Translate

Favorite music excerpt 再生リストからchoiceコントロールから音量変更可 不可はページ再読込❦一部字幕ON&設定で日本語約可

loveYou're Beautiful❦Story it was based Korean drama "You're Beautiful" secondary creation.❧ Hope to see someday"You're Beautiful" of After that. Aliasすずらん──長い長い「物語」を続けております。貴方の癒しになれる一作品でもある事を願って。イジられキャラテギョンssi多(笑) 交差点second掲載中❦フォローしてね(^▽^) コメディ・ほのぼの路線を突っ走っています(*^▽^*)あまりシリアスは無いので、そちらがお好きな方は、『悪女』シリーズ等を気に入って頂けると嬉し。 『テギョンとミニョの子供・・・』という処からお話を始めオリキャラ満載でお届けしておりましたが、登場人物も交差し始め統一中。 長らくお付き合いいただいている方も初めましてな方もお好きな記事・作品等教えて頂けると嬉し(^v^) ご意見ご要望はこちら★すずらん★メッセージを送ってください。BM仕様限定のごくごく一部解除しました。 尚、当ブログ内の著作権は、管理者に帰属するものであり、転載・転用は固くお断り申しあげます。また画像等の著作権・肖像権は、発行元に帰属するものでありこちらも転載・転用は、ご遠慮願います。
 にほんブログ村 小説ブログへ
にほんブログ村

HappyBirthday-toLittleAngel─Aから始まる物語─


こんばんわ(^^)/毎日暑くて、茹りぎみ(;´Д`)
良い出汁でも取れれば良いが・・・出るのは、どこにあるんだそんな水分(・・?
・・・・・・人の70%は海で出来てたな・・・てなものばかり(^^;
皆様は、体調如何でしょうか?今年も夏の暑さは厳しいですね(;´Д`)
これも温暖化の一環なのか・・・今は氷河期だあって話もあるくらいなのに・・・(*_*)
小まめに水分、塩分、お取りになって、熱中症等ご注意くださいね。
さて、さて、「HappyBirthday」をお届けします!
リンの誕生日をプリンスの誕生日と掛けたので、家族3人別Vr.をお届けしますo(〃^▽^〃)o
お子様をお持ちの全ての方へ&嘗て子供であったご自分を投影されて・・・(^v^)
・・・楽しんで頂けると嬉しいです(^^) 




