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loveYou're Beautiful❦Story it was based Korean drama "You're Beautiful" secondary creation.❧ Hope to see someday"You're Beautiful" of After that. Aliasすずらん──長い長い「物語」を続けております。貴方の癒しになれる一作品でもある事を願って。イジられキャラテギョンssi多(笑) 交差点second掲載中❦フォローしてね(^▽^) コメディ・ほのぼの路線を突っ走っています(*^▽^*)あまりシリアスは無いので、そちらがお好きな方は、『悪女』シリーズ等を気に入って頂けると嬉し。 『テギョンとミニョの子供・・・』という処からお話を始めオリキャラ満載でお届けしておりましたが、登場人物も交差し始め統一中。 長らくお付き合いいただいている方も初めましてな方もお好きな記事・作品等教えて頂けると嬉し(^v^) ご意見ご要望はこちら★すずらん★メッセージを送ってください。BM仕様限定のごくごく一部解除しました。 尚、当ブログ内の著作権は、管理者に帰属するものであり、転載・転用は固くお断り申しあげます。また画像等の著作権・肖像権は、発行元に帰属するものでありこちらも転載・転用は、ご遠慮願います。
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Wedding ring of yellow(イエローマリッジリング)!?


マリッジリングは、和製英語って知ってた? 
marriageは一般的な結婚式を指す(笑)現在は普通に使える言葉だそうです。



 ★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★


「キョロン(結婚)!?」
「うん」
「・・・・・・だ・・・れが・・・・」
「俺に決まってる!」
無表情な顔が、数度、瞳を瞬かせ、見上げた顔に長椅子に乗せていた肘を僅かにずり下げ、ゴクンと喉の奥で唾を飲み込んで、手にした楽譜を握りこみ、マイクの様に相手の口の前に突き出したテギョンは、それを払い除けた手の動きに視線を併せている。
「相手はとか、聞かないでよね!」
手の先が拳に握られて、ダンと軽く床を蹴った右足と同時に動くと、また、瞬きを繰り返し、カクンカクンと揺れた頭が、首を小さく曲げた。
「・・・い・・・つ・・・だ」
「いや、まだ、何も決まってないんだけどさ・・・」
もじもじと手を拱(こまね)いて、上目遣いな瞳が、指先とテギョンの顔を往復している。
「決まってないって・・・お前・・・」
呆れた表情で溜息を吐きかけたテギョンは、向かいで動いた陰を眼に留め、壁に貼られたカレンダーを指差し、キャンディを銜えてニッカリ笑った顔に小さく息を呑んで、スッと立ち上がり、大きく深呼吸をすると相手の肩に楽譜をポンと乗せた。
「パボかー!!!!」
突然の大きな声に両耳を塞いでしゃがみ込んだジェルミに大きな溜息を上から浴びせたテギョンは、腕を組み、仁王立ちしている。
「ったく、嘘をつくなら、もう少し上等な嘘を吐け!4月馬鹿とはよく言ったものだな!!!」
「えっ、うっ、嘘じゃ・・・」
情けない声を出しながら上を見上げたジェルミは、耳から両手を離し、ぶるっと震えてテギョンの足元に視線を動かすと後ろでしゃがみ込んだミナムに顔を覗き込まれた。
「ジェルミ・・・結婚すんのか!?」
「ミッ、ミナムだって、してるだろー俺がしたっておかしくないだろう!」
「俺は、したくてしたんじゃないけど」
「そっ、そんなの関係ない!子供作ったの確信犯じゃん」
「子供出来たの!?」
大きな目でジェルミを見つめるミナムの瞳が、きらんと輝きを魅せ、ぎょっとしたジェルミは、大きく首を振っている。
「でっ」
「作ったのか!!!!!?」
仁王立ちのまま、ジェルミの頭の上でまた大きな声を出したテギョンに金髪の髪がふわふわ揺れ、目を大きく見開いたジェルミが、口をパクパクさせミナムを指差しながら立ち上がった。
「ち、違うってば!!もー!嘘でも何でもなくってっ!!結婚したいの!!」
「だから、誰と!?」
「誰って」
「何をやっているんだ!?」
冷静な声が、会話を遮り、スタジオの入り口に目を向けたテギョンにスッとカードを差し出したシヌは、数枚持っているカードの裏を返しながら、ミナムとジェルミにもカードを渡している。
「なんだ!?」
「何!?これ!?」
「・・・・・・・・・」
「下で貰った」
カードの表を見たジェルミは、すかさずビリリとそれを破り、文字を目で追って、膝から崩れる様にその場に座り込んだ。
「何、何・・・エイプリルフールお疲れ様です・・・今年は、ジェルミとわたしめの交際〇周年記念です!オンニ達で何が良いかと考えてくださり、わたしの誕生日が4月1日、エイプリルフールなので、嘘をプレゼントにする事に・・・しま・・・した・・・・・・皆さん驚いてくれました!?・・・って何・・・これ・・・ジェルミも騙されたって事!?」
カードを読み込んだミナムが、ひらひらとそれを振って見せている。
「お前、結婚したいって、本気だったのか」
「嘘じゃないってー・・・ぁぁうー」
テギョンの声に情けない顔で沈み込んでいるジェルミは、ガックリ項垂れて頷き、まだしゃがみ込んでいたミナムが、ポンポンと肩を叩いた。
「続きがあるぞ・・・尚、それぞれのカードには、甘い嘘が、綴ってあります!解読して、指定の場所までお越し下さい、だそうだ」
「何だ・・・エイプリルフールに俺を引っ掛けようとしたのかと」
シヌが読み込んだカードに自身のカードとジェルミの背中を見つめたテギョンは、口角をあげて小さな笑みを零している。
「そんな事しないよーミナムじゃあるまいしー」
「えー、俺もしなーい!リンじゃないんだからー」
キャンディを片手にテギョンを見て口元に拳を二つ作って首を傾げたミナムは、ギロリと動いた瞳に小さく舌を出し、カードに視線を戻してにやりと笑った。
「さって、ヒョン達はどこさ・・・俺は、解読出来たから帰るよー」
「ああ、俺も近くだからすぐ行けるな」
「ふん、俺は・・・お前達に答える必要は無いな」
「えー、俺の結婚ー」
くるりと踵を返すテギョンとシヌに縋る様に手を伸ばしたジェルミは、けれど、手の中のカードをしげしげと見つめ直している。
「イ・ジェルミ!結婚ならいつでも許可してやるぞ」
「えっ!?」
ニヤニヤと笑ってカードを振ったテギョンは、見下ろしたジェルミに唇を指で擦って得意げな表情を向けた。
「お前が、年下の嘘を見抜けるような男になればな」
「そうだねー、あの子まだ学生だよねー」
「俺もまだなんだから、焦る必要はないぞ」
ニヤリと笑って、シヌとミナムの間を肩を押しやって通り抜けたテギョンは、せいぜい頑張れとジェルミに言い残し、お前達もと真っ先に帰って行ったのだった。


゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆



「魔法のバスは本日休業日でした・・会いに行けない・・・・・・」
「魔法のバスは今日も動いてるよ!だから君はそこにいるよね」


「嘘つき妖精は、パスタが嫌いなの!ご飯は無いわ!」
「嘘つきじゃない妖精は、パスタが好きだろう!ごはんを作って待っててくれるって!」


「月は、星を待ちくたびれました・・・今夜は太陽が顔をだしてます・・・」
「月は、星をいつまでも待っているんだ・・・夜の太陽は顔を隠したんだな」


「お茶の葉が、無くなったの・・・少し遠いけど今日は帰るわ・・・」
「お茶の葉は、まだあるんだね・・・でも、近いからここまで来てくれるんだ」


四者四様のエイプリルフール、嘘は、甘い時間の始まりだった。


 ★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★


よろぶんあんにょん!春4月ですね!
出会いと別れの季節ってよくいうけれど、ご自身で新しい事柄を始められる方、
周囲で始められる方を見守る方、様々な終わりと始まりが、交差する季節ですね(^^♪
4月1日のエイプリルフールをテーマに急遽妄想浮かんで書いたので、日付的には、
間に合いませんでしたが(^-^;お楽しみいただけたら嬉しいです♪
最後のセリフ4つは、急遽な妄想なので、お話を広げるかは不明('Ⅲ')
気長にお付き合い下さい(^^)本日も最後までお読み頂きありがとうございました(*^▽^*)
うーん( ̄ー ̄;.....ま、いいかーwwww