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loveYou're Beautiful❦Story it was based Korean drama "You're Beautiful" secondary creation.❧ Hope to see someday"You're Beautiful" of After that. Aliasすずらん──長い長い「物語」を続けております。貴方の癒しになれる一作品でもある事を願って。イジられキャラテギョンssi多(笑) 交差点second掲載中❦フォローしてね(^▽^) コメディ・ほのぼの路線を突っ走っています(*^▽^*)あまりシリアスは無いので、そちらがお好きな方は、『悪女』シリーズ等を気に入って頂けると嬉し。 『テギョンとミニョの子供・・・』という処からお話を始めオリキャラ満載でお届けしておりましたが、登場人物も交差し始め統一中。 長らくお付き合いいただいている方も初めましてな方もお好きな記事・作品等教えて頂けると嬉し(^v^) ご意見ご要望はこちら★すずらん★メッセージを送ってください。BM仕様限定のごくごく一部解除しました。 尚、当ブログ内の著作権は、管理者に帰属するものであり、転載・転用は固くお断り申しあげます。また画像等の著作権・肖像権は、発行元に帰属するものでありこちらも転載・転用は、ご遠慮願います。
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クリスマスだから!?

「クリスマス!?」
「はい!」
「・・・・・・・・・クリスマ、スねぇ・・・・・・」
机に向かって五線紙に鉛筆を走らせるテギョンは、床に正座してにこにこしながら見上げるミニョを横目で見ていた。
「だから!?」
素っ気ない返事にむっとしたミニョは、俯いて拳を握ったが、にっこりした笑顔を作り直している。
「でーすかーらー!オッパの欲しいものっ!教えてくださいっ!」
「欲しいもの!?」
ミニョから視線を外したテギョンは、鉛筆を起て瞳を閉じて俯いた。
「・・・はい・・・欲しいもの!何ですか!?なんでもします!!」
「何でも!?」
パッと開いた鋭い眼光に射られたミニョは、一瞬たじろいで体を引きかけたが、正座をし直して何度も頷いている。
「あっ、えっと、何でもですが・・・出来るこ・・・と」
ジッとミニョを見下ろしているテギョンは、見つめられてもじもじし始めたミニョの顔に鉛筆の頭を突き出し動くなと云わんばかりで、ミニョはといえば、ピッタリ動きを止めて息を呑んだ。
「お前の出来ること!?」
溜息とともに鉛筆を引き戻したテギョンは、また五線紙に書き込みを始め、ミニョは、飲み込んだ息を大きく大きく吐き出している。
「はっ、はいっ!」
「お前の出来ることなんて限られてるだろう」
カリカリと素早く動いていく鉛筆に腰をあげたミニョは、興味津々感心顔で、ツツとテギョンの座る椅子に近づいて手元を覗き込んだ。
「そっ・・・そうですけどぉ・・・オッパに何かしたいのです・・・」
「俺の欲しいものねぇ・・・」
覗かれた手元にミニョの顔をチラリと見たテギョンは、クルリと椅子を回転させ、見えない様に背中を向けている。
「何かないのですかぁ」
それでも覗こうとするミニョは、片膝を立て、テギョンの後ろでソロソロ動き、くるくる左右に座面を動かすテギョンは、ニンマリ笑ってピタリと止まった。
「お前は!?」
「へっ!?]
すっかり立ち上がったミニョを振り返って見上げたテギョンは、五線紙と鉛筆を机に置いている。
「お前は何が欲しいんだ!?」
「わ・・・私・・・え、えっと・・・特に・・・」
くるりと勢いよく振り返ったテギョンに気圧されたミニョは、大きな目を白黒させ、しどろもどろな返事でテギョンを見つめ返した。
「何もないのか!?何で!?俺ばかりが貰うんじゃ不公平だろう!誕生日じゃあるまいし」
「そっ、そうですけどっ!わ、私は・・・・・・」
「何が欲しい!?」
ニンマリ両側のあがる満面の笑みにミニョの顔から表情が消え、何度も瞼を瞬いている間にテギョンの手がミニョを引き寄せている。
「わっ、私は、欲しいものを貰いましたから・・・いっ、いらない・・・で、す・・・」
「貰った!?」
引き寄せた手をマッサージする様に何度も握り直すテギョンにミニョの顔は赤く染まり、居た堪れない表情を浮かべると再びニンマリしたテギョンがミニョの腕を引いた。
「貰いました・・・あ、というか・・・貰います!約束・・・しましたから」
「約束!?俺とのデート!?」
椅子に座るテギョンの太腿の間で、腰を抱き寄せられたミニョは、益々恥かしそうな表情をしたが、構わず続けるテギョンにヒクリと頬を引き攣らせて笑顔を返している。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・は・・・い」
「ふーん・・・俺の欲しいものねぇ・・・」
「は、はいっ!なんでも良いですから!教えてください!」
俯いてククと笑ったテギョンは、ミニョのお腹に頭をくっつけ、答えを待っているミニョは、水面の魚の様に口を開けて天井を見上げた。
「俺の欲しいもの・・・か」
「えっ!?わっ!?オ・・・・・・・・・」
パクパクと深呼吸をしていたミニョの足を蹴り上げたテギョンは、膝の上に転がり込んだミニョを見下ろしている。
「あ・・・・・・・・・」
「俺の欲しいものは、いつでもお前だけ」
「へっ!?」
「クリスマスプレゼントは、今年もお前で良いって事だ!」
「わ・・・ぁ・・・」
ふわりと落ちてくるキスを避ける間もなく、今日もテギョンの術中に嵌ったミニョであった。

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ヨロブン
メリクリスマス
& オレド(今年も)イルリョン(一年)コマウォヨー(ありがとう)
モッチン(素敵な)シンニョヌル(新年)マヂヘジュセヨー(迎えてください)

今年は最後って訳じゃないけど(^▽^;)後何本UP出来るか解りませんので、
一足早いご挨拶!今年もグダグダブログにお付き合いありがとうございましたv(^-^)v
また、来年も・・・・はやっぱり早い気もする?ww
終わってないものもあるので、引き続きお付き合い頂けると嬉しいです!
最後まで読んで頂いてありがとう(^_-)-☆