★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★





「くらーくてね、くろーい、トンネルだったの!」
「トンネル!?」
「うん!真っ暗でね・・・うーんとね、何か・・・流れてる感じ!?」
ミニョの膝の上で、脚をぷらぷらさせながら空を見上げるリンは、流れ星だよと指を指して笑顔を零していた。
「流れ・・・る・・・です・・・か!?」
綺麗ですねと言いながら、リンの腰に回した腕を組み直したミニョは、ふふっと笑いながら空を見上げリンを覗き込んでいる。
「うん!!あのね・・・えーっと・・・プールみたい!!」
「プール・・・流れる・・・プールですか!?波とか・・・ある・・・」
「うん!でもね!川みたい・・・かな・・・」
首を傾げながら考え込むリンは、尖らせた唇に人差し指を当て良く解らないと言った。
「川・・・水の中という事ですか!?」
「うん!そう!!」
ミニョの言葉に何度も頷いたリンが、エヘヘと笑うと水の中ーと繰り返して両手を上げ、ミニョの手に手を重ねた。
「それで!?」
「えーとね・・・僕みたいな子が、いーっぱい居たの!周りにね、一杯一杯!同じ格好で泳いでたよー!」
「へー」
感じ入った表情でリンに頷くミニョは、それからと体を揺らしながら訊ね、ミニョの揺れに併せて揺れるリンもふふっと楽しそうに笑っている。
「それでね・・・ええっと・・・僕、自分が、どれか良く解らないんだけど・・・」
「ふふ、解らないけど!そこにいたのですね」
「うん!!」
「それで!?」
「それでね!川をずーっと泳いでたら・・・白くておっきな・・・」
「白くて大きいの!?」
「うん!こーんな、丸くてプヨプヨした物が、あったのー」
こんなと両手で大きな丸を作って見せるリンに大きいのねと問うたミニョは、笑顔で頷いたリンに笑いながら先を促した。
「ふふ、それで・・・」
「それでね・・・その丸い物の中に入らなくちゃいけないんだけど・・・」
「いけないの!?」
「うーん・・・とね・・・よく解らないけど・・・そう思ったの・・・ほら!周りに一杯同じ格好をした子達が、いたでしょ」
エヘと笑うリンに微笑み返したミニョは、クスクス笑いながら、そうなのねと同意をしている。
「その子達がね、その丸いのにぶつかって行ったんだよ!けどね・・・入れるんだけど・・・半分くらい入ると押し出されちゃうみたいで・・・」
ポツポツと思い出す様に話すリンの後ろで座り込んだ床に置かれたジュースを持ち上げ渡したミニョは、そのグラスを受け取りありがとうと一口口にしてまた考え込み傾いた頭を見ている。
「押し出されて、リンはどうしたの!?」
「うん!僕もそこに入りたいなぁって思ってたー!」
「ふふ」
「それでね!えいっ!!って頭を入れたんだよ!そしたらね・・・」
振り返ったリンは、ワクワクした様な瞳でミニョを見上げ、立ち上がるとミニョの首に腕を回して向き合い膝に座り直した。
「そうしたら・・・」
「すっごくね!明るい所だったの!明るくって何か・・・すっごく凄くね!暖かくて・・・気持ち良かったー!」
オンマに抱っこされてるみたいなのと言いながらミニョに擦り寄ったリンは、暖かいねと呟き、笑いながらミニョの胸に顔を埋め、微笑んだミニョがそれからと訊ねている。
「・・・でね一生懸命、お尻を振ったんだ!」
ミニョの胸から顔を起したリンが、上を見つめながらふふと口元に手を当てた。
「お尻・・・」
クスクス笑うミニョも背中越しにリンのお尻を見つめ、ここですかと聞きながらそこに触れ、背中越しに振り返ったリンが、ふふと笑っている。
「そうだよ!でもね!僕も押し出されちゃったの!」
「あら・・・」
「でもね!でも!僕・・・どうしてもそこに入らなきゃいけないって思ったの!!」
「そうなの!?」
僅かに大声で興奮したリンに驚いた表情を見せたミニョだが、話に聞き入りながら、綺麗な星空ですねと呟いて、頷いたリンの欠伸をした顔にふふと笑った。
「あのね・・・そこに絶対入らなくちゃいけないって!思ったの!!」
「それで、どうしたの!?」
「だからね!もう一度そこにぶつかった!!行くぞっ!!!って!そしたらね!!」
「そうしたら!?」
「半分くらい入れたんだよ!!!だから、また一生懸命お尻を振ったんだ!!!」
「ふふ、見たいわね」
ミニョが、リンの背中を擦りながらその体を抱え直し、ミニョの首に掴まりながら肩に顔をつけているリンは、眠そうにしているが、目を閉じながら、アッパ遅いねーと言っている。
「へへ、オンマにだけに見せてあげるー」
そうねと頷くミニョにこうだったよとその膝の上でお尻を振ったリンにあはははと口を押さえて笑ったミニョは、アッパには見せないのと訊ね、唇を尖らせ首を振ってしがみ付いている頭を撫でている。
「アッパが、遅いからだもん!うーんと・・・それから・・・良く解らないけどまた暗くなったんだよ!!」
またと聞き返したミニョは、首だけで静かに振り返って時計を見つめ、脇に置かれた携帯を手にとって、今日は無理かなと溜息を吐き、明日になるわねと呟くとリンが小さく頷いて暗いのと聞いたミニョにまた頷いて、片手を首に残したまま空を見上げた。
「うん!!暗くなった!でね、なーんにも見えなくなっちゃった!でもね、僕は泳いでいたんだよ!」
周囲が、少しだけキラキラしててお星様みたいだったかもと笑顔を零したリンは、空を見つめながら視線を動かし、ある一点で止めている。
「そうなの!?」
「うん!一杯一杯泳いでね!そうしたら・・・」
月を見つめて、ふふっと笑ったリンは、グルンと勢い良くミニョの顔を見て、首を傾げて可愛らしく微笑むとミニョを跨いで立ち上がり、首に腕を回して見下ろしながらまたストンと腰を降ろした。
「まぁるいお月様と会ったー」
「お月様!?」
「うん!そのお月様が、とーっても暖かくてね、僕の事をぎゅーってしてくれたんだよ!!」
ミニョの胸に顔を埋めてクスクス笑っているリンは、首から腕を外し、脇の下から腕を差し込んでその背中に腕を回し直しギューッとミニョに抱きついている。
「ふふ、こんな感じかしら」
ミニョもリンを抱きしめ返すと、その髪に頬を寄せて、体を揺らし、クスクス笑った。
「ふふ、そうだよー!」
「ふふ、じゃぁ、その時、リンが一生懸命泳いでくれなかったら、オンマやアッパとは、会えませんでしたね」
「ふふ、でもちゃんと会えたもん!!」
「そうですね!オンマの処に来てくれましたね・・・大事な大事な宝物」
「ふふふ」
「今日は、あなたの生まれた大事な日!」
生まれてきてくれてありがとうと囁くミニョに、ヘヘと恥ずかしそうに笑うリンは、大きな口を開けて欠伸をしている。
「アッパは、まだなのー!?」
「今日は・・・お仕事、長引きそうですね」
リンの顔を見つめ、もう寝ましょうねと言ったミニョにトロンとした目を向けたリンの頭はガクンと揺れて眠りに引き込まれはじめていた。

