aliasすずらん──長い長い「物語」を続けております。貴方の癒しになれる一作品でもある事を願って。イジられキャラテギョンssi多(笑) 交差点second掲載中❦フォローしてね(^▽^) コメディ・ほのぼの路線を突っ走っています(*^▽^*)あまりシリアスは無いので、そちらがお好きな方は、『悪女』シリーズ等を気に入って頂けると嬉し。 『テギョンとミニョの子供・・・』という処からお話を始めオリキャラ満載でお届けしておりましたが、登場人物も交差し始め統一中。 長らくお付き合いいただいている方も初めましてな方もお好きな記事・作品等教えて頂けると嬉し(^v^) ご意見ご要望はこちら★すずらん★メッセージを送ってください。BM仕様限定のごくごく一部解除しました。 尚、当ブログ内の著作権は、管理者に帰属するものであり、転載・転用は固くお断り申しあげます。また画像等の著作権・肖像権は、発行元に帰属するものでありこちらも転載・転用は、ご遠慮願います。
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カラー・オブ・フェアウェル (47)


「大丈夫!?熱かったりしない!?」
「うーん・・・熱っいけど、もっと熱くなるんでしょう!?」
「ええ、多分こんなものじゃないでしょうね」
「じゃぁ、これで良いよー!アッパに見てもらうー」
着替えを終えたリンは、とっとと走って控室を出て行ってしまい、ミニョとジョンアが顔を見合わせていた。
「凄いですね・・・ジョンアssiが作られたのですか!?」
「ええ、でも簡単に出来ますよ」
リンに被せた鬘の一つを手にしたミニョは、巻き毛に触れて引っ張っている。
「へぇーカラーも色々なのですね」
「ええ、リンssiは緑が良いってご希望だったので、ライトグリーンに染めてみました」
「ふぅん・・・わたしも着けようかなぁ・・・」
ジョンアに髪を梳かされながらミニョが鏡を見た。
「今回は、ダメですね!テギョンssiからくれぐれもって言われましたから」
「くれぐれも!?なんですか!?」
「コ・ミニョssiの希望は、聞いてくれるなって!」
「えっ!?なんですか!?それー」
「ふふ、昔、ミナムssiとコンサートで、めちゃくちゃな事をしたとか」
「え、ああ、オッパと同じ衣装で出た事は、あります」
「トラウマみたいですよ!テギョンssiには」
「もしかして、リンがいるからですかねー」
「ええ、女の格好と男の格好と俺に似てるけどなぁってぼやいてました」
「ふふ、オッパに似ている筈なのにスカート履いてるリンも可愛いですからね」
「あの鬘じゃ余計に女の子にしか見えないですね」
「ふふ、オッパの驚く顔見たかったなぁ」
頭頂部で髪を纏められたミニョは、一つに括っているジョンアの手元を見つめている。
「サイドヘアでとりあえずまとめておきます」
「はい!衣装を見たいと言われてるだけなので、ありがとうございます」
立ち上がったミニョの衣装を見たジョンアは、腰のリボンを直した。
「うーん、やっぱり良いですね!これ見た時に絶対似合うと思ったんです!」
「ふふ、わたしも可愛くて嬉しいです!頑張れます!」
「じゃぁ、テギョンssiに怒られに行きますか」
「短いですか!?」
ペロンとスカートをめくるミニョにジョンアはクスクス笑っている。
「指摘されると思いますよ」
「良いです!久しぶりですから、オッパの言う事ばかり聞いていられません!」
逞しい返事をするミニョは、ジョンアと控室を後にしたのだった。

 ★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★

「ほら、ユンギ!早くー!」
「ったく、お前、着替えくらい一人でしろよな!ユソンを見習え!」
「ベーだ!タイだけは、結べないんだから仕方ないだろう!」
「ふ・・・それにしても・・・A.N.Jellだからか!?」
背中に背負い込んだ羽を引っ張られ、立ち止まったジュンシンが、ユンギを睨んでいる。
「あー、あー、悪かった!もうしないから」
「これ、ジョンアのねーちゃんが作ったんだぞ!壊したら自分で直せって言われた」
「馬鹿だな、からかわれてるんだよ!ジョンアssiは、そんな事させないって」
「そんなことないですよ」
カラカラ笑っていたユンギは、後ろから聞こえた声に振り返った。
「あ、ジョンアssi!おはようございます」
「おはようございます」
「って、ミニョssiも!?衣装ですか!?」
「ええ、オッパが、そうしろって」
「いつもですか!?」
「まさか!こんなの初めてです!リハーサルでここまでした事無いですよ」
クスっと笑ったミニョは、きょとんとして考え込んだユンギを見つめている。
「・・・俺、やっぱり、かえ・・・」
「ふざけるな!イ・ユンギ!お前、ここまで来て帰せる訳ないだろう!往生際が悪い!さっさと来い」
リンを抱いたテギョンが、会場の入り口で待ち構えていたのだった。





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