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loveYou're Beautiful❦Story it was based Korean drama "You're Beautiful" secondary creation.❧ Hope to see someday"You're Beautiful" of After that. Aliasすずらん──長い長い「物語」を続けております。貴方の癒しになれる一作品でもある事を願って。イジられキャラテギョンssi多(笑) 交差点second掲載中❦フォローしてね(^▽^) コメディ・ほのぼの路線を突っ走っています(*^▽^*)あまりシリアスは無いので、そちらがお好きな方は、『悪女』シリーズ等を気に入って頂けると嬉し。 『テギョンとミニョの子供・・・』という処からお話を始めオリキャラ満載でお届けしておりましたが、登場人物も交差し始め統一中。 長らくお付き合いいただいている方も初めましてな方もお好きな記事・作品等教えて頂けると嬉し(^v^) ご意見ご要望はこちら★すずらん★メッセージを送ってください。BM仕様限定のごくごく一部解除しました。 尚、当ブログ内の著作権は、管理者に帰属するものであり、転載・転用は固くお断り申しあげます。また画像等の著作権・肖像権は、発行元に帰属するものでありこちらも転載・転用は、ご遠慮願います。
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fourexample,thistime the middle of a dream.(4)


テギョンが眠っていたのは、N.Yにあるギョンセの自宅の書斎で、A.N.entertainmentに入る少し前まで、時偶(ときたま)訪れていたギョンセの拠点の一つで、仕事に託けて世界中あちこち飛び回り、放って置かれるテギョンにとっては、大半はホテル暮らしで、どこも居心地の良い場所には、程遠かったが、ここは一公演中(あた)りの滞在期間が長かったギョンセが、当時、家として購入し、他よりも落ち着く場所で、それは、この家にピアノが設置された事も一つの要因だったが、この書斎と自分のものとして与えられていた部屋を好き勝手に改装していた事も気持ちを楽にさせていた。
「俺の本棚を開けたんですか!?」
尖らせた唇と不機嫌な低音で、リンの見入っているアルバムのページを捲る仕種が目に入ると顔を顰め、片目を閉じては、髪に触れるを繰り返しているテギョンは、ミニョと笑いあっているギョンセに声を掛けた。
「ああ、あそこは宝の山だったよ」
以前、訪れた時も既に家族三人だったが、その時はそんな物を微塵も出してこなかったギョンセにテギョンが不思議な顔をして聞くと、最近開けたんだと答えが返り、譜面も見つけたぞと言われた事にテギョンの顔がますます渋くなっている。
「お前が昔作ってたものだろう!ギターも出てきたしな!」
目を瞑り額に手を当てて天井を見上げたテギョンは、大きな溜息を付いた。
「それでか・・・」
夢の中の答えなのか、小さなリンが這いつくばって開いた小さな扉は、テギョンしか知らない筈の秘密のかくし扉でその中に譜面を隠している事など自分しか知らない筈なのにと思っていた様で、お前とリンの肩を掴んだ。
「お前が開けたのか!?」
「うん!前にハラボジと遊んでる時に見つけた~!」
振り向いて嬉しそうにテギョンを見上げるリンは、にこにこしながらまたアルバムに夢中になり、考え込んでいるテギョンは、夢の続きを思い出しているのか目を閉じている。
「リンがアッパを呼びに行った頃ですかね」
ミニョが、考え込むテギョンに声を掛け、ティーポットを持ち上げた。
「リンが!?」
「ええ、アッパが眠ってると言って、傍に寄っていきましたけど」
テギョンの前にカップを置いて、リンの為にジュースの入ったグラスを置いたミニョは、テギョンの膝で足を揺らしているリンに零さないでねと言い頷いたリンは、くるっと振り返っている。
「それで、僕の事引いたんだよ~」
「そうそう、暴れたのに起きないから、変ですねって」
抱きしめて眠っていたらしいリンにクスクス笑われているテギョンは、柔らかい髪に手を置いてくしゃっと撫でた。
「ああ、お前、不眠症治ったのか」
「不眠症・・・というか、そうですね、この家で、ぐっすり眠れる事は、無かったんですが・・・」
そう言ったテギョンは、ああ、でもあれかと言葉を濁しながら考え、それに首を傾げるミニョは、次の言葉を待つようにその顔をジッと見ている。
「いや、昨夜、酒と一緒に・・・」
口篭るテギョンにハッとしたミニョは、まさかと立ち上がった。
「アッパ!!一緒に飲んだのですか!」
ミニョのあまりの勢いにギョンセもリンも立ち上がったミニョを見つめ、テギョンは、バツが悪そうに片目を閉じている。
「一錠だけだ」
「一錠でも!飲まないって約束です!」
まして、お酒となんてと頬を膨らませ腰に手を当てるミニョに顔を覆い、座れと人差し指を下に向けたテギョンは、悪かったと素直に謝ったが、既にミニョの瞳は潤み、赤く血走っていて、それを見たリンが、アルバムをパタンと閉じるとアッパーと大きな声を出した。
「ああーもー!俺が、悪かったって!」
リンを膝から降ろしたテギョンは、立ち上がり、ミニョの傍らに膝を突いたが、見上げた顔の向こう側のギョンセが目に入ると軽く舌打をしてミニョの肩を抱き、そのまま廊下に出て行こうとしている。
「可愛い子を泣かせるもんじゃないね」
リンに腕を伸ばし、ミニョの居たスペースに座らせたギョンセが、背中越しに声をかけ、お茶を飲み始めたが、その言葉に聞こえない振りをしたテギョンは、唇を尖らせたまま、目元を擦っているミニョの手を引いて廊下に出て行くのだった。

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きゃーん(^^;)今回で終る予定だったのに・・・(^^;)
まさかの続き(  ゚ ▽ ゚ ;)笑っとこヽ(゜▽、゜)ノ後一回かな・・・甘くなるといいな・・・ふたりの世界❦
さてさて、お部屋に行ったら『オムライス』~置いてくれた方どなたでしょう~ごちそうさまですぅ!
『チャルモッッゴスムニダー!マシッッソスムニダー』この場を借りて御礼申し上げます(^^)/
いつもありがとうでーす!



『美味しかった』♪






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