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loveYou're Beautiful❦Story it was based Korean drama "You're Beautiful" secondary creation.❧ Hope to see someday"You're Beautiful" of After that. Aliasすずらん──長い長い「物語」を続けております。貴方の癒しになれる一作品でもある事を願って。イジられキャラテギョンssi多(笑) 交差点second掲載中❦フォローしてね(^▽^) コメディ・ほのぼの路線を突っ走っています(*^▽^*)あまりシリアスは無いので、そちらがお好きな方は、『悪女』シリーズ等を気に入って頂けると嬉し。 『テギョンとミニョの子供・・・』という処からお話を始めオリキャラ満載でお届けしておりましたが、登場人物も交差し始め統一中。 長らくお付き合いいただいている方も初めましてな方もお好きな記事・作品等教えて頂けると嬉し(^v^) ご意見ご要望はこちら★すずらん★メッセージを送ってください。BM仕様限定のごくごく一部解除しました。 尚、当ブログ内の著作権は、管理者に帰属するものであり、転載・転用は固くお断り申しあげます。また画像等の著作権・肖像権は、発行元に帰属するものでありこちらも転載・転用は、ご遠慮願います。
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ほわいと・ふぉーてぃーん・らぶ・そんぐ!?(4)


限定キャラだったのに、出しちゃったσ(^_^;)
まだ、ホワイトデー・・・ミアナムニダー(._.)妄想拡げすぎて出てきちゃったーわはは(;´ω`)
(`・ω・´)楽しんで頂けたら嬉しいっす!


★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★

「こんばんわ」
「こんばんわ」
「あんにょん」
「あんにょ はせよ」
すれ違う人々の挨拶に笑顔を返し、軽く会釈をしながら、甲板の上を歩いていたシヌとユナは、流れる風に身を任せながら、ゆったりと2人の時間を楽しんでいた。
ユンギの手持ちの船でのホワイトデーイベントとはいえ、芸能人同士で、恋人宣言もしていないことから警戒をしていない訳ではなかったが、その点は、同じ芸能界に関わるユンギだからなのか、準備はしているから遠慮なく来いと言っただけあって、警備もしっかりしていて、港までの間に二度ほど招待状を見せないと通れない様になっていて、万全が期されていた。
「それにしても、凄い警備ね」
ユナが、甲板から港を見下ろして呟いている。
「ああ、まさか、これ程とは思ってなかったけど」
「ユンギssiって、あの、イ・ユンギでしょ」
ユナが、経済誌で見たわとシヌを振り返り、シヌも頷いてそうだと言った。
ユンギの仕事関係者が集っている事もあり、中には、メディアを好まない人物や、芸能人も混ざっている事から警備が厳重な事が伺える。
「まさか、誘ってくれると思ってなかったのよ」
「そう」
「ええ、貴方は仕事だろうって、勝手に決め付けてた」
「そうだね、いつもなら仕事中かな」
潮風に身を任せて、風の流れ去る方向を見つめ、シヌが、そっとユナの肩に腕を回すと、微笑んだユナもそっとシヌに身を任せ、肩口に頭を寄せた。
「撮影所に迎えに来てくれるともね」
夕闇の迫る港の景色を見つめながら、遠くに光り始めた都会の明かりに視線を合わせ、風に揺れる髪を後ろに流したユナは、クスッと笑っている。
「なに!?」
シヌが、不思議な顔をしてユナを見た。
「いえ、紹介してくれるんだ! と思ったの」
ユナは、シヌの顔を見つめ、笑い続けていて、シヌは、ああと短く返事をすると、抱いていた肩を促して、甲板をまた歩き始めた。
「クリスマスに受け取って貰えたからね」
「これの事!?」
ユナが、左手をあげて、開いた指を翳してみせる。
「ああ、俺も」
シヌも同じ様に肩に乗せた手を見せた。
「あいつらには、恋人がいるとは、言ってあるけど、君だということは、ユ・ヘイしか知らないだろ」
「そうね」
「いい機会だし、紹介させてくれるよね」
「ふふ、喜んで」
並んで、そんな会話をしながら、冷たい風に船内に入ろうかとシヌが促すとそうねと返事をしたユナが、ふと、見下ろした港に見覚えのある集団を見つけて指を指している。
「ああ、あいつら、今、来たのか」
港に停められた数台のタクシーから降りてきた人物達を見つけたシヌが、そちらに向かって軽く手を振っている。
夕闇の中で、船を見上げて、シヌに気付いた面々も手を振り返すと次々とタラップを上がってきた。