★★★★★☆☆☆★★★★★

ただいまと小さな声で、寝室の扉を開けたテギョンは、リンのベッドを覗き込んでいるミニョの背中に声をかけ、足音を忍ばせて近づいた。
「眠ったのか!?」
「ええ、待っていたんですけどね」
リンの傍らでその胸に手を当てて、一定のリズムを刻んでいたミニョは、テギョンの腕が肩に触れるとそっと立ち上がって、引き寄せられるままに胸に頬を寄せている。
「すまなかったな・・・器材の搬入で、調整がつかなかった」
「お仕事ですもの・・・それにコンサートの準備、大変でしょう」
「ああ、だが、今日だけは、空けたかったな」
残念そうに舌打をしたテギョンにクスッと笑ったミニョは、その腰に両腕を回した。
「そんな時もあります」
ああと頷いた腕に抱えられた封筒に腕が触れたミニョが、何ですかとテギョンに聞いている。
「こいつが欲しがってた譜面だ!俺とお前で一緒に作ったメロディーの楽譜」
「ふふ、喜びますね」
頷いたテギョンがリンの傍らに封筒をそっと置いた。
「星を見ているのが・・・好きな様ですよ」
「星!?」
「ええ、わたしと同じ・・・一番輝く星に惹かれてる」
「ふ、星は、月に惹かれてるけどな」
ミニョの肩を抱いたテギョンは、その額に口付けると悪かったなと呟き、片目を閉じたミニョは、擽ったそうにいいえと言いながら微笑んでいる。
「ふふ、月と星で、太陽を作ったみたいですね」
「大事な日だったのにな・・・」
悔しそうに呟くテギョンの横でええと頷くミニョは、ふふと笑いながら口を開いた。
「「生まれてきてくれてありがとう」」
まるでハーモニーの様に同時に同じ言葉を呟き、声が重なった事に顔を見合わせたふたりはどちらからともなく声を殺して微笑みあい、顔を見合わせている。
「この子をありがとうございます」
「天使を宿してくれてありがとう」
ミニョの腰を引き寄せたテギョンが、耳元で来年はちゃんと空けるからなと囁き、笑いながらテギョンの首に腕を回したミニョがはいと頷いた。
「愛してます」
「愛してる」
小さなベッドの傍ら、幸せな夫婦とスヤスヤ眠る天使の誕生日の夜だった。






にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村
★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★

最後まで読んでいただいてありがとうございます(*^▽^*)
いつも皆様に頂くばかり(^^;)・・ですねコマウォo(^▽^)o
こんなお話でしかお返しできないですが・・・しゅみましぇん(^^;)
楽しんで頂いたお礼だと思っていただいてます!ごちそうさまでしたぁ(^~^)