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loveYou're Beautiful❦Story it was based Korean drama "You're Beautiful" secondary creation.❧ Hope to see someday"You're Beautiful" of After that. Aliasすずらん──長い長い「物語」を続けております。貴方の癒しになれる一作品でもある事を願って。イジられキャラテギョンssi多(笑) 交差点second掲載中❦フォローしてね(^▽^) コメディ・ほのぼの路線を突っ走っています(*^▽^*)あまりシリアスは無いので、そちらがお好きな方は、『悪女』シリーズ等を気に入って頂けると嬉し。 『テギョンとミニョの子供・・・』という処からお話を始めオリキャラ満載でお届けしておりましたが、登場人物も交差し始め統一中。 長らくお付き合いいただいている方も初めましてな方もお好きな記事・作品等教えて頂けると嬉し(^v^) ご意見ご要望はこちら★すずらん★メッセージを送ってください。BM仕様限定のごくごく一部解除しました。 尚、当ブログ内の著作権は、管理者に帰属するものであり、転載・転用は固くお断り申しあげます。また画像等の著作権・肖像権は、発行元に帰属するものでありこちらも転載・転用は、ご遠慮願います。
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To You My Dear(23)

7月ですね~七夕近~そろそろ出さないと忘れそうだ~(≧▽≦)
リーーーンcomebaーーーーーーco(^▽^)o
 ★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★

