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loveYou're Beautiful❦Story it was based Korean drama "You're Beautiful" secondary creation.❧ Hope to see someday"You're Beautiful" of After that. Aliasすずらん──長い長い「物語」を続けております。貴方の癒しになれる一作品でもある事を願って。イジられキャラテギョンssi多(笑) 交差点second掲載中❦フォローしてね(^▽^) コメディ・ほのぼの路線を突っ走っています(*^▽^*)あまりシリアスは無いので、そちらがお好きな方は、『悪女』シリーズ等を気に入って頂けると嬉し。 『テギョンとミニョの子供・・・』という処からお話を始めオリキャラ満載でお届けしておりましたが、登場人物も交差し始め統一中。 長らくお付き合いいただいている方も初めましてな方もお好きな記事・作品等教えて頂けると嬉し(^v^) ご意見ご要望はこちら★すずらん★メッセージを送ってください。BM仕様限定のごくごく一部解除しました。 尚、当ブログ内の著作権は、管理者に帰属するものであり、転載・転用は固くお断り申しあげます。また画像等の著作権・肖像権は、発行元に帰属するものでありこちらも転載・転用は、ご遠慮願います。
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レインボー・アクロス・ザ・スカイ(7)


「だーかーらっ!何もされていません!」
「されたとは、言ってないだろう!」
「もーオッパは、心配しすぎです!」
「お前が一人で対処出来ないんだから仕方が無いだろう!」
「わたしは、子供じゃありません!」
「俺にとっては、リンと大差ないっ!!」
「なっ!!!!」
売り言葉と買い言葉、そんな口論をしながら練習室の扉を開けたミニョとテギョンは、扉が閉まるのと同時にふたり揃って、部屋の中で目を背け、揃いも揃って、壁際を二度見して固まっている。
「あっ・・・」
「シ、ヌ・・・お前・・・いつ、から」
ふたりに向かって、手を上げたシヌに固まったままのミニョの背中に手を添えたテギョンが、一歩、踏み出して、また固まっていた。
「廊下の声も聞こえてたけど・・・夫婦喧嘩!?」
「ちっ、違う!!そんな訳無いだろう!」
「ああ、じゃぁ、じゃれあい!?」
「なっ!同じ事だろう!!」
「そうか!?」
涼しい顔で恍けた事を言うシヌにテギョンが大きな溜息を吐くとミニョの背中を軽く叩いている。
「チッ!終わりにするぞ」
「俺なら気にするな」
叩かれて振り返ったミニョが、返事をしようと口を開いたが、一瞬早くシヌが、揶揄するように口に出し、テギョンの唇が尖り始めた。
「お前が気にしなくても俺が気になるっ!!」
「いつもの事だろう」
「いっ!」
「いつもでは、ないです」
カップを口にあてているシヌにトコトコ近づいたミニョが、ぷっくり膨れた頬で、見上げている。
「いつもでは、ありません」
「・・・」
まるで訂正してくれと言わんばかりに膨れているミニョの顔にシヌの表情は変わらないが、カップを持ち上げたまま黙っていて、そんなシヌを見上げたリンが、ジュンシンと顔を見合わせた。
「オンマー!どうしたのー!?」
不思議な顔をしながら、ぺったり床に座っていたリンは、立ち上がるとミニョの横から抱きつき、リンを見下ろしたミニョは、けれどまたシヌを見ている。
「シヌオッパ!訂正してください!」
「お・・・い」
ミニョの感情の矛先が、何故かシヌに向かっている事にテギョンが戸惑っていて、シヌは、無表情でミニョを見下ろしたまま、カップをゆっくり下した。
「何か・・・あったか!?」
「・・・ああ・・・ん、あ、いや・・・あったというか・・・」
口を濁すテギョンにシヌはミニョを見たまま、見つめ合った状態で、抱きついて見上げているリンが、きょときょととふたりを見ている。
「俺が・・・関係してるって事か」
ミニョの膨れた頬と真っ直ぐ見つめる瞳にシヌが、腰を乗せていたテーブルから離れるとグッとミニョの顔に近づき、微笑んだ。
「俺とこんなに見つめ合ってくれるなんていつ以来だっけ!?それで、いつ、テギョンと別れてくれるのかな」
「えっ、あっ、そっ、ちっ、ちがっ・・・」
「!!!!ある訳無いだろうっ!!」
「えっ、あっ、わっ、オッ!!!」
「オンマッ!」
シヌの一言に素早い反応を見せたテギョンが、目を剥くとミニョの肩を勢いよく引っ張り、バランスを崩したミニョは、リンの手を掴んで後ろに倒れこんでいる。
「アッパ!!!何するの!!!」
トトトと小さな足でミニョの足元を見ながら追いすがり、ポスンとテギョンの胸に倒れ込んだミニョが、受け止められるのと同時にプクッと頬を膨らませ、唇を尖らせたリンが、テギョンを睨んだ。
「ああ、すまん」
おざなりな謝罪をしたテギョンに口を開きかけたリンだが、ミニョが、手と首を振っている。
「シヌには、関係ないだろう」
テギョンが、ミニョを抱き込んで、その首に後ろから腕を回してミニョを見下ろした。
「ん、関係ないですけど・・・わたしのせいですから・・・」
「違う!!あれは俺が悪い!」
「でも・・・」
「でももだっても言うな!聞きたくない!!大体、お前はなぁ!!」
「やっぱり、喧嘩!?」
「違う!!」
「違います!!」
声まで揃えて否定するテギョンとミニョにシヌが、リンを見た。
「どう思う!?」
「いつものことだけど・・・いつもと違うみたい・・・」
「そうなのかぁ!?」
シヌを振り返ったリンが、答えるとジュンシンが、床から見上げている。
「そうだよ・・・アッパが変なのはいつもだけど・・・うーん・・・今日は、オンマが変だもん・・・」
またミニョに抱きついて、テギョンを見たリンに唇を尖らせ、むっとした表情で、見下ろしたテギョンが、口を開きかけると、シヌが、溜息をついたのだった。
 
★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★

あんにょん(*^▽^*)短めごめんね!
ご訪問&最後まで読んで頂いてありがとうございました(^_^)
ピグ友さん家で、一人遊び(*^▽^*)「入れるかまくら」・・・欲しかったなぁ・・・^^;

またピグ固まった・・・切ないわ(ToT)/「私を置いて行ってしまうのね」な図

ごちそうさま&ありがとうございます(^^♪


byアメーバピグ
いつもありがとうございます(^_^) ゆるゆるやってます。
また、ご訪問下さい!












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