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いつか、いつだったか、アッパが、僕を腕に抱いていたんだ。
僕の見ている先は、真っ暗な夜空に白い雲が浮かんで、星が綺麗で、月が輝き、動いている様に見えてた。
『アッパ!お月様、動いてるよー!』
空を指して、そう言ったら、僕の顔を見て、クスクス笑ってたな。
『ふ、あれは、雲が動いてるんだ!風が強いんだろう・・・ほら、月が顔を隠したぞ』
そう言って、今度はアッパが指を指した。
月が顔を隠すって言われて、思わず、アッパの顔をジッと見たんだ。
『・・・何、だよ・・・』
『顔、隠してるの!?』
『・・・・・・さぁ、な・・・俺には判らない・・・』
『でも・・・隠れた事、無いよね』
『・・・そう、だったか!?』
僕を抱いて、リビングを振り返ったアッパは、少し淋しそうに笑ってた。
隠れた事が、あったんだね。
僕が、知らなかっただけ。
『何で隠れてるの!?』
『さぁ、寒いから、嫌だと言ってたな』
『ふぅん・・・星!綺麗に見えるのに』
『ふ、そうか・・・』
ねぇ、アッパ、あの時、何を考えてたの!?ねぇ、オンマ、あの時、リビングから見てたよね。
『ふ、確かに寒いな!このままじゃ凍えそうだ!』
アッパが一言言って振り返った瞬間、オンマが、そこに毛布を持って立ってたね。
『もぉ、寒いからって言いましたよ』
僕をリビングの窓に降ろして、そうかと笑ったアッパにオンマが、毛布を巻いてた。
『もう!冷えきってるじゃないですか!』
『寒すぎる位だからな!月も星もより綺麗に見えるだろう』
『そうですけど!せめて、もう少し!暖かくして下さい』
『ああ、お前が居れば、それで良い』
『・・・オッパ・・・・・・』
オンマに毛布を巻かれながら、オンマを引き寄せたアッパに何だか、そこに入ってはいけない気がして、ふたりを見てたんだ。
そうしたら、オンマが、僕を見下ろして、手を差し出してくれた。
その手を両手で握って、オンマに引き寄せられるまま、ふたりの間に入ったっけ。
『ふふ、三人ならもっと暖かいわね』
黒い毛布のその淵を開いたアッパの手が、僕の頭に乗って、オンマから離した片手をアッパが握ってくれた。
『本当だね!暖かいよ』
『ああ、二人より、三人が良いな』
『そうですよ!だって、家族ですもの!』
オンマとアッパの間に何があったのか知らないけれどこの日は、アッパの本当の誕生日だったんだ。
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『CRISHOWⅡ追加公演』に行ってきました!
そんな中、思わず泣いてしまった映像にヒントを貰いUP(笑)その話は、また詳しく書くわ(*v.v)。
まだ、ファイナルもう一日!参戦するヨロブン!最後までチュルギジャ(楽しもう)!!
参戦出来なかったヨロブン!魂引き受けるわー(^Ⅲ^)会場まで連れてくからねー♪
ハムッケチュルギジャ~(*゜▽゜ノノ゛☆
『テギョンのセンイル』・・・ミニョが、一人で祝った日。
テギョンの淋しさは、薄らいでる筈だけど・・・
秋だしね・・・季節的なモノで、時々は、淋しくなる事もあるかもと思ったわ(^^)v
(*^▽^*)本当は、本館に載せたいとこなんだけど・・・(笑)浮かんだらリン目線だった∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
あちらには、また違うVrUPしたいと思いますわ(*⌒∇⌒*)楽しんで頂けたら嬉しいです!
ご訪問ありがとうございました(*^▽^*)
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