「こんばんわ」
「あんにょん」
「なんで、いるのよ!」
ミナムの腕を取って、黒のスパンコールドレスに身を包んだユ・ヘイが、不思議な顔をしてユナを見つめていた。
「誘われたのよ」
ふふっと、笑顔を零すユナは、隣を見上げ、涼しい顔をしているシヌも僅かに微笑んで二人で笑顔を交わしている。
「もしかして、プロポーズ!?」
先走ったヘイの言葉に驚いたのはシヌで僅かに瞼を上げるとクスっと笑って、違うと否定した。
「お前達に紹介しようと思ってね」
タラップを上がってきたテギョン達家族と、ジェルミを見たシヌがそう言うとジェルミの連れがいない事に不思議な顔をしている。
「ジェルミは一人!?」
「うん!用事があって、帰国しちゃったんだ」
タキシードで決めたジェルミは、招待状を翳して返事をした。
「そうなのか!?お前の恋人も紹介してもらえると思ってたのに」
残念そうにシヌがそう言うと、ミアネと言ったジェルミが照れた様に俯いている。
「キム・ユナ、か」
テギョンが、シヌが紹介するよりも先に顔を見て名前を呼んだ。
「ああ、共演してからの付き合いなんだ」
「お前の恋人か」
「そうだよ」
「へー、ヌナだよね」
ジェルミが、手を差し出すと、その手に軽く触れたユナと握手を交わしている。
「そうよ」
「宜しく!」
「宜しくね」
ミナムとヘイは、既に顔見知りでもあり、ヘイが、ミナムに話をしていたから軽い会釈だけが交わされた。
「で、こっちが、コ・ミニョ!テギョンの最愛の人」
シヌが、ミニョに手を翳してユナを紹介すると、ミニョが笑顔で手を差し出し、ユナも笑顔で握手を交わしたが、テギョンは、シヌの言葉に唇を尖らせていて、シヌが、クスクス笑っている。
「本当の事だろ!」
「僕はー!?」
テギョンの足元で見上げていたリンが、四角い箱を持ちそれを額に乗せながらシヌを見ている。
「はは、この小さいのが、ファン・リンだよ!二人の子供」
「こんにちは!宜しくね」
「宜しくー!ヌナ、綺麗だねー」
ユナが、膝を折ってリンに握手を求めると、ユナの顔をジッと見たリンが、笑顔で賞賛を返し、それを横で聞いていたヘイの目が僅かに細められた。
「ちょっと!リン!どういうこと!わたしには、おばさんって言うくせに!」
「ヘイおばちゃん怖いんだもーん!」
「怖かったら余計、ヌナにしなさいよ!!」
「ミナムが反対するからダメー!!」
胸の前で大きくバツを作ってヘイを見上げているリンは、
ニンマリ笑っていて、その顔と言葉にヘイは、腕を絡ませているミナムの手の甲を軽く抓った様で、今度は、ミナムが顔を顰めている。
「いったいなー!ミニョの子供なんだからおばさんでも良いだろう!」
「煩いわね!あんたはもう少し女心を勉強しなさい!」
ヘイの言葉に一同が、笑い転げていると、ガタンと大きな音がして、今、上がってきたタラップが、外されていった。
「出航するのか」
テギョンが、夕闇に包まれ始めた紫の空を見つめている。
「お前達が最後だった様だな」
シヌも空を見上げると、同時に汽笛が鳴り響き、接岸していた船が徐々に港から離れ始めた。
「そうだな」
「船上パーティーか」
「ああ、ユンギの招待にしては、悪くないイベントだな」
「そうだな」
シヌが、テギョンに頷くと、リンと少し屈み込んだシヌが、お前の友達もいたぞと言っている。
「ソンベも来てるのか!?」
「ああ、ご夫妻でいらっしゃってた!ユソンも一緒にね」
「そうか」
「子供も結構いたから、子連れで参加してる人も多いんだろう」
「どうせ、ユンギの教室の関係者だろ!」
「そうだろうな!お前達みたいな芸能人の子供もいたし」
テギョンとシヌが、そんな会話をしながら、それぞれのパートナーを促して船内を目指して行き、それぞれのホワイトデーに向けて、一歩足を出すのだった。

★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★

イベント企画だけど続きまーす!
最後まで読んで頂いてありがとうございました(^^)/