「ヒョン!!どういうつもり?!?」
「お前こそ、どういうつもりだ!」
テギョン達が撮影に向かった背中を見つめたソンジュンが、言葉を発しながら振り返り、故意かと目を細め腕を組むユンギは、ソンジュンを睨みつけていた。
「悔しい気持ちも解るけどな!テギョンに当たるのは、筋違いだろ!」
「だって!」
「だってとかじゃ無い!お前が、余計な事をしないと約束したから、この話を承諾したんだ!!俺だって利益にならないなら降りるぞ!!」
いつでも温厚なユンギにしては、珍しく、厳しい顔を覗かせている。
「ちょっと待ってよ!!」
「待って欲しいのは、俺の方だ!!良いか良く聞け!テギョンを間違っても怒らせるな!お前の仕事を有利に勧めたいなら過剰なくらい気を使え!!こちらがスポンサーでもお前が思っている以上にファン・テギョンという男はミニョssiに関しては、厳しい人間だ!それにお前の会社は、前に問題を起しかけてる!権利を握ってるのは、あくまで彼女の夫!!ファン・テギョンだ!!」
首を傾けながら、怒りを露にし、きつい眼差しで、睨み続けるユンギにソンジュンが、軽く溜息を吐き出し、悪かったと言った。
「顔を洗うんだな!!お前は今、自分の欲に動いて良い時じゃない!!」
「相変わらず、厳しいね」
ユンギの顔を見たソンジュンに口の端だけで笑うユンギは、お前も二代目だろと言いながらその肩を叩いている。
「出来ないなら社長なんか辞めろ」
「怖いねー」
足元から聞こえた声にギョッとしたユンギは、丸くなって地面に悪戯をしている三人を見止めると、いつからと呟いた。
「怖いけどそう見えないってのが、怖いとこらしいぜ」
「ふーん、でもそれくらいじゃないと社長なんて出来ないって言ってました」
誰がと声を揃えてユソンを見るリンとジュンシンにユソンが笑ってハラボジと答え、納得顔で頷いたふたりは、眩しそうに上を見上げた。
「スペードも片手間じゃないんだって」
「何でテレビとか出ないのかなぁ」
「ぷらいどだろ!」
「お前達・・・いつからそこに・・・」
ユソン、リン、ジュンシンと言葉を発した順番を追いかけて下を見たユンギが、困ったような顔をして、その顔を見たリンが、立ち上がってソンジュンに向って笑顔で指を向けている。
「オンマに何かするの~!?」
「いつの間に・・・」
ソンジュンが、リンを見て、驚いていた。
「ユンギヒョンも一緒!?」
「違うよ!ミニョssiはさ、まだボランティアを続けてるだろ!」
ユンギを見上げたリンにいつもの表情で応えたユンギは、頭に手を乗せ、撫でていて、それに少し照れた様にリンが笑いユンギの手を握っている。
「教会に寄付とかしてるぅ」
「ああ、それをもう少し手広くやって欲しいと思っててさ!俺もその関係は、多少やらせて貰ってるけど・・・」
ユンギの手を引っ張って、じゃれ付くように遊ぶリンにふふと笑いながら、体を回転させ、一緒に遊びながら答えたユンギにジュンシンも腰にくっついて遊び始め、ユソンも立ち上がった。
「俺の会社の方が、もう少し手広くやってるんだよ」
一回り、二回りと回転して子供と遊んでいるユンギを見たソンジュンは、溜息をついて首を振り、リンに説明をしながら腕を組んでいる。
「ふーん・・・でもアッパが、怒ったらそれ出来ないよねー」
「だから、今、こいつを叱ってたの!」
ピタっと止ったユンギに振り回される様に止ったリンが、軽く息を吐き出しながら笑った。
「テギョンは、ミニョssiが、何より大事だろ!」
「うん!特別っ!!」
膝を曲げてリンの顔を覗き込み、ねっとウインクしてみせるユンギは、腰にくっ付いているジュンシンの手をとって、腰から離れさせ、それに不満そうな顔をしたジュンシンは終わりかよ~と言ってリンと楽しかったねと手を取り合って向かい合っている。
「そ、だから、こいつに怒らせるなって叱ってたのさ」
ソンジュンを見たユンギが、ふふと笑うと、後ろからのーんびりした声が聞こえ、ユンギとソンジュンが振り返り、三人も手を繋いで笑顔で振り返った。
「ヘー、ミニョに振られたのか~」
いつから話を聞いていたのかと思わせる様な一言で、ユンギ達の後ろに立ったミナムが、にやにや笑っていて、シヌとジェルミも並んで立っている。
「やぁ、こんにちは」
「どもっ!」
「こんにちは」
「どうも・・・」
「お揃いなんだね」
ユンギがシヌと握手を交わして、ミニョとテギョンの撮影を見つめるA.N.Jellに声をかけ、他の仕事はと尋ねると終ったと急いで終らせて来た様な表情をしたジェルミとミナムにクスッと笑った。
「ミニョの復帰だからね」
「やっぱり見たいよね」
「失敗しないか心配・・・」
三人三様にテギョンの袖を掴んで歩くミニョを見つめている。
「オンマは、しないもん!!」
ミナムに向って走り寄ったたリンが、その腰に腕を回して抱き上げろと腕を伸ばすが、嫌そうな顔をしたミナムは、渋々抱き上げている。
「でも、ヒョンと一緒ってずるいよね~」
ミナムに抱き上げられたリンの顔を突きながらジェルミが、ポツリと言うとシヌが笑って振り返った。
「そうか」
「前と同じじゃん」
ミナムが、何度も重そうに抱え直して降りろと言うが、笑っているリンは、大丈夫と返している。
「前って・・・引退する前!?」
「デビューからずっーーーと・・・ヒョンが、仕事決めてた」
ユンギの質問にミナムが答え、その顔を見たジェルミが、ミナムも決めてたよねと言った。
「あれはヒョンが、あんまり俺の事を蚊帳の外にするから!」
「それにしても綺麗だな」
不満そうに見つめ合うミナムとジェルミの会話に遠くを見つめているシヌが、ポソリと感想をもらすと、皆が一斉にそちらを向いて、ピーチパラソルの下で手を繋いだまま会話をし、メイクを直されているテギョンとミニョを見つめている。
「うん、すごく良いね!イメージ通りだ」
「いつまでもあどけないミニョじゃないんだな」
「何何・・・ジェラシー」
「それは感じるよね~ヒョンの隣だし~」
「あの顔を見る度に思うよな」
「だけど、あれが一番良い顔だよな」
「うん!あの顔が好きだよ」
「俺も!」
「僕もー」
「「俺もー」」
「僕も好きだな!」
「なんだよ!ここってミニョのファンばっかり!?」
「そうだね」
「可愛いよな・・・ああ、なんでヒョンなんだーーー」
いまさらとクスクス笑うミナムに照れるジェルミも笑っている。
「アッパは、かっこいいもん!!!」
「「「「「・・・・・・・・・」」」」」
リンの一言になぜか一瞬固まった面々は、一斉に静まり返った。
「何で黙るのー!!!」
静まり返った事に不満そうに唇を突き出したリンが、ミナムの腕から降りると走って皆の前に立ち睨む様に指を向けて左右を見回している。
「カッコいいけど・・・俺様・・・」
「じこちゅー」
「どくさいしゃ・・・」
「潔癖症・・・」
「変態・・・」
「ミニョ以外興味なし・・・」
「天才・・・」
「星かぁ・・・」
それぞれの口から感想とも評価とも悪口とも受け取れる言葉が次々発せられ、それぞれに互いの一言に顔を見合わせ笑いあっていて、その場に大きな笑いと笑顔が零れていた。
「みんな、へーーーん」
ひとり不満に頬を膨らませるリンは、くるっと後ろを向いて、腕を組み、尖らせた唇で、アッパはカッコいいもんと呟いている。
「皆、ふたりが大好きなんだよ」
「ふーん」
リンの様子にシヌが、背中からリンを抱き上げ、その腕に乗せて撮影の再開されたテギョンとミニョを見つめているのだった。




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