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loveYou're Beautiful❦Story it was based Korean drama "You're Beautiful" secondary creation.❧ Hope to see someday"You're Beautiful" of After that. Aliasすずらん──長い長い「物語」を続けております。貴方の癒しになれる一作品でもある事を願って。イジられキャラテギョンssi多(笑) 交差点second掲載中❦フォローしてね(^▽^) コメディ・ほのぼの路線を突っ走っています(*^▽^*)あまりシリアスは無いので、そちらがお好きな方は、『悪女』シリーズ等を気に入って頂けると嬉し。 『テギョンとミニョの子供・・・』という処からお話を始めオリキャラ満載でお届けしておりましたが、登場人物も交差し始め統一中。 長らくお付き合いいただいている方も初めましてな方もお好きな記事・作品等教えて頂けると嬉し(^v^) ご意見ご要望はこちら★すずらん★メッセージを送ってください。BM仕様限定のごくごく一部解除しました。 尚、当ブログ内の著作権は、管理者に帰属するものであり、転載・転用は固くお断り申しあげます。また画像等の著作権・肖像権は、発行元に帰属するものでありこちらも転載・転用は、ご遠慮願います。
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To You My Dear(1)

ミニョの復帰後初仕事決まり~
★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★

よろぶん あ~んにょ~ん♪雨雷☂☈台風🌀みたいな風も吹いてて凄まじかったですねー!
この前の竜巻といい・・・不安定らしい・・・自然には勝てないけど・・・
充分気をつけましょうー(`・ω・´)ゞ昨日も雨に負けて帰宅は濡~れねずみ~でしたo(TωT )
さて、『リンのバンドとミニョのお仕事復帰』~気儘に続編っぽい新作ですが、ヨロヨロ寄り道ばっかりしてるので、途中で、どっかに追突~なんて事も(いつものことだったりして(笑))
ありえますが、楽しんで頂けたら嬉しいです!ご訪問ありがとうございますo(^▽^)o201205

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♫ だ・か・ら 零れ落ちた 涙~の 数だけ 溢れ~る お~も~い~~を
  言葉~に で~きな~くて~ ♬

「ちっがう・・なぁ・・・抑えすぎな気がするなぁ」
額に指を掛けて頭を振っているテギョンは、表現したいものと違うともう何度もミニョに駄目を言い、その度に歌い方を変えてみるミニョは、それでも不満を言う事もなく続けていた。
「悲しそうですか・・・」
貰った譜面の赤く引かれたラインに視線を落とし、音符を追いかけリズムを刻むミニョは、鼻歌を歌いながら小首を傾げ、オッパが歌って下さいと言って、ミニョの言葉に何で俺がと不満そうに唇を突き出したテギョンは、瞳と共に数回左右に動かして小さな溜息を付いた。
「そう、だよな・・・そもそもお前の行動を見て作った歌だからな」
「行動って・・・なんです」
不思議な顔をして椅子に座るテギョンを見たミニョは、ピアノの上に両手を乗せるとベタッと天蓋に寝そべるように上半身を曲げている。
「プロ根性なのか、頑固だからなのか、不可解なんだよな」
やっぱり頑固かと呟いて、立ち上がったテギョンは、飾り棚の引き出しから一枚の紙を取ってミニョの前に突き出すと受け取ったミニョが寝そべったまま伸びた手の先を見つめ、ミニョと向かい合わせに立つテギョンは、同じ天蓋にやはり上半身を倒す様にしながら顔を左右に動かすとミニョの顔を間近に覗き込んだ。
「何ですぅ!?」
「いや、化粧品のCMだからな・・・お前、割とケアはしっかりしてるんだな」
「どっ、どういう意味ですか!」
バッと勢い良く起き上がったミニョは、頬を両手で包み込むと恨めしそうにテギョンを見つめ、不満たーっぷりに頬を膨らませている。
「いや、もう、若く無いなと思っただけだ」
高らかにあはははと笑って、椅子に座り直したテギョンは、ミニョの膨れた頬に満足そうな笑顔を零し、鍵盤を叩くとCMの為の曲を奏で始め、上目遣いでミニョを見つめながら歌い始めた。
「オッッパ~!!!」
ミニョの怒りとも言える様な高い声が響くと拳を握ってテギョンを見ているミニョが、貰った紙とテギョンの顔を交互に見て、唇に人差し指を当てると首を傾げている。
「リンが、生まれた頃に比べたら、やっぱりなぁ・・・肌の艶というか・・・」
歌うのを止めたテギョンは、それでも鍵盤を叩いて曲を奏でながらミニョをジーッと見ていて、見つめられる行為に頬を染めていくミニョは、不満というよりも照れが見え隠れして、頬を包み込んだ両手を首の方へ少しづつずらすとくるっと後ろを向いた。
「オッパのパ~ボ~!!!」
テギョンに背中を向けたミニョが、叫ぶように少し大きな声を出すと後ろから不思議そうにミニョを呼ぶ声が掛けられ、扉がゆっくり開き、首を傾げてきょとんとしたリンが、リビングのピアノに座るテギョンとミニョを交互に見つめている。
「リ~ン!アッパが、オンマに綺麗じゃないって言うんです~」
起き抜けの目を擦ってパジャマのままのリンが、リビングの扉に立ち、近寄っていくミニョが、膝を折っておはようというとおはようと挨拶をして開いた目をゆっくりテギョンに向け、ミニョの肩に腕を回して軽く睨みつけている。
「いつも綺麗だもん」
朝の早い時間でいつもの調子が出ていないリンは、寝ぼけた顔のままテギョンを見ていて、おはようと言ったテギョンに瞳を閉じながら、おぁようと頷き、欠伸を噛み殺して、ミニョの肩にペトッと頭をつけた。
「お前は、一番良い時を知らないからな!」
「知らなくても良いもーん!オンマは今!綺麗なんらから!」
横を向いて片手を譜面台に乗せ、ミニョとリンを見ているテギョンは、クスクス笑っていて、リンは、ミニョの肩に顎を乗せながら眠ーいと言っている。
「ふーん・・・好いものみせてやろうか」
目が覚めるかもなと笑いながら立ち上がったテギョンは、天蓋に置かれていた譜面の束を持ち上げるとそこから少し小さめの紙を取り出した。
「好いもの!?」
「お前も知らないミニョのサヂン(写真)だ!」
テギョンが、それを腹の辺りに翳してミニョとリンの前に出すと見たーいと言ったリンの目が開き、ミニョの肩に手を残して体を半分回したが、ミニョの腕が腰に回っていて、前には出れず、首を傾げている。
「オッパ!」
前に出ようとするリンの腰に軽く手を添えているミニョが、テギョンを見上げてまた頬を膨らませた。
「ファン・テギョンssi~i」
「何だよ!良いだろ!別に親子なんだから」
「うわぁ、オンマ可愛い~」
リンの手に写真を渡しながら、受け取ったリンの嬉しそうな顔に笑顔を零し、テギョンは、膨れているミニョを見ている。
「そうだろ!そのオドオドしてる感じがまた、初々しくて好いんだよな」
嬉しそうに両手の中の写真を見ているリンにミニョを見つめながらニヤニヤしているテギョンは、立ち上がったミニョの腕を引いて肩を抱いた。
「へたくそって言ったじゃないですか」
「下手だっただろ」
ぷくぷく膨れていくミニョは、ふんと顔を逸らしてテギョンの腕を肩から外すとどこかに行こうとしていてその腕を慌てて掴んだテギョンは、強引に引き寄せるとミニョの後ろから腕を回してその胸の中に閉じ込めている。
「怒るなよ・・・愛してる」
「そんな言葉に誤魔化されません!オッパは、本当は反対なんでしょ!」
ぷんぷんと怒っているミニョにテギョンはきょとんとしていて、後ろからその顔を覗き込んだ。
「何のことだ」
「わたしが復帰する事です!」
「はぁ!?」
「反対だから・・・意地悪ばかり言うのです」
泣き出しそうな情け無い顔をしたミニョに慌てるテギョンは、回している腕に力を入れると馬鹿だろお前と言ってその頬にキスをしている。
「反対だったらこんな仕事請けてくるわけないだろ」
「だって・・・」
ミニョのだってに、溜息を零したテギョンは、肩を掴んでくるっと正面で向き合うとミニョの頬を両手で包んだ。
「お前なぁ・・・もしかして忘れてるのか」
「何れすか!?」
まるで、リンと遊ぶようにミニョの頬を潰して笑っているテギョンにされるがままのミニョは、その瞳をジッと見ているが、ぷっと吹き出すように笑ったテギョンは、頭を振ると、ミニョの頬を離し、リンの手を取って、着換えさせて来ると笑いながらクローゼットに行ってしまったのだった